迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

今年もまもなく開店w 深夜食堂“FLAT RIVER”2011

ういーっす、この時期にオレが出るって事は…そう、このBlogの名物になりつつある“命日企画”で、オレ担当の時期ってこったw といっても、オレの命日前日が、毎度の如く阪神・淡路大震災の日と重なっちまう訳で、マーティ同様にフライング気味にスタートしねぇといけないんだよな。ま、そんな訳で、今回もフリートークと料理ネタで進めていくぜ。

まぁ…今日は成人の日だった訳だし、今日は酒にまつわる話。酒に限らず、大概の発酵食品ってのは“偶然の産物”である事が多いんだが、酒もそのひとつ。昔の某アニメで”猿酒”ってのがあったけど、アレ自身、酒の原形みたいなモンなんだ。それが、麹カビによるでんぷんの分解によってアルコールが抽出される事に気付いて、それを用いて作り出される様になったのが、現在の日本酒や焼酎のルーツ。基本的な製法ってのは途中までは、日本酒も焼酎も変わんねぇのだが、“原酒”として搾った後、蒸留してアルコール度数を高めると、焼酎にバケる訳だ。で、厳密には製法が違うんだろうけど、麦で焼酎を作って、それを木の樽で寝かせた古酒がウィスキーのシングルモルトで、コレに様々な蔵元の原酒を混ぜる事で、一般的に知られているウィスキーになるって訳だ。
同じ方法で、ジャガイモや雑穀等で焼酎を作って、それらを更にアルコール度数を高めたんがジンやウオッカさとうきびの絞り汁…ま、黒糖にする前の状態のヤツを発酵させて蒸留すれば、ラム(ダーク)になるって訳だ。変わったのでいえばテキーラの場合、メキシコの竜舌蘭を蒸し焼きにした後粉砕して搾り、それを発酵さてて蒸留して作る。よく、“テキーラはサボテンが原料”なんて言うバカがいるけど、とんでもない話だぜ。もうひとつは、ブドウやリンゴ等を使って作るワイン。果汁を搾って発酵させるだけならワインのまんまだが、コレを蒸留して樽詰めしたら、いわゆるブランデーになるんだぜ。
ま、カクテルの方はシン達に任せるとして、その肴に供するといいヤツをひとつ。この時期は牡蠣が美味ぇよな。だから、コイツを使って一品。できれば、殻付きのヤツを用意して欲しいが、なければ普通の加熱用のパックで代用しよう。身は水洗いした後、元の殻(又は耐熱性の小皿)に適当に盛って、塩とハーブ(いわゆるシーズニングソルトがあると便利。 最低でもパセリとバジルは用意しようw)、白ワイン、それにパン粉と粉チーズを振り掛け、オーブンで表面に焦げ目がつくまで焼けば、“オイスターグラタン”の出来上がり。熱々を頬張りながら、好みの酒を引っかければ、最高だぜ。でも、だからといって杯を重ねすぎて、酔い潰れるなよ。この時期は最悪、路上で凍死…なんてのもあるから、酒は程々にw じゃ、明日からたのむぜ。