迷馬の隠れ家 はてな本館

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後先を考えない政治…これこそ税金の無駄w

問題を起こした二人の大臣の問責決議をやらないまま、まして野党の審議拒否を狙って会期末まで粘ろうとする政府・与党は、自民党が政権与党だった時代にも結構あったが、結果としてその後の総選挙では与党側が惨敗に終わっている。そう、今すぐ解散するのであれば、傷も深くならないだろうに、与党である事…否、政権を保持したいあまりに悪あがきをするモンだから、余計に国民の信頼を、野党までも失うという状況に、未だに気付いていないのだ。そして、諸問題が解決しても、汚沢が大手を振って最前線に出ようとしている…コレ、止められるのはおそらく、東北の有権者だけだと思う。自分達被災者に対してやった無礼千万を忘れて、過去の業績だけに縋っては、却って東北が滅亡する…そういう危機感を、もっと持ってもらいたいモノである。

ついでをいえば、財務省の嘘も、見抜くだけの目を持ってもらいたい。“財政が…”と言ってはいるが、実は、国家の“資産”そのものを一切公開せずに、しかも収益を無視しで歳出部分のみばかり言ってるから、一見すると年金制度も、社会保障も破綻してる様に見える。が、そこの部分を追求すれば、実は民主党がマニュフェストで掲げた“埋蔵金”はいくらでも出てくる訳である。つまり、尖閣諸島の“買い上げ”も、IMF経由でのユーロ圏財政の支援も、増税せずに可能となる…ま、増税の“言い訳”をなんとか作り出そうとして、こういうバカな話をやってると見抜けば、民主党だけでなく、汚沢一派をも叩き潰す事ができるんだが…w
閑話休題、今の消費税問題も、将来的な事を考えれば、確かに必要な論議である。が、それは単に、バブル期ならともかくな話で、今の情勢において増税をやれば、増税前の“駆け込み需要”は見込めても、それ以降の収益は、むしろマイナスになる。ほれほれ、ガソリンの暫定税率を“一時休止”した時にも、急にガソリンは値下がりしなかったのは、記憶に新しいかと思うが、値上げは一瞬でも、値下げは、商売をやってる以上は少しでも有利に稼ぎたいからなかなか踏み切れない…コレと同じ道理。もし、今すぐ消費税、あるいは酒税や揮発油税などの間接税の類を“廃止”にしたとしても、小売業界は絶対にその分を引き下げようとはしない。なんせ、その分の収益が全部自分の懐に入るとわかれば、誰が値下げすると思います?ここの部分の“汚いやり取り”がわかっている分、慌てる必要もなければ、むしろ何をやっても“無駄だ”とわからせる方が、実は得策だったりするんです。
今の物価が40年程前のオイルショックと同じな様な状況なのは、イラン産の原油が欧米諸国…というよりも、イランの態度が気に食わない財界人の手によって強制的に止まっている為であり、また、価格が安くても、それらは国産ではなく、人件費が日本より安い事を理由に、元々物価が安い東南アジアやインドなどに製産拠点を移したからである事に気付こう。そう、今の日本は、雇用にしても、物価にしても高過ぎるから庶民は苦しむのである。逆を言えば、豊かさを間違えた姿が、今日の迷走ぶりなのである。
政治もまた然りで、防衛の意味では、今回のPAC3配備やJ-ALERTは無駄に終わったと言っても、ないよりマシというモノ。もしも北朝鮮の“衛星”打ち上げが成功してたなら、確実に石垣島周辺は“死の海”と化してた可能性はあった。(ま、今回の場合はむしろ、ワザと北朝鮮が打ち上げ後に爆破させて、それを“失敗”として処分したあとで核実験をやる口実を作る為の空騒ぎだったんだろうけど…)そしてなにより、この事を騒ぐ社民党こそ、朝鮮総連…というよりも北朝鮮人民軍と裏で繋がってんじゃねぇかと疑わざる得ない。(昨日の国会審議でのやり取りを見てて、そう思わざる得ない質疑をやっていたモンで…)話は逸れるが、韓国の方が…と思うだろうが、北朝鮮と韓国では、ロケットの打ち上げに関しては、その意味合いが違う。韓国の場合では、日本同様に独自の人工衛星を打ち上げて、日本の気象衛星アメリカの偵察衛星などに頼らなくても、自前で管理できるモノが欲しいからであり、また、国際的な取り決めを踏まえた上でやっている。だから、問題点をゴチャ混ぜに考えると、日本だって中国や韓国は“ミサイル開発だ!!”と訴えられかねない事をやっている訳だから、宇宙開発に関しては、その専門分野の連中が各国の宇宙開発研究機関を通じて説明した方が早い。逆に、そういう事も知らない政治家が、事が起きてからギャーギャー騒ぐ方がナンセンスというモノ。(だって、ロケットや衛星、宇宙探査機の制御方は、そのまま弾道ミサイルや追尾ミサイルの開発に転用できる技術だから。)
要するに、今の政府…否、民主党政権下において、何をやったとしても、完全なる“税金の無駄遣い”であり、緊縮政策としても、なんの効果もない。むしろやるだけ、国民生活が悪化するだけである。世の評論家たちも異口同音に、即刻の解散・総選挙をやる方が良いと提言している事を踏まえれば、野田政権に残された道は、ただ一つ。その“決断”がなされないままでは、やがて日本は何もできぬまま滅亡する事になる。国民は誰ひとりとして、そんな“終末”を望んじゃいない!! それがわからない程、今の政治は腐ってしまったのだ。(折角、小泉改革である程度、払拭したのに…である。)