迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

マ―グとシンの“お出かけ”ジョッキーw

マ―グ(以下グ):ういーす、マ―グだぜ。
シン(以下シ):こんばんは、シンです。
グ:通常ならこの時間は“イベジョ”の更新だが、今回は、去年この時間に紹介した、長浜盆梅展に行ってきたんで、そのレポートをやらせてもらうぜ。
シ:1952年(昭和27年)から、長浜駅のすぐそばにある慶雲館で、毎年この時期に公開される盆梅…つまり、梅の盆栽を観賞するイベントです。


長浜・慶雲館だよw




グ:線路際にありながら、風情ある庭と、趣きのある建物が、今回の会場って訳だが、元々、この長浜ってトコは、湖北地方の入口にして、豊臣秀吉が城を建てて以来の城下町なんだよ。
シ:とはいえ、元々は浅井長政の領地であり、随所にそれを偲ばせる旧跡も多い場所です。
グ:で、秀吉が支配する様になって以降は、商業の特区として楽市楽座が作られ、コレが基で北国街道の重要な拠点として、明治まで栄えていたんだ。
シ:戦後、ある一人の盆梅好きが、荒廃した時代の中で、少しでも多くの人々に見てもらい、楽しんでもらえたら…と、長浜市に40鉢寄贈したのが、事の始まりなのだそうです。
グ:で、建物内に入ると、大小様々な盆梅が展示されているんだよな。


これでも400年モノw





シ:この梅の鉢植え、一体樹齢が何歳だと思います?
グ:手前のはそうでもないんだが、奥のピンクのヤツは、400年以上前から手入れされ続けているんだよ。

いい香り…





シ:こんな小さな盆梅でも、20年以上掛かって育て上げたモノなんだそうです。
グ:会場内では、既に満開になった梅の花から、独特の甘い香りがほのかに漂っていて、不思議と和むんだよ。また、外の庭も手入れが行き届いていて、風情があるんだよ。
シ:そういえば、マ―グさん。会場内に俳句が書かれていたのに、気付いてましたか?
グ:ああ、なんでも、専用用紙に一句した為、参加費用100円でエントリーできるらしいんだ。優秀な作品は後日、長浜市観光協会ホムペでも紹介するらしいぜ。
シ:慶雲館以外でも、浅井ふれあいの里・プラザふくらの森でも、“浅井盆梅展”が、また、大通寺では馬酔木(あせび)の盆栽展が行われています。盆梅展そのものは、3月10まで開催されていますし、期間中の土日祝日は、市内のイベント会場を巡る“盆梅バス”も運行していますので、利用されてはいかがでしょうか。
グ:あと、“盆梅フリーパス”ってのが、現地で発売されてるんだけど、10数カ所の観光施設の内4カ所に出入りが自由で、“盆梅バス”も乗り放題になるチケットなんだ。慶雲館の向かいにある、旧長浜駅舎を移築して作られた長浜鉄道スクエアとかにも入れるから、ハシゴするなら損はないと思うぜ。早い春の訪れを、こんなトコで楽しむのも面白いぜ。じゃ、明日は“イベジョ”を更新するぜ。