迷馬の隠れ家 はてな本館

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ケーキづくりに失敗したら…カステラ&シフォン編w

オーブンと電動ホイッパーがあれば、カステラなんて…と思って作るのは良いが、何故かフアフアにならないw あるいは、分量&手順通りにシフォンケーキを焼いてみたものの、なんかイメージよりカスカス…そういう経験って、初心者ならよくある話。でも、折角焼いたのに、“失敗作”として捨てるのなら、それこそ小麦粉や砂糖、そして卵や乳製品を作った生産農家や食品会社に申し訳が無い。そこで、前回(オペラ→チョコバーケーキ)同様に、リサイクルして別のケーキに作り替えちゃえ…ってな訳で、今回は、そんな“パサパサで喰えるかよ?!”なスポンジ生地(カステラ・シフォン・スポンジ)のケーキで作る“リサイクルティラミス”の作り方w 材料はいたって簡単、失敗したスポンジ生地と、市販の加糖ブラックコーヒー(インスタントコーヒーを水orお湯で溶いたのでも可)、生クリーム、クリームチーズ(プレーンヨーグルトでも代用化w)、砂糖、ココアパウダー。好みでカルーアやラム等の洋酒も加えるといいだろう。

1)まず、スポンジ生地に染込ませる“コーヒー液”を作る。ブラックコーヒー200ml(加糖で充分、インスタントやレギュラーで作る場合、200mlに対して小さじ1杯の砂糖を加える)に、好みの洋酒を加え、軽くアルコール分をトバすために温める。但し、洋酒を入れない場合は、ここは省略w
2)ボウルに適当にちぎったスポンジ生地とコーヒーを入れて、生地にコーヒーを染込ませる。(生地の直径15cmなら、200mlで充分w)
3)別のボウルに生クリーム200ml、クリームチーズ200g、砂糖30〜50g(甘さは好みで)を一緒に入れて、電動ホイッパーで一気にホイップする。目安は全体が均一に混ざり合って、ツノが立つぐらいw
4)耐熱ガラス製のパウンド型(なければ、適当なデザート皿に個々でスポンジ生地とチーズクリームを交互に重ねる様に盛りつけ、最上段がクリームになる様にしたら、それを平らに均し、ココアパウダーを振りかけて出来上がり。
通常のティラミスだと、クリームチーズの一種であるマスカルポーネを使う訳だが、それだと材料費が掛かり過ぎw だから、普通のクリームチーズを使う訳だが…それすら割高感があると思ったら、思いきってプレーンヨーグルトを使うという“裏技”がある。
ちょっと準備に手間が掛かるが、キッチンペーパーを仕込んだ笊と、水切り用のボウルを用意し、無糖プレーンヨーグルトを掻き混ぜずに笊の上にブチ撒けて、全体をラップで包み(移り香予防w)冷蔵庫で1時間以上放置w すると、ホエー(乳清)とカート(乳蛋白質&乳脂質)に分離するのだ。実は、クリームチーズってのは、このヨーグルトのカート部分だったりする訳で、コレを使えば、ほのかな酸味のあるティラミスに仕上がるのだ。で、ヨーグルトカートを使う場合は、コーヒーよりもフレッシュ果汁や果物ジャムの方が合ってると思うんで、クリームの甘味料としてイチゴジャムやオレンジマーマレード等を加え、スポンジもオレンジジュースやコンポートで余ったシロップを染込ませて作れば、フルーティーなのになる。結構応用が利くんで、一度作ってみると良いよ。