さて、都議選も終わった訳だが…

マーティ(以下テ):さて、今日は…おや、キミとはコンビ組むのって去年のアレ以来じゃないかな？
シン(以下シ):言われてみれば…そうですねw
テ:とりあえず、今日の話題は、今後の政局に影響が出るともされている都議選の結果について、どう感じたかという事なんだけど、シンちゃんはどう思ってる。
シ:民主党の圧勝…と言っても、公明党が毎度の如く全員当選してますし…確かに自民党だけで見れば“与党大敗”なのはわかります。
テ:そうだね。でも、これで東京都の政策は、実質は石原都知事に振り回されっぱなしの状態なんだけど、最低４年間はコレでいかないとダメな訳だし、リコール請求ができるといっても、具体的な案件がないと却下されるから、不満があっても“自分達の意見”として受け入れないといけない。
シ:そこですよね。本当に民意を受け止めて政治をしてくれるなら、どこの政党でも政権運営をやってくれても良いんですが、中途半端な事しかできない様では、折角投じた一票も無駄になってしまいますよね。
テ:そうそう。でも、もっと危惧しないといけないのが、投票率。今回は54.49%と高かった様だけど、それでも半数近くが棄権してる。
シ:つまり、どんなにマスコミが騒いでも、頑に行かなかった人がいるってことですね。
テ:政治家に期待する事がないから、あるいは、期待した通りの政治を行ってくれる政治家がいない…様々な理由はあるだろうけど、はっきりとしているのは、政治不信の最大の敵は、政党や政治家自身の問題という認識だろうね。

シ:特によくある有権者の声に、“創価学会がウザイ”ってのがあるけど？
テ:ああ、それは、選挙の度に電話をしたり訪問するからという事だろうけど、肝心なのは“宗教団体が政党を持つ事がおかしい”という認識が、未だにまかり通ってるという事だね。
シ:そういえば、共産党系の新聞に、自分達の選挙活動を妨害したのは、学会員だと報じる記事があったんだけど、実際はどうなんだろう？
テ:現場にいた訳じゃないし、実際の記事を詳しく読んだ訳じゃないけど、少なからずとも、それはデマに近いと思うな。第一、ヤジを言ったりするだけで選挙違反であるなら、他の政党でも同じ様な妨害を喰らってる訳であって、共産党が狙い撃ちされたとは思えないね。まして、公明党支持者が…という行がある以上、そうする事で公明党への信用を落とす、動揺作戦と考えるのがスジだと思うよ。
シ:あ、そうか。自民党支持者が民主党候補に悪口言うのも、その逆に民主党支持者が自民党候補にヤジ言うのも、結局は言い分として“イーブン”ってことですねw
テ:誰が、上手い事言えと…w
シ:冗談はともかく、候補者の意見も聞かずに罵り合うのも常識外れですし、まして事実と異なる記事を書いてる時点で、報道機関としては最低ですね。
テ:この記事そのものは、機関紙だからそこらへんはアレだけど、重要な事を伝えてない様な新聞なんて、キャンプファイアーの火種にもならないね。
シ:まだ、競馬新聞の方が遥かに役に立つって事でしょうか。
テ:シンちゃん、それはそれで、どうかと思うけど…。
シ:あれ？