迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

私財を投げ出さない、臆病者な政治家へ…

民主党政権になって、一番わかる事は、所詮コイツらも旧来の自民党と同じだってことだ。つまり、明治政府の連中と違って、私財を肥やす事や、地元の有権者や支持者に“エエ顔”はするが、身銭を切ったり自分を犠牲にできる程の度胸も何もないという事だ。TVでやってたネタだが、大久保利通は日本の将来と内乱等で財政難な状況を打破する為に、自分の資産を抛って、親族や知人に借金までして国家の財源を賄った。西郷隆盛は、勤王の志士として戦った、多くの薩摩藩士達の怒りを鎮める為、そして、一部の腐敗堕落した他の役人達に対して戒める為に、西南戦争を起こした。つまり、本当に救済せねばならない民の為に、自らの命を“生まれ変わる日本”のために差し出した…本来、為政者が“為政者”である為に示すべき態度は、こういう姿じゃなかろうか。相対して、彼等を尊敬してるハズの政治家はごまんといるが、こういう度胸のあるヤツは、オイラ的に、未だに見た事はない。

逆を言えば、そういう覚悟もないクセに大見得を切った以上、その責任は、キチンと果たさねばならない。それは時として、自分の政治家生命を絶たなければ果たせないかもしれない。だが、それだけの事をやろうとしてるからには、まずは自分自身が国民に対して“見本”を見せるべきではないか。現に昭和天皇は生前、その身を以て戦争責任を取ろうとした。その心意気を欧米の諸国は呑んで、敢えて国際裁判にかけなかった。(実際、戦争へのGOサインを出したのは、天皇ではなく当時の軍事政権であるという事と、天皇を戦争責任で“処刑”するという事は、国民全員が“同伴”と称して自害しかねなかったという事もあってなんだが…)そして、その“謝罪の旅”は、現在の天皇にも引き継がれた、重要な“責務”である。だからこそ、皇族に対して日本人は、(一部のバカを除いて)敬意を示す。それが国民として…否、日本人という“民族”の誇りだからこその話だ。
それを嫌って、好き勝手を抜かしたのが、現在の日教組であると同時に、かつてしょうもない理由(学費の値上げ等)で学生運動をやって、粋がっていた連中である。そしてその一部が、今の政治を牛耳っているから、都合が悪いと国民のせいにしたがる。まして、都合良く薬物問題で逮捕された芸能人の報道を、大々的にやってるマスコミは、まさしくその“手先”と揶揄されても、文句が言えない立場だ。というのも、権限を持ってる連中自身、そういう過去を経験してるバカばっかりだからだ。
目先の…否、自分自身“のみ”の幸福の為に、他者を傷付ける連中に限って、自分が傷付く事を極端に嫌う。“弱肉強食”とは言うが、専門的知識を有する人程他者をバカにする反面、自分の不得手な事が露呈する事を嫌う。それだけ、実際は“弱虫”なのだ。故人献金で私腹を肥やそうとも、詐欺紛いで企業から大金をせしめようと、そんなのは大いに結構。だが、その財産をすべて、国庫に納めるというならの話だ。
本当に“尊い者”とは、自分以上に幸せになって欲しいにとの為に犠牲になれる度胸と、他者から敬われる事を望まない姿勢…つまり謙虚な態度を取る事ができる人の事である。嫉妬した所で、自分自身の持てる才能を、精進して極める事ができなければ、余計に惨めであり哀れである。ただ、個人的な理由で権限を使ってまで迫害をしたならば、いずれ亡国の咎を受ける事になる。ま、その時には目も当てられない程、日本は惨めな姿になってるとは思うが…w