GQ達の第71回皐月賞(G1)予想w ＆ エクウステーション 2011年4月号

シン(以下シ):競馬ファンの皆様、こんばんは。震災により自粛していた関東地方での中央競馬開催も、今週から解禁となり、雨の中、大勢のファンが東京競馬場へ足を運んでくれたとの情報が入っています。
ノブ(以下ノ):そやろなぁ…1ヶ月以上も開催あらへんで、しかも場外発売もできへんかったトコが多かったさかい、寂しい思いしたファンも多いんちゃうかなぁ。
マーグ(以下グ):言えてるな…しかも中山と福島が使えなかったこともあって、日程的な狂いも生じてるだろ？
シ:ええ、本来なら先週開催される予定だった皐月賞が、今週の東京開幕週に変更になり、福島の開催分は、小倉と新潟で分割して開催となってます。したがって、新潟が1週早めの開幕となりました。
マーティ(以下テ):そうそう…そういえば、府中での皐月賞って、ヤエノムテキ以来の23年振りなんだって？
シ:そうです。この年はオグリキャップもいたのですが…
ノ:当時の規定で、クラシック登録してへんかったさかい、オグリは出走できひんかったんや。その後、追加登録が認められる様になって、テイエムオペラオーが皐月賞を制したんや。
シ:そのオグリキャップに前哨戦で負けたヤエノムテキがこのレースを勝った事によって、オグリの実力が怪物級だという事が実証されたとも言われていますね。
カイル(以下カ):で、今年の注目馬は？
シ:では、22:04現在での単勝20倍以下のオッズを、人気順でお伝えします。一番人気は、2枠4番サダムパテックで2.9倍。以下、3枠5番ナカヤマナイト6.1倍、6枠12番オルフェーヴル10.8倍、6枠11番ベルシャザール11.8倍、8枠16番トーセンラー12.3倍、1枠1番ステラロッサ13.7倍、3枠6番ダノンミル14.5倍、1枠2番ダノンバラード16.0倍…と、なっております。
ヒデボー(以下ヒ):どうも、倍率だけだとサダムパテックとナカヤマナイトの一騎打ちっぽいけど、実際はどうなのかなぁ…
カ:それ言い出したら、余計にわからないじゃんw
ノ:そやけど、確固たる主役が不在の近年において、今年はそこそこ人気が集まっている方じゃないかな？桜花賞の時は、一週前までは鉄板の女王様がいたけど、怪我で一変して混戦模様やったさかいなぁ。
グ:それを言い出したら、キリがねぇぜw
ヒ:え、そうなの…
テ:という事は、結構難しい選択を強いられるって事かぁ…
ノ:ま、ボクらはいつも通りに、のほほんと予想しましょうや。
シ:ですね…では、最初は誰からやります？
グ:じゃ、オレ。一週ズレたのと、舞台が例年の中山じゃなくて、左回りの東京になった事を加味して…
◎1枠1番ステラロッサ
◯8枠17番プレイ
▲3枠6番ダノンミル
△6枠11番ベルシャザール
この4頭の馬単BOXで勝負。
ノ:ほなボク。程よく人気が割れている事を考えると、今回は穴狙いできそうやね。そやから…
◎8枠16番トーセンラー
◯2枠3番ノーザンリバー
▲7枠13番リベルタス
△5枠9番カフナ
この4頭の3連単BOXで。
カ:じゃ、ボク。やっぱそこは、人気の2頭は外せないと思って…
◎3枠5番ナカヤマナイト
◯2枠4番サダムパテック
▲1枠1番ステラロッサ
△8枠16番トーセンラー
ワイドのBOXと3連復ナイト軸流しで。
ヒ:難しいから、人気順に…
◎2枠4番サダムパテック
◯3枠5番ナカヤマナイト
▲6枠12番オルフェーヴル
△1枠2番ダノンバラード
枠連2から流して良いですか？
テ:あ、ボクの予想？そうね…開幕週といっても、雨が相当降ってるし、馬券も荒れ模様になるんじゃ…という訳で、
◎2枠4番サダムパテック
◯6枠11番ベルシャザール
▲3枠6番ダノンミル
△1枠2番ダノンバラード
3着をダノン2頭どちらかが3着に入る様にした3連単フォーメーションで。
シ:最後は俺っすね…23年前は俺、東京本社勤務だったんですよ。そういえば当時、武豊騎手もデビューしてまだ2年ぐらいで、しかもこのレースで走路妨害をしたという理由で失格になったという苦い経験がありましたねw という訳で、
◎1枠2番ダノンバラード
◯3枠5番ナカヤマナイト
▲8枠16番トーセンラー
△8枠17番プレイ
これを3連単BOXで勝負します。という訳で、これで全員のが出揃いました。
ノ:ほな、予想会の〆。復興への第一歩を踏み出す勇気を、多くの被災者に与えられる、風の王が現れます様に…
グ:Good Luck!!

