迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

エクウステーション 2009年7月5日号

競馬ファンの皆様、こんばんは。通常ですと来週の日曜更新なのですが、今月は“GQ達の夏祭りw”という事で、毎週土曜のこの時間は、俺、シンがお届けする“エクウステーション”にお付き合いください。
まずは、先週の宝塚記念(G1)の結果からお伝えします。暑いぐらいの好天に恵まれた阪神競馬場を駆け抜けたのは、やはり春天3着からの挑戦となったドリームジャーニー。実に2年7ヶ月振りのG1は、春のグランプリでした。コスモバルクが逃げる展開で前半1,000mを59秒で通過、最後の直線でサクラメガワンダーを交わし、先頭に立とうとしたディープスカイを外から一気に抜き去り、粘ったサクラメガワンダーに1馬身3/4の差をつけて快勝。競り負けたディープスカイはクビ差の3着に敗れました。払戻金ですが
単勝 9番710円
複勝 9番 160円、8番 180円、11番 110円
枠連 5-6 1,080円
馬連 8-9 2,630円
馬単 9-8 5,310円
ワイド 8-9 560円、9-11 210円、8-11 230円
3連復 8-9-11 720円
3連単 9-8-11 10,630円
となっております。なお、結果・払戻金につきましては、必ず主催者発表のものと照らし合わせの上、ご確認ください。
また、先週は大変な記録が樹立されました。土曜日の阪神競馬第4Rの新馬戦で、武豊騎手が記念すべき阪神競馬場通算1,000勝を達成しました。阪神競馬場での1,000勝の記録はこれが史上初で、武豊騎手は去年5月10日に、史上初の京都競馬場通算1,000勝も達成しています。6月28日終了現在で通算成績が3,229勝、今年のリーディングは前半が去年秋に負った右腕の骨折による影響で出遅れた事もあり61勝と伸び悩んでますが、現在トップの内田博幸騎手に8勝差と迫っています。ちなみに中央競馬において、二つの競馬場でそれぞれ通算1,000勝という記録は、東京と中山で、岡部幸雄騎手が達成しているため、これが二人目の記録となります。

次は訃報です。先月22日、去年のリーディグサイアーに輝いたアグネスタキオンが、急性心不全で死亡しました。前日には牧場見学ツアーに訪れたファンの前で元気な姿を披露し、亡くなる直前も異常はなかったとの事です。サンデーサイレンスの後継種牡馬の一頭に数えられていただけに、また、母系もクラシック戦線で活躍していた事もあって、皐月賞を征し、その後屈腱炎で引退。種牡馬としても桜花賞ダイワスカーレットやダービー馬ディープスカイを輩出した事もあり、人気が高く期待されていただけに、あまりにも早い天国への旅立ちは、競馬界全体に衝撃が走りました。また、24日には、財団法人軽種馬調教センターで功労馬として繋養されていたイブキマイカグラも、急性心不全で死亡しました。
もうひとつ、メジロアサマトウショウボーイを輩出した名伯楽、保田隆芳元・調教師が、病気のため7月1日に逝去されました。享年89。1920年生まれで、騎手時代はハクチカラでダービーを制し、また、アメリカ遠征時に習得した“モンキースタイル”を日本に取り入れ、調教師に転向してからは上記の2頭を代表に、いくつもの名馬を作り上げました。その功績から、1995年に勲四等瑞宝章を授章、2004年には“競馬の殿堂”の調教師・騎手顕彰者に選出されました。謹んでご冥福をお祈りします。
今週は以上です。担当は俺、シンでした。