迷馬の隠れ家 はてな本館

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マーティの真面目にプライオリティー 2010年4月号(救急医療、正しい利用を。AED編)

ども、マーティです。今月は少し遅れましたねw だけど、今月も“まじプラ”にお付き合いください。
さて、今回の“救急医療(ry”ですが、急激な気温の変化等で心室細動を発症し、倒れた時の応急処置に使う、AED…自動体外除細動器に付いての話です。今回は日本光電AED紹介ページを参考に纏めています。

さて、心室細動とは、一体どんな症状なのでしょう。基本的に、突発的に心筋が痙攣を起こし、血液を正常に送り出す事ができなくなる致死性心不全の一種で、冠動脈瘤等の循環器系の疾患がある事が多いとされています。また、過度なストレスを溜めたまま急激に激しい運動を行ったり、高血圧で急激な気圧変化に耐えきれなくなった場合にも、心室細動が起きるともいわれています。発症すると、血液を介しての酸素供給ができなくなるので、運動機能が急激に低下し、その場で倒れ、呼吸も停止するのです。そのため、発見・処置が遅れると、助からないとされます。そこで、一刻を争う状況下での心肺蘇生術として、AEDを使って、心室細動を止める必要性があるのです。2004年7月の法改正以前は、医療従事者以外の使用は認められていませんでしたが、現在では、一般でも救急処置の早い段階からの使用が認められています。そのため、公共施設やショッピングモール等では何台ものAEDが設置されているのです。
さて、使い方なのですが、基本的に、患者の意識と呼吸を確認し、心肺蘇生が必要な状況なら、気道を確保した後に2回の人工呼吸と胸骨圧迫を30回行います。この際、感染症予防の為、気道チューブや専用のマウスピースを使って人工呼吸を行うのが原則ですが、持っていない場合は、ハンカチをあてがって行うといいでしょう。その間に、救急車の手配と、AEDを用意します。家庭での場合、最初に救急車を呼ぶ方が確実でしょう。そして、AEDを使います。最近のAEDは音声案内で使用方法をガイドしてくれます。それに従って操作を行ってください。AEDが自動的に、2分ごとに心電図を取りながら心肺蘇生が必要かどうか判断しますので、常に音声案内に従い、処置を続けてください。また、電気ショックが必要な時は、患者に近付かない様、注意喚起を行いましょう。
心室細動で倒れてから、助かる見込みは1分ごとに10%低下します。しかし、現段階で日本での救急車の到着は、平均7分以上掛かります。そのため、早い段階でAEDを使えば、助かるチャンスを拡大させる事ができるのです。

今月は、以上です。お相手はボク、マーティでした。