迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

やりたくないなら辞職しろw

衆院選で大敗を喫し、下野した自民党。その総裁選が“候補者不在”という事態に陥っている。無理もない、現時点で総裁になったとしても、総理大臣になれないどころか、野党として次の参院選を戦わなければいけないモンだから、責任重大。まして“民主革命”真っ直中での“負け戦”など、中の人らはやりたくないのが心情だ。だが、こういう時こそ自ら進んで舵を切ろうという猛者でなければ、万年野党どころか、混乱する政界で埋没する危険性もある。そう、今が“試される時”なのだ。

それは何も、自民党公明党だけの話じゃない。すべてにおいて言えた話だ。真の意味での“負け組”とは、こういったピンチの時に、笑って立ち向かう度胸の持ち主じゃない者を指す。つまり、絶望に打ちひしがれ、責任を擦り付け合ってる様な態度は、みっともないを通り超えて滑稽である。故に、笑える立場のモンにとってはその姿は、まさに“断末魔”という事だ。
でも、こういう時に苦労し、命を懸けて体勢の立て直しに奔走する者こそ、後々役職などに関係無く、多くの人々から尊敬され、そして反撃の狼煙を上げられる立場となる。強きリーダーとは即ち、こういった場面でこそ“俺がやる!!”と立ち上がれるモンである。どの度胸がないクセに、“首相になれないなら総裁になりたくない”などと抜かすボケは、たとえ党内の立て直しができて、次の衆院選で“政権奪還”出来たとしても、国を任せる事などできない。
つまり、こういう時こそ“情報処理の早さ”がモノをいうのだ。逆に言えば、責任問題を問うなら、それは党全体の“責任”であり、党幹部だけの話じゃない。むしろ、みんなが各々の思惑だけで役員人事を決めたり、足の引っ張り合いをやっているから、有権者に見透かされ、マスコミに好き勝手書かれるのである。以前にもチルトが言ってたが、“勝てる”と践んで選挙に臨むから態度が横柄になり、それがクセになると印象が悪くなる。そこへ、アンチが喜ぶ様な“燃料投下”する様な行為(ストーカー行為等)をやってるバカを、自分達で取り締まらないモンだから、余計に不信感を与えてしまうのだ。
コレだけは言える、本当の“負け組”とは、即ち、“その他大勢”というポジションを望む割に、自分が優位だと知った途端に先頭に立ちたがるバカを指す。だが、それを見抜けずに構っている者も、結局は“負け組”なのだ。もっとも、皮肉な話をすれば、今回の結果は“あの日に帰りたい”という団塊世代の我侭が生み出した“茶番劇”である事に、今更になって気付いた有権者が多いという事だろうか。