迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

今年も開店、純喫茶“It's Me cafe” 初日

マーティ(以下テ):ふぅ…今年もこの季節になりましたね。ま、マスターは結婚されて、住み慣れた故郷を後にして、現在の居住地にいらっしゃる訳ですが、それは、ボクらにとっても同じ事で、今までと勝手が違う分、若干と惑っている…といったトコでしょうか。
エルハ(以下エ):そうですわね。私達も、その“触媒”ごと、現在地に引っ越した訳ですし、慣れるまでに、少し時間が掛かりますものね。
テ:話は変わるけど、東北三県…それも、福島県民にとって、今年程悔しくて、やるせない1年だったんじゃないかなぁ。震災と、それに伴う原発事故によって、住む場所も仕事も奪われ、農作物や水産加工物も放射能汚染で敬遠され…
エ:帰りたくても帰れない…本当に悔しくて哀しくて…マスターさんと違って、怒りの矛先をどこに向けるべきなのか、そして、失ったモノをどうやって補うべきなのか…答えが見つからず、悶々とする日々を過ごされてると思うと、私も胸が痛みます。

チルト(以下筑):邪魔するよ…たった今、訃報があったのだが。
テ:おっと…チルトさん、何かあったのですか?
筑:うむ。実は、正午のニュースでやっていたのだが、北朝鮮金正日総書記が一昨日、視察中に亡くなったという一報が入ったのだ。
テ:Σ(゚Д゚;) え、マジですか?
筑:なんでも、移動中の列車内で体調を崩され、そのまま亡くなったという事だ。
エ:…まだ、お若いのじゃないですの?
筑:┐(-哲-)┌(いや、君らよりは歳喰ってるけど…)69歳だから、普通に考えれば、末期がんや重度の肺炎等で抵抗力が落ちているならともかく、現在の医療では、考え難い話かもしれん。が、2008年に脳卒中を患った事を考えると、無理ならん話だとは思うが…
テ:ひょっとすると、また戦争が始まるって事?それじゃ…日本はひとたまりもないよ。今の自衛隊は、救助や災害復旧支援はともかく、実際の戦場を知らない。酷い言い方をすれば、“国を守る”という名目で他人を殺す事を経験していない…
筑:それは飛躍し過ぎだとは思うが、事実上軍事政権下の国にとって、その最高責任者が急死する事は、歯止めが利かなくなる事でもある。ただ、現時点で日本に火の粉が落ちる事はないとは思うんだが。
エ:でも、隣の韓国では、警戒態勢に入ってるのでは?
筑:ああ、その通りだ。この一報を受けて、韓国軍は何が起きてもおかしくないと警戒し、緊張が高まっている。しかし、それはあくまで、北朝鮮側が仕掛けた場合の話であり、何も無い状態で過ぎる事も多い。ともかく、今の時点で言えているのは、在日の北朝鮮籍の方々は、普通に生活してるということ。つまり、彼等自身が何も手を出していないのに、過度に責める様な事があれば、それはそれで別の混乱を生じるだけで、彼等にとっても迷惑だって事だ。
エ:そうですよね。全員がスパイではないですし、過度に毛嫌う行為は、今は避けるべき…ですわね。
テ:国際社会の問題でも、事実上の国長が亡くなると、その後の国政が左右する事も多い…ギリシャから始まった欧州の金融危機も、それに伴う円高や株安も、本来なら傍観できても、今はすべてに及ぼしてますからね。
筑:その通り…一見他人事でも、すべてはどこかで自分と繋がっている。その認識が足らぬ様では、この先の混迷を乗り切る事はできない。単純に原発事故を見て“脱原発”を唱えるのは、愚の骨頂だ。自分達が電気を使っている以上、その発電を何で行っているかを知り、そこからどんな弊害があるのかを知った上で、他のエネルギーへの方針転換や原発廃炉を訴えるのがスジというモノ。安易なデモや集会は、却って自分自身が混乱する元だ。
テ:アラブ諸国での民主化も…ですよね。
筑:ま、その話は、年明けにでもじっくり腰を据えてやろうではないか。
テ:いや、それは…このコーナーの主旨に合わないかとw