…やりおったか。

料金トラブルから大阪・ミナミの飲食店店長に暴行を加え、骨折させたとして、大阪府警南署は２６日、傷害容疑で、吉本興業所属のお笑いコンビ「メッセンジャー」の黒田有（３９）＝大阪府東大阪市吉田＝、飲食店経営会社役員樋口勝紀（４０）＝同市御厨東＝両容疑者を逮捕した。同署によると、黒田容疑者は「けんかを止めに入っただけで殴っていない」と容疑を否認、樋口容疑者は容疑を認めた上で「黒田（容疑者）は止めに入ってくれただけ」と供述している。
　逮捕容疑では、黒田容疑者らは２５日午後１１時５５分ごろ、大阪市中央区宗右衛門町の飲食店で、店長の男性（２３）の顔面を殴り、左目の下の骨を折るなどのけがを負わせた疑い。男性は２カ月の重傷。
　同署によると、黒田容疑者らは２５日午後９時ごろ計４人で入店。４人分の料金として２５万円を請求され、支払いを拒否。店長と口論になり、樋口容疑者が暴行を加え、黒田容疑者も店長の髪をつかみ、けるなどした。かなり酒を飲んでおり、支払いの際には両容疑者だけだったという。(by:時事通信　2009年12月26日)

年末の稼ぎ時に、横山やすしバリの暴行事件でんな。ま、敢えていうなら、昨今の芸人にしては、久々にやんちゃなバカがいたという事で。

ただ、怪我を負わせた云々はもとより、なんでこんなしょうもない事で引っ掛かるか…つまり、人気に奢れ、ファンを蔑ろにする気持ちが、どっかであったからこそこういうハメになる訳であり、本当に“芸人”として自覚がある人間は、舞台の上やテレビカメラの前ではバカをやっても、プライベートではそれこそ細心の注意を払って、礼節正しく生活してるモンである。コレは何も、漫才師や落語家等の芸能人に限った事ではなく、世間一般人でも同じ。
当然だが、政治家も、不正を認めずに言い訳をする様な輩は、肩書きは立派でもクズ以下である。マスコミも同じで、あんましエンドユーザーをバカにしてると、最後は情報統制などの被害に遭う。現場で起こった真実を、正しく流してこその“情報”であって、エエ加減な事を流せば、それだけで被害は甚大になる。重要なのは、如何にして“自分を信じてもらうか”という信頼関係の部分であって、そこを裏切ると、誰も信じてくれなくなる。
教訓:疾しい心は、油断すると暴走するから、常に自分を戒めよ。