迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

タレントが政治に介入するなとはいわんが…

この夏の参院選に向けて、各政党様々な動きがアチコチで見受けられます。(ま、公明党に関して言えば、今回は新人候補を立てて、党内の若返りを図る様ですが…)しかし、与党側では、何やら不協和音が聞こえてまんなぁ。で、挙げ句の果てに、2議席以上ある選挙区では候補者を2人立てるとか…もうアボカドバナナと。

特に、今回は参院選とあって、やたらとタレント候補者が、大挙をなして与党公認候補として、選挙区や比例区に出馬するとか。
しかし、勘違いもええトコな話である。知名度やルックスだけで立候補されても、任期満了まで政治家としての仕事をしないのなら、他の候補者の迷惑であると同時に、有権者に対する背任行為である。つまり、タレントであっても、今は亡き横山ノック青島幸男みたいに、“二足の草鞋”を使い分けるだけでなく、政治家としての本分を全うしてくれるのなら、誰もケチは付けない。しかし、大橋巨泉みたいに、任期の途中で辞めたり、“タレント”としての人気を勘違いする様なバカであっては困る。言い方を変えれば、政治家である以上、一般庶民以上の常識人であってくれなければ、諸外国から笑われて恥をかくのは、何も知らない普通の国民である。故に、“本職”がなんであれ、政治家である以上、どんな時にでも襟を正し、国民一人ひとりと向き合う気持ちで政治に取り組む意志を見せないのなら、政治家失格であると同時にタレント生命もそこで終わる。それくらい、本当は“タレント議員”ってヤツは、リスキーな立場なのだ。故に、いくら政党から出馬要請があったとしても、それを丁重に断れる芸能人程、オイラは好感度が持てる…否、むしろそうあるべきだと思っている。
それに、“二兎追うものは一兎も得ず”という諺の通り、変に欲張り過ぎる某氏の態度は、政党イメージを汚すだけでなく、自分の首を絞める様なモンである。どんなに衆院選で大勝したとしても、既に国民の心は不信感で溢れかえっている。そしてそれ故に、他の政党に対しても多大な迷惑をかけている行為である。(政治に対する不信から、誰も政治に関心がなくなる→投票率そのものが下がる→勘違い政権の大暴走→日本滅亡?!)本気で日本を守りたいなら、国会等の論戦の場で、その場しのぎの嘘をつくのではなく、確固たる信念に基づいた法案を提示し、国民を交えて議論すべきである。そして、それを広く国民が納得するまでキチンと説明してこそ、初めて“仕事をした”といえるのである。外交もまた然りで、普天間基地問題とて、移転が難しいのならそれ故の説明と、住民に対する保障をキチンとやってやるねきであり、行き当たりばったりで移転先をコロコロ変えるのは、該当する地域住民を怒らせるだけでなく、アメリカに対しても失礼である。それ故に、国の内外からバカにされている事に気付かない様では、この先、政権を任せる事などできない。