迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

“週刊”ヒデボー通信 2009年7月5日号

どうも、こんばんは、ヒデボーです。今月は毎週日曜日のこの時間は、ボクのコーナーとして使わせてもらう事になりました。(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ そのため、今月だけは“月刊”ではなく“週刊”と表記させてもらいます。どうぞよろしく。
という訳で、今週は通常の更新と同じ内容で話を進めさせてもらいます。いよいよ、世間では衆議院選の話で右往左往してる様ですね。ボクの場合は既に関係ない話ですが…でも、マスターに言わせれば、この国の不幸は、自分達の意志で国を運営できない程、政治家も有権者も情報に流されている事だとか。言われてみれば、そうかもしれません。けど、それは決して、マスコミだけの問題ではない様な気もします。マスターには申し訳ないけど、どんなに情報が氾濫していても、そこに触れない限りは、何も知り得る事はできないと思うからです。でも、確かに、多くの情報を取捨選択できる程の余裕も、知恵もないですから、惑わされるのは仕方がないのかもしれません。

でもボクは、マスコミ関係者だったからとか、アナウンサーという仕事をやってたからといって、それを言い訳にしたくありません。むしろ、真実を伝えようと思っても、それを聴いてくれる人、信じてくれる人がいなければ、切り捨てられるという事実がある以上、虚しさすら感じる事があるのです。マスターがこうやってBlogを更新してても、実際に記事を読んでくれる人は、たぶん皆無だと思います。でも、マスターは、“誰が読んでなくても、自分の思いを書き綴ってるだけだから、それで良いんだよ。”と話しています。だとすれば、本当に読んでくれてる人には、ボク自身も誇りを持って“ありがとう”って言いたいです。信じてくれる人がいなくても、バカにして笑い飛ばす人がいても、それはそれで良い…ただ、このBlogにアダルトサイトの広告を貼付ける不当な輩は、本当に腹がたちますね。おそらく、そういうスパムロボットのプログラムで、無作為にやってるんでしょうけど、そういう事をやる業者がいるモノだから、インターネットの世界も息苦しくなるのではないでしょうか。
それともうひとつ。昨日桜井市の駅で、同級生を刺し殺した高校生のニュースがありましたが、その記事を読んで思った事は、教育者が、あるいは親族が、“忙しい”事を理由にして、一緒に“傷付くこと”を学ぶ事を拒否したのではないでしょうか。子育てをテレビやゲームといった“便利グッズ”に任せきりにして、自分達のてで育む事を拒んだ結果、学力はあるけど“人間性”に問題アリな状態になった…そんな気がするんです。本当の“ゆとり教育”って、なんなのでしょう?ボクが思うには、やはり“子育てのために、大人が犠牲になる”事も必要なのではないでしょうか。大人になれば、確かに色々と自由になりますが、それはあくまで“子供だった時”と比べての話であって、本当は“子供の時”程自由じゃないと思うんです。なぜなら、社会的責任を背負い、家庭を築き、家族を養う事が“大人の仕事”の大前提じゃないですか。少なからずとも、ボクより年の入った先輩方の世代なら、子供時代に誰しもが経験した事だろうと思うんです。でも、ボクぐらい以降の世代には、既に家庭に1台はテレビがあって、核家族の場合だと、親がいない時間は、家での留守番の定番でした。それが良くないとは言いませんが、休みの日に一緒に遊んでくれなかった事が、どれだけ子供心に傷が付いたか…それ故に、何となく被害者だけじゃなく、加害者も気の毒だと思うんです。ゲームばかりで現実を知らないがばかりに、取り返しのつかない過ちを犯した…時が経っても被害者遺族も、そして加害者本人も“消せない”…否、“消してはいけない”記憶です。本当の意味で恨むなら、自分達一人ひとりが“もっと人間らしく生きること”の大切さに気付く事だったのではないでしょうか。確かに、ゲームは楽しいです。でも、それはひと時の“空想”であって、それが日常化してはいけないのです。生身の温もりを知ってるなら、その痛みも知っていなくてはいけない。自殺した者が言うのはなんですが、大切なモノはいつも、失ってから気付くものです。ボクの場合は、たまたまマスターと波長が合って、Blogの書き込みができますが、本来なら言いたい事すら言えない立場です。死んでしまったら、直接本人に謝る事も、殴り合う事もできません。どんなに笑顔で応えたくても、それを表現する“肉体”もありません。だから、今を生きるためにも、自分自身が感じた五感すべてを大事にして欲しいのです。
ちょっと湿っぽい話になりましたね。でも、ボク自身、こういう立場だから、どうしても悔しくて仕方がないんです。もっと、人間らしく生きられたなら…今となっては、後悔ばかりです。
では、今週はこの辺で失礼します。