迷馬の隠れ家 はてな本館

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選挙違反がゾロゾロと…w

選挙結果をどうこう言うのは、そろそろ飽きて来た頃である。日曜の朝から、グダグダ言ってるなんちゃってコメンテーターの意見、バカとしか言い様が無いねw 参院選自民党へ入れた人らは、その殆どが民主党の“旧来の自民党と同じ態度”に業を煮やしただけの話であって、むしろ、公明党共産党に票を投じなかった“だけ”の話である。twitterでもボヤキ倒したネタだが、要するに、日本人は本気で戦っている人をバカにする反面、いざ自分がその立場に追いやられると、その重圧から逃げる事を選ぶ程、愚か者の民族だという事だ。だから、クチではカッコつける割に、実践が伴わない。だから、肩書きや権威に縋り付き、それで他人を脅して言いなりにする以外、自分の身を守れない。

で、ここからが本題。ここにきて、与野党共々に、公職選挙法に抵触する様な事例がボコボコ出て来ている。そう、何がなんでも“国会議員になりたい”というバカが、ついついやっちまうドジを踏んじまっているのである。上記の通り、権威権力を纏いたい一心で、選挙戦に臨んでいるモンだから、肝心の“選挙のルール”を守っていられなくなる訳である。
特に、重度の身障者や身寄りの無い高齢者の場合、施設がそのまま“居住地”として住民登録される事も多い為、不在者投票を行う際に、候補者や運動員がそこへ訪れて、無理矢理書かせるといったケースが出て来る訳である。特に、視覚障害者や認知症の高齢者等の場合、代筆が認められている事をイイ事に、勝手に候補者の名前を、選管の立会人自身が書き込むといった事もあるらしく、それが原因で選管の立会人が逮捕されるケースもある。当然だが、候補者自身が選挙区内のそういった施設へ訪問する事自身、選挙期間中は“御法度”である。つまり、某大物議員がやった事は、明らかなる“公選法違反”である。(誤解があると困るので、先に断っておくが、選管が認めている運動員や候補者でない限り、友人や知人に自分が推奨する候補者を頼み込む事は、金品の授受が無い限り、違法に非ずである…つまり、“学会批判”で使われる選挙活動に関しても、党員で、しかも運動員として動いている連中以外は、法律上、問題が無い訳であるw)
要するに、本人の“意思”が最重要なトコであり、そこんトコを無視して投票の代行等をやった場合、罪として問われる訳であって、しかも、“投票へ行って”と指示はしたが、本人がドコに投票したかまで調査する権限は、どの組織にも存在しない。つまり、いくら学会員がウザいぐらいに選挙を呼びかけても、投票時にどの候補者を選ぶのかは、有権者本人次第であって、そこまでは追求される事は無い。逆に言えば、票を取りまとめる際に便宜を図る上で金品の授受があってはいけないし、誰に投票するかをアドバイスする分にはいいが、利権絡みで脅迫してはいけない。喩えが悪いかもしれんが、こないだの山田農水大臣の取った態度は、まさしくコレに該当する部分であり、苦渋の選択をした…否、せざる得なかった東国原宮崎県知事と酪農家は、相当悔しかったに違いない。でも、九州の選挙区で、軒並み民主党候補者が落選したのは、他ならぬこの“態度の悪さ”であって、消費税や政策論議の部分ではない。
何度も言うが、国の重要な役職にある者が、国民の前で怠惰な態度を取る様では、関係部署だけでなく、所属する政党や組織までも信用を失いかねない。“襟を正してモノは言え”とは、まさにこの事であり、自分達が背負っている“モノの重さ”を知らぬ様では、今後も批判が増えるだけである。けじめをつけられないのなら、議員である必要性など無い。まして、権威で民を脅す様な愚か者は、やがて自分の身を滅ぼす事になる…先の戦争でも、また、過去遠遠劫の歴史上でも、まったく同じなのである。国家の滅亡は、その殆どが為政者の傲慢且つ怠惰な態度によってもたらされた不幸であり、真っ先に犠牲になったのは、未来を担うハズだった若者である。