迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

エクウステーション in 天松楼w 2011年7月号

シン(以下シ):競馬ファンの皆様、こんばんは、お暑うございます。今月の“エクステ”はここ、競馬旅館“天松楼”併設のプールサイドからお届けします。
オグりん(以下栗):で、今回はボクちん、シンのお手伝いなの。
ノブ(以下ノ):( ´∀`)Σ⊂(・暢・)<ナニイウテマンネン!! オグりん、まだそんなトコに居ったんかいな。
栗:いいじゃん、ここのバーモントソーダ、美味しいモン。
シ:(;´審`)=3 まだ、飲んでたんだ…それはともかく、ノブさんは何にします?
ノ:ほな、抹茶ラテ…って、シン?!
シ:あ、いや、ここって一応、ドリンクBarなんで…
ノ:そりゃ、そやねんけど…

シ:このままじゃ、話が先に進まないので…まずは、8月13日以降の中央競馬の日程が発表になりましたので、その話題から。ご存知の通り、福島競馬場が震災と原発事故の影響により、今年度の開催を断念し、その分を新潟と小倉の開催に割り当てる事が決まりました。また、10月10日にJRA主催という格好で、この時期に盛岡競馬場で開催されているダート交流G1、マイルチャンピオンシップ南部杯を、東京競馬場で行います。
ノ:まぁ…福島の件は残念な話やけど、これはしゃあないわ。その代わり、休業中に馬場の除染とスタンドおよび施設の補修を行って、来年の開催ができる体勢を整えて欲しいトコやね。
栗:とこいで、“マイルチャンピオンシップ”って、京都のレースだよね?
シ:(´審`)b オグりん、残念w このレースは、“南部杯”の名の通り、通常だと岩手県にある盛岡競馬場で開催される名物レースで、ダートの1,600m戦ですよ。
栗:え、芝じゃないの?
ノ:まぁ…件の盛岡競馬場には、地方競馬には珍しい芝のコースもあるねんけど、このレース自体は中央と地方のダート交流レースの一環で、格付け上はJpn-1…つまり、国内交流G1っちゅうヤツやねん。
栗:ちょ…地方って事は、ボクちんの知ってる笠松と同じな訳?
ノ:その通りや。岩手県には盛岡と水沢っちゅうトコがあんねんけど、その水沢競馬場が今回の震災で、壊滅的…まではいかんでもボロボロになってもうてん。そやけど、修繕するにも他の地方競馬同様に赤字経営で、その費用が賄えないんや。しかも、前年度より経営が悪化すれば、岩手県議会との協議で、その時点で廃止確定やさかい、なんもできへん様な状況なんや。
シ:その救済策として、JRAが開催日程を調整し、震災で取り止めになった中山の開催分を、この日に補填する格好で日程を組み、そのメインとして、南部杯を開催するという訳です。なお、この日は“岩手競馬を支援する日”として、全国の地方競馬でも、この取り組みと連携して、各地で活動を行うとの事です。現時点(7月12日)で、当日開催があるのは、ばんえい十勝、大井(ナイター)、名古屋、佐賀の4場ですが、各地の競馬場でも場外発売は行われると考えられます。
ノ:ほんで、この南部杯の売上の一部は、岩手県競馬の支援金として拠出されるという事やねん。
シ:次の話題です。2009年の宝塚記念有馬記念を制したドリームジャーニーが、6月30日付で競走馬登録を抹消し、種牡馬として北海道・安平町にある社台SSへ移動しました。
ノ:ほんで、ドリジャニの引退式を、9月19日の札幌競馬場で行う事になったんや。
栗:コイツ、確かSS系の牡馬だよな?今の日本には、多過ぎるんじゃない?
ノ:オグりんの言う通り、確かにステイゴールド産駒やさかい、サンデー系の産駒が多なり過ぎた日本よりも、海外…特にオーストラリアやニュージーランドあたりやったら、結構引く手あまたやろうな。
シ:関係者の話によりますと、宝塚記念のレース結果を見て、既に闘争心を失ったのではないかという判断で、現役引退となった様です。
栗:ボクちんと同じ馬で、7歳っていったら、人間でいうトコの30代ぐらい。ま、丁度いい時期じゃないかな?あとは、来シーズンの種付に、どれだけの牝馬が集まるか…ボクちんが種牡馬になった時、丁度あの“黒いヤツ”が来日したトコで、全部かっさらわれたんだよなぁ…
シ:そういう運不運も加味すれば、確かにあの時期に種牡馬になった内国産馬が如何に冷遇され、消されていったのか、そして、その弊害が今頃になって出てきてますからね。
ノ:ホンマやなぁ…そういった意味でも、新規で馬主になられる方は、血統の勉強をもう少しやりはった方がエエと思うで。
シ:それ関連の話題を、最後にお届けします。7月11日と12日にノーザンホースパークで行われた今年のセレクトセールで、1歳はエアグルーヴの2010(父ディープインパクト)が3億6000万円、当歳はウインドインハーヘアの2011(父ネオユニヴァース)が2億5000万円の値が付きました。
ノ:震災の影響もあって、今年は大幅な売上減が懸念されたんやけど、当歳で3頭、1歳でも2頭の“億越え”があり、また、売却率も1歳で84.5%、当歳でも73.2%とまあまあだった事を考えると、盛況やったようやね。
栗:それにしても…母がオークス天皇賞馬、父がクラシック三冠馬だからこその価格なんだろうけど…凄い額だよね。そんなお金があるんだったら、震災で相双地区から逃げてきた馬達を養えられるんじゃないかと…
ノ:馬がそれを言うたらアカンで。競馬が日本から消えてしまえば、それこそ家畜としての価値が、肉用か使役用かになるだけやで。
栗:…肉だけはヤダ。。゛(ノ><)ゝ ヒィィィッ!!
シ:といったところで、お時間となりました。では、この辺で失礼させていただきます。