迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

今年も開業w 競馬旅館“天松楼”〜只今準備中〜

まいど、ノブさんやで。まぁ…今年もそんな季節でんなぁw 今、明日からの本格開業向けての調整中…ってトコやねん。去年と違うて、今年は鳴尾競馬場を“召喚”してみたんやけど…あ、知らへん人も多いと思うけどな、仁川に競馬場を作る以前は、今の鳴尾浜球場武庫川女子大のグラウンド付近に競馬場があったんや。戦後に今の場所(宝塚市駒の町)に阪神競馬場を作るまでは、そこで国営競馬…つまり、中央競馬の開催があったんや。元々は甲子園球場と同じ目的で、多目的な運動公園として整備してて、それをコースに仕立てたんや。今でも師走の阪神開催時にやっている“鳴尾記念”っちゅうレースは、その名残や。そうそう、同じ理由で“関屋記念”っちゅうレースが新潟でやってるんやけど、コレも、そもそもは新潟競馬場新潟市の関屋っちゅう場所にあったという名残。信濃川の分水路開削による代替住宅地になったさかい、関屋では開催できへん様なってもうて、現在の地(新潟市北区…昔でいうトコの豊栄市)で開催する様になったんや。

お、そういや、シンが今月の“エクステ”で2件の騎乗停止処分についての解説を、ボクに振ってたようやね。ま、状況が全然違う案件なんでアレやねんけど…先に黛騎手の“油断騎乗”ってのから、ちょっと解説するで。これは、昨今の“八百長問題”と関連する話で、日本中央競馬会競馬施行規程の第111条に、“騎手は、競走において、馬の全能力を発揮させなくてはならない。”という決まりがあって、馬が怪我や病気で走れなくなった時以外、最後まで馬を走らせる義務が、騎手にはあるんや。それを怠ったから、1ヶ月(開催9日間)の騎乗停止処分って訳や。これが、外部の人間…そやな、ノミ行為(コレ自身、刑法および競馬法で罰則の対象になる行為やねんけど…w)をやっているヤクザからの指示で…となったら、それこそ公営ギャンブルの公正な開催を阻害した罪に問われる行為やって事や。そやさかい、開催前日に騎手が調整ルームっちゅうトコに宿泊する際は、携帯電話やパソコン等の、外部との連絡が取れる機材の持ち込みや使用を禁じてるんや。(そやから、後藤騎手が、競馬開催中やのにツイッターをやってたんは、騎乗停止処分で競馬場にいなかったからできたんやw)
で、幸騎手の件やねんけど、コレはさっきの競馬施行規程第150条および第151条の規定で、自分に下された処分に対して、正当な理由がある場合に、その処分を取り消してもらう様に再審査を要求する権利が、騎手や調教師、更には馬主にはあるんや。そやけど、基本的に不服申し立てをしたとしても、裁決そのものが覆る事がないんは、今までの事例で疑惑のあったモノは、すべて処分対象にしとったさかい、今更それが真っ当な理由で処分取消し…となれば、他の案件でも、そうだった可能性が出てしまう訳やねん。ま、これも“大人の都合”っちゅうヤツやな。
公正、且つ、公平な運営を行うって事は、公営ギャンブルの場合、非常に難しい案件が多いんや。そこんトコは、話題作りをする過程での“犠牲”と考えた方がエエと思うで。“やらせ”にしても、イカサマにしても、その部分も込みで寛容になられへん様やったら、どんなプロスポーツも面白なくなるで。本当の意味で“真剣勝負”を見たいと思たら、目の前で起きた全てを“真実”として受け入れる気持ちがあらへんかったら、全部“嘘”になってまう。まぁ…そやさかい、色々と良からぬ噂っちゅうのが飛び交うんやけどな。
ほな、今日はこの辺にしとくわな。明日からよろしゅうにw