迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

マーティの真面目にプライオリティー 2012年7月号(食育から考える“癌予防”)



マーティ(以下テ):ども、マーティです。
マーグ(以下グ):ういーっす、マーグだぜ。
ホクティ(以下ホ):ご無沙汰しております、ホクティです。
テ:今月は、今年のテーマでもある“癌とともに生きる”関連として、これから子供が夏休みに入る事も考慮して、ここんトコよく言われる“食育”を考えたいと思います。
ホ:今回は“ELAT RIVER”で料理合戦をやっていた縁で、参加させてもらいます。
グ:あ、そっか…そういや、今年はアンタもいたっけw
ホ:失礼ですねぇ…
テ:今回の件で基本的な事は、参考までに農林水産省のサイト内にある“なぜ?なに?食育!!”というページをご覧ください。
グ:要するに、本気でそれやりだすと、今回のお題から外れると…
テ:ま、そういう事にしといてくださいw

ホ:やや、本題から外れるかと思うのですが、昨今の“食生活”というのは、兎角、食事の時間を切り詰めたり、外食するにしても、いわゆる“ファーストフード”至上主義なトコが見受けられますね。お二方が、こういうのはどう思われますか?
グ:ん?そりゃ…確かにアレがあると、小腹空いた時とかは助かるけど、それを“主食”にするのは、流石にオレでもちょっと考えるなぁ。
テ:ボクの場合、“生前さん”基準で話すと、ファーストフード…特にハンバーガーや牛丼といった“牛肉主体”なあり方に関しては、ちょっと問題アリだと考えますね。なんせ、高カロリーですし、塩分もかなり多いですからね。
ホ:ほうほう…お二方もやはり、問題点が多いと思われているのですね。
テ:いや…ボクはむしろ、ああいう類を食べたくても、医師の指示で止められていたトコがあるからね。
グ:そうだよな…マーティは“カロリー制限”ってのがあって、それを気にしながらだから、なかなかファーストフード系は手が出なかったんだよな。
テ:マスター自身も、本来はそうするべきと、散々健康診断で指摘されていた様ですけどねw
(あのなぁ…コレでもオイラ、嫁いでから7kgも減量したんだぞw)
グ:いや、それって、食生活が“野菜中心”になったからだろ?
ホ:えーっと、お二方とも、どちらを向いて話してます?
二人:Σ( ̄厳 ̄;Σ( ̄政 ̄;)
ホ:そもそも“食育”というのは、食を通じて農作物や魚介類の栄養価や生産方法等を学ぶ事であり、また、栄養バランスを取る事で、より健康的に、そして食の大切さを知る“学問”です。言い方を変えれば、家庭の食卓を見つめ直し、そこから“どういった事を気をつけるべきか”とか、“どうすれば無駄のない食生活へシフトできるか”等を家族全員で考えるのが、基本的な“食育”のあり方です。
テ:ただ…現在の様に栄養価だの、産地だのといった部分が問われる以前の“食育”は、むしろ如何にして“空腹