迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

競馬旅館 天松楼2012 2泊目w

ノブ(以下ノ):総務省の調査では、被災した東北3県でアンケートをとった結果、災害時の情報収集にもっとも有用だったんは、AMラジオやって答えたんが6割を占めたそうな。主な理由として、停電してもうても、乾電池だけで最新情報を手に入れる事ができた…っちゅう事なんやけど、肝心の放送局そのものが被災すると、どうしようもない事もあるさかい、素直に喜ばれへんなぁ…
オグりん(以下栗):んでも…テレビやパソコン、携帯電話と違って、電力をあまり必要としないし、尚かつ、地元がダメでも近隣県からの放送局も受信できるなら、それでイケるんじゃないの?
ノ:大阪やったら、関西AMラジオ災害問題協議会なる組織があるさかい、スタジオや機材の共有という手段もあるやろうけど、まず、その放送局自体が少ないエリアやと、そういう協定を作りとうても、無理やわな。
栗:でもでも、それを言い始めたら、コミュニティーFMがあるのに普段から活用できてないって言ってる様に聞こえるよ。
ノ:事実は事実や…そやけど、考えたら、こういう緊急時…特に重篤な危機に瀕した際に、地元にAM局があらへん地域やと、ミニFMがあっても、知らへんかったら意味あらへんのや。

チルト(以下筑):そうか…あれから1年が経つのか。
ノ:お、チルトはんかいな。
栗:いらっしゃいませ…
筑:先程からラジオの話をしてる様だが、報道メディアとしての役割を考えれば、確かにラジオの機動力は、新聞やテレビよりも優れている。しかし、それ故に問題も多い。
ノ:被災して、スタジオが全壊したCRKのOBとして言える事やねんけど、いくら自家発電で電力が確保できたとしても、その燃料が空になったり、送電線が途中で断線してると、結局、不本意な停波もやりかねん。実際、17年前のあの震災で、送信所が軽微な被害で済んで、尚かつ、回線が辛うじて繋がっとったさかい、放送を再開させる事ができたんやけど、もしもあれが津波を伴う様なヤツやったら、送信所そのものも壊れたかもしれんと思うと…|暢`; )))ガクガクブルブル
筑:そうだったな…てか、今も海辺にスタジオがあるじゃないか?
ノ:ゲッ! Σ(o暢О;|||) しかも埋立地の上にある高層ビルの中やったわw
(注:現在のCRK本社スタジオは、神戸ハーバーランドにある、神戸情報文化ビルの中にありますw)
栗:それがあったからこそ、ラジオ局同士で、災害時の協力体制を締結したんでしょ?
ノ:あの震災が発生する前に、大阪湾にほど近いトコにスタジオや送信所があるOBCWBSの3局のみでやってたんが、後にKBS京都が参加する様になって、そのあとNHKと大阪の2局(MBSとABC)が加入した事によって、現在の形式になったんや。
栗:( ・∀・)ノシ∩へぇ〜へぇ〜
筑:つまり、近々起きるであろう、東南海・南海沖地震を想定して、放送局の枠を越えて協力し合うという約束があるという事だな。
ノ:災害そのものは、発生しない事に越した事はないんやろうけど、何が起きるかわからん。そやさかい、自分達でできる、報道メディアとしての最大限の努力をやっていこうという、意志の現れやと、ボクは思うんや。
筑:なるほど。