迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

月刊ヒデボー通信 2010年7月号

チョリース、ヒデボーっす。今月は色々とありまして、この時間の更新になっちゃいました。
さて、最新ニュースを読んでいると、大臣替われど態度は…な話ですね。そうです、いまだ終息しない宮崎の口蹄疫問題です。東国原宮崎県知事は、検査結果を受けて、県と民間で保有している種牛の殺処分免除を求めているのにも関わらず、山田農水大臣は、頑に“全頭殺処分”を要求し、県が応じない場合は国が代執行を行うと、最終通告とも取れる発言を行いましたね。今回の参院選の結果でもわかる様に、多くの有権者は、当然ながら東国原知事の意見を支持しているのに、その事に気付かないのですね。その事が今回の選挙結果に出ているのに…

参院選の大敗を、単純に管内閣のせいにしている時点で、民主党自身に、政権与党としての資格などないです。一番の原因は、肩書きで有権者を脅す事で政権を維持できた時代ではなくなったという事を、当の本人達は気付いていないという事です。つまり、情報操作で有権者を誑かし、衆院選で大勝した事に気を緩した事によって、傲慢な態度をとり続けた事が、参院選でのねじれを生んだ事だという事です。この件に関しては、もう一度チルトに解説してもらう事にして、重要なのは、県と同業者(畜産農家)を代表して懇願しているのに、まして、有権者からの署名を提出しているのにも関わらず、それを受理するどころか、捨て置く様指示した態度は、既に国家を運営する大臣としての資格などありません。当然ですが、このような態度をとり続けていると、後々国政選挙や統一地方選で、同一会派の候補者に多大な迷惑をかける事になります。つまり、政党と職務の肩書きは、それだけの責任の重みを意味しているのです。
もちろん、防疫の観点からいえば、宮崎県全域の家畜の全頭殺処分は、致し方ない部分でもあります。が、もしもこれが、他県の畜産農家であった場合、しかも、自分の選挙区、あるいは比例ブロックのエリア内だったら、同じ答えを言えるのでしょうか?恐らく、この大臣は“言えない”と思います。もし言えたとしたら、次の選挙では苦戦を強いられるのは当然でしょうし、保身の為に事実を隠した場合、当然ながら他県の有権者から叩かれると思います。“真の勇者”とは、その決断を全ての者にに下すとともに、責任と恨みを一人で背負い込む覚悟を持つ者を指します。そんな根性もない者が、他人の不幸を笑っていられますね…同じ目に遭えば、過剰なぐらいに痛がるクセにです。
しかも、中国から仔牛を買い付ける“密約”をやっていたという噂がある…ここまでくると、もはや国民の政府に対する信用は、微塵もないですよ。国家…否、政府閣僚は、国民との信頼関係なくして運営はできません。それを損ねてしまった以上、取り戻すには、まさしくマスターの座右の銘“襟を正してモノは言え”といったトコでしょうか。肩書きや権限とは、国民に対して振りかざしたり、見せびらかすモノではなく、その責務を負い、国民を守る為に使うモノです。

おや、今月は選挙絡みでアツくなり過ぎましたね。この話の続きは、来月の“夏休み集中討論会”にでもやりましょう。それでは…お相手はボク、ヒデボーでした。