迷馬の隠れ家 はてな本館

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オトナがバカだと迷子が増える?!

自民党鳩山邦夫・元総務相(61)は15日午後、秘書を通じて大島幹事長に離党届を提出した。
 邦夫氏は提出後、大島氏に電話し、近く新党を結成する考えを伝えた。邦夫氏は今夏の参院選に向け、4月末までに新党を結成したい考えで、同様に新党結成の可能性に言及している与謝野馨・元財務相や、執行部に批判的な舛添要一・前厚生労働相らとの連携を探る構えだ。一方、与謝野氏に近い園田博之幹事長代理も15日、大島氏に幹事長代理職の辞任を伝え、了承された。野党転落後、自民党の現職国会議員の離党表明は6人目で衆院議員は初めて。(中略)
邦夫氏の離党届提出を受け、谷垣総裁は党紀委員会で取り扱いを協議するよう、大島氏に指示した。谷垣氏は鹿児島市内で記者団に、「新党を作るということを、具体的に日限を切ったように言われると、一緒にやるのは難しい。(離党は)やむを得ない」と語った。(by:読売新聞 2010.3.15)
兄ポッポが兄ポッポなら、弟ポッポも弟ポッポだねw 勝てると見込んだらいわゆる“谷垣降ろし”っすか…もうバカを通り超えて、哀れとしか言い様がないね、舛添や与謝野もそうだけどさ…

大体、去年の衆院選で大敗した後の総裁選に立候補もせず、まして責任を就任したての谷垣総裁に押し付けたんは、自分達だろうが。そんなに総裁…否、“一番エラい人”になりたかったら、まずは誰もが一番嫌がる状況下で指揮を執る事が第一条件…つまり、大敗後の残務処理を自らが引き受けて、自民党内を立て直してこそ、次の段階を踏むべきであって、そうでない人間は、たとえ新党を結成し政権与党に成り得たとしても、ロクな仕事等できる訳がない。故に、既存の政党や昔なじみの連中と蔓んで、政策面で“迷子”になるだけである。
言い方を変えれば、逆境に敢えて立ち向かう根性がないから、簡単に組織から抜けたり仲間を裏切れる訳であり、そういうヤツ程、最後には誰からも相手にされなくなる。哀れ極まりない姿とは、まさにそれである。
賢人・英雄と称される歴史上の偉人達は、当世においては他者から“変人”扱いされた人が多い。なぜなら、彼等の鋭い洞察力や、先を見越した判断は、当時の人々では理解不能であり、その“答え”に世間が気付いてやる頃には、当人が自分自身の考えを純粋に貫いて殉じている。つまり、その場を逃げ出して迷子になった後でないと、本質を見抜く事ができないのが“凡人”であり、どんなに世間からバカにされても、最後まで自分の仕事を完遂できた者こそが“偉人”と称されるのである。ここに、“生きる喜び”という観点での“生き様の差”が生じる。
体裁や結果ばかりに囚われ、“何のため”にそれを“選んだ”のかという本質的な想いを忘れていると、結局、願いが成就しても意味がないし、喜びも湧かない。つまり、“心が腐ってる”から、素直な感情が表れなくなり、日々の生活すら鬱陶しくなる。現代社会の疲弊は、こうした鬱病状態が続いているから、何をやってもつまらなくなるのである。仕事にしても、趣味にしても、やってて張り合いのない生活だと、却ってストレスが溜まるだけで、不健康極まりない。
困難に立ち向かうには、かなり勇気がいる。しかし、敢えて自分自身を戒めて、常に精進してる者は、結果もそれ相応に現れる。それもできない様な弱虫に、組織の長は務まらない。他力本願ではなく、自らの選択で未来を切り開いてこそ、初めて“指揮官”として認められるのである。