迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

競馬旅館“天松楼” 第四夜w

ノブ(以下ノ):助手席側のタイヤに金属片を付けたゴムを取り付け、走行中の異音でドライバーをダマす、“車両荒らし”ねぇ…基本的に、運転前の車両点検をやってへんドライバーが多いからそういうのが成り立つ訳で、運転席に座る前に、まず、タイヤホールなどを見てから乗らないと、これは防がれへんで。特に、銀行に立ち寄ったあととかは、要注意せんなアカンなぁ…
ウィ−ン
おっと…ようおこし、天松楼へ。
マーグ(以下グ):よう、ヒマそうに新聞読んでるなw
ノ:マーグ、そういう事、言わんとってぇな。

グ:よく考えたら、、オレとアンタって組み合わせって、滅多ないよな。
ノ:そら、元々アナとしての分野も違うし、一番接点があらへんやんか。
グ:でもよう、ラジオ→テレビって感じで仕事がシフトした事は、よく似た関係だよな?
ノ:何言ってまんねん!! ボクの場合、正確にはラジオ局からテレビ局へ移籍しただけの話であって、マーグは局アナからフリーの道へ行った時にテレビに移行しただけじゃない。そこんトコを、勘違いされたら困るで。
グ:あ、そうだったんだw
ノ:元々ボクは、ラジオ神戸…今でいうトコのラジオ関西の開業時に、まだ学生だった身分でアナウンサーとしてスカウトされたというか、アルバイトでアナウンサーをやってたんや。
グ:え、そんなに古い話っすか?!
ノ:ヲイヲイ…(;゜△゜)ツ そら、昭和27年の話やさかい、古いのは古いで。そやけど、当時は民放の開局ラッシュで、NHKからの移籍組以外、みんなアナウンス技術があらへんかった時代や。そんな時に、高校野球で甲子園出場を果たしたボクに、野球の実況をせいへんかって誘われたんや。それが、デビューのきっかけやってん。
グ:今で言えば、日テレの上重聡と同じ様なモンか。あ、ちなみにコイツ、オレの大学の後輩に当たるんだよなw(注:マーグの“生前さん”も、立教大卒w)
ノ:あんなのと、一緒にせんとって!! 確かにボクは、一回戦敗退やったけど、アナウンス技術に関しては、あんな“肩書きだけ”なヤツより、遥かに精進した方やで。ルックスや学生時代の経験だけでテレビは決めてる傾向にあるけど、本来、アナウンサーである以上は、ルックスや声だけじゃなく、教養と物事に関する鋭い洞察力、現場で物怖じしない度胸が重要なのであってやな、“お笑い”の要素っちゅうのは、オマケ程度の止めなアカン。
グ:だけど、ノブんトコの後輩に、そういう破天荒なヤツ、いたよなw
ノ:(;゚д゚)ァ.... いっちゃんイタいトコ、突くなぁ、マーグ。
グ:ま、まぁ…ありゃ、標準語に対するコンプレックスからの反動みたいなモンだったろ?アレは正直、全国区で通用するなんて、オレは思わなかったからなぁ。だけど、あの活躍振りを見て、ノブはどう思ったんだ?
ノ:ボクも同じや。あんなんが“アナウンサー”として認められるんやったら、今までのボクらがやってきた事って、なんやったんやろ…って考え込むわ。そやけど、桑原な、ああ見えてホンマは、きちんとしたアナウンス技術、身に付けたかったんはボクも知ってるトコや。そやけど、視聴者やスポンサー等が求めるのが、ああいう“型破り”なスタイルやったさかい、どうしてもあのまんまになってもうた…というのが本音やねん。
グ:そっか…それは知らなかった。悪いな、変な事、聞いちまって…
ノ:エエねん…この話の続き、明日もできたらやりたいんやけど、どう?
グ:(ノ∀`)アチャー それって、オレに連泊しろってこと?!
ノ:サービスしまっせw