迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

純喫茶“it's Me Cafe” 2010 2日目w

マーティ(以下テ):今日も、穏やかでいい天気だったね。
エルハ(以下エ):ええ、そうですね。こんな日は、ゆっくりとお紅茶をいただきながら、焼きたてのスコーンに苺ジャムを付けながら頬張ると、幸せを感じるわ…でも、さっきから店の外に、何やら怪しげなオーラを感じるんだけど…あなた。
テ:─wwヘ√レvv~(*゚ロ゚)ハッ!!─wwヘ√レvv~─この感覚…近くにいる!!

チルト(以下築):お邪魔するよ…おや?今年は夫婦で営業かい?
テ:(ノ_-;)ハア… やはり、あなたですか?
エ:え?あなた、どうしたの。
テ:ああ、エル…前回の時、チルトは自分から話を振っておきながら、途中で帰ったんだよ。しかも無銭飲食で。
築:何を言う!! 貴様が出すメニューそのものに、売り物としての価値など…
エ:コソコソ(・▽・[]もしもそ、警察ですか?ええ、たった今、無銭飲食と営業妨害の…
築:ゲッ! Σ(oдО;|||) ヤバい…誤解されてしまった!!
テ:ナイス、エル!!

    (しばらくお待ちください…w)

エ:あら、そうでしたの…これはこれは、とんだ失礼を…
築:あ、いや…こちらこそ…
テ:で、何しにきたんです、今日は?
築:いや、こないだ東京都議会で、青少年の人権を保護する目的で、過度な暴力や未成年の性行為などの表現を規制する条例案が可決して、この事に対して漫画雑誌を発売している大手出版会社が、その条例に対して異議を申し立て、来年の東京国際アニメフェアへの参加を、相次いで取り止めているという事なんだ。
エ:ああ、確かに、多少は規制が必要かもしれませんけど…そもそも、原因となっているのが、凶悪犯の聴取に、多くの場合アニメのセリフ引用が多い事が挙げられての話よね。
築:その通り。一昨日も、茨城県取手市で、無差別通り魔事件があって、その犯人も、他の事件とよく似た事を供述してる様だ。
テ:といっても、それとアニメやマンガへの表現規制というのは、あまりにも突拍子過ぎる話ですね。
築:うむ…だが、規制したところで、肝心なのは“本当に必要の事”だったのかという検証と、規制を行って、本当に犯罪が減ったのかという事…そしてなにより、この規制による“無駄な支出”をどう説明するかだと思うな。
エ:これは単に、規制して済む様な事ではありませんわ。むしろ、子育てをメディアに任せ過ぎて、自分達自身で我が子を育てようとしなかった…ある意味で“ネグレクト”なんだと思うわ。
テ:そうだね…特に都会では、共働きする家庭が殆どで、しかも、二世帯住居を拒んで核家族化した挙げ句、子育てそのものを、公共機関や学校、更には学習塾へ押し付けているのが現状だからね。しかも、学歴や成績だけで子どもの価値を勝手に判断してる風潮があるから、余計にアニメや漫画の世界観に共感するんだと思うね。
築:確かに、そういう意味では、我々自身にも責任はあるという事だな。しかも、石原都知事自身、作家時代に、作品をボロカスに酷評された時代があって、その事を根に持っているのなら、私怨による法規制…という部分の否めないね。
エ:ええ、自らも性描写の激しい小説をお書きになっているのに…そこはノータッチというのも、おかしすぎますわ。
テ:ビジュアル的な表現を規制するよりも、まずは大人が子どもの将来を考え、正しい情報を伝える事こそ本意的な教育であって、その大人…というより、親が育児を放棄してる以上、将来的に社会そのものが歪んでしまう。
築:その通りだな…まずは自分自身が、人間として、そして“親”としての自覚を持って、子どもと接しながら、様々な事柄を一緒に学ぶ事こそ、本当の“育児”ではなかろうか。
エ:そこは激しく同意。でも、そのためには、育児を女性ばかりに押し付けないで欲しいわね。
テ:…反省してます |||orz
築:…流石に、耳が痛い話だ、それは。