シ:では、ここからは“エクステ”の出張版として、いくつかの話題をお届けします。
ノ:ま、今回は全員が参加する格好で喋ってもらうでw
グ・テ・ヒ・カ:工ｴｴｪｪ(´ﾛ｀ﾉ)ﾉｪｪｴｴ工
ノ:“えー!!”やない、タマにはやりなはれw
シ:まずはやっぱり、ドバイミーティングでの“快挙”ですね。3月26日、UAEドバイのメイダン競馬場で行われたドバイワールドカップで、日本から参戦したヴィクトワールピサが、猛追するトランセンドと直線で接戦を演じ、日本馬によるワンツーフィニッシュを飾りました。
ノ:丁度、東日本大震災発生の翌週だった事もあって、正直、競馬をやってる余裕なんて無かったんやけど、現地にいた競馬関係者は、そんな日本を何とかしてやりたいという思いがあったさかい、どうしても勝ちたかった。それがカタチになって、今回の勝利を呼び込んだんや。
シ:で、次は5月1日に香港で開催される、クィーンエリザベス2世カップに出走する予定だったのですが、2日前の4月21日に右後肢に軽度の跛行を発症したため、出走を取り止める事になりました。
グ:って事は、怪我をしたって事か？
ノ:管理している、栗東・角居勝彦調教師によると、秋にヨーロッパ遠征を計画してるさかい無理をさせたないっちゅう事で、大事を取ったという事や。つまり、この秋はフランスの凱旋門賞に、チャレンジする事を意味しとるんや。そやさかい、ヘタに治療して無茶させるよりも、万全の体勢で臨みたいから、レースを使わずに休ませるという事やねん。
テ:でも、次海外で出走となると、検疫が厳しくなるのでは？
ノ:放射能汚染の兼ね合いやね。それは、飛行機での輸送の場合、成層圏ギリギリのトコを航行するさかい、宇宙から降り注ぐ放射線による被曝を受けるさかい、状況がわからへん。それに、競走馬の検疫は、レース出走を目的とし、長期滞在をしないからっちゅう事で、結構簡略されてるんや。
テ:それに、目的はあくまで家畜伝染病の蔓延防止であって、放射能等のスクリーニングなんて、対象外ですよねw
ノ:本来はね。
シ:次は、今日から新馬券“WIN5”の発売が開始されました。
カ:何それ？ひょっとして、競馬板の“toto Big”みたいなモノ？
ヒ:どっちか言ったら、“チャリロト”みたいなのかなぁ？
グ:どっから仕入れた、そういうネタはw
シ:話が進まなくなるので、先に説明すると、JRAが指定する日曜日の5レース分の1着馬を全て当てる、新型賭式です。ま、ヒデボーが言う“チャリロト”の競馬版で、最高賞金が2億円と高額なのが魅力ですね。但し、この賭式はインターネットによるIPATおよび即PATのみでの発売で、通常の競馬場やウインズでは取り扱っておりません。
グ:なんだ、会員限定の賭式かよ。ﾁｪｯ…(〃_ _)σ‖ｲｼﾞｲｼﾞ
ノ:これに伴い、即PAT会員の裾野を増やす目的で、クレジット決算による“JRAダイレクト”っちゅうサービスを始めたんや。
カ:あ、なるほど…つまり、手持ちがなくても、馬券購入ができるって事か。
テ:でもさ、それだと必ずカード借金で破産するんじゃないかな？
ノ:そうかもしれんなw
シ:まだ、お伝えしたい事があったのですが、そろそろ時間なので、この辺で失礼させてもらいます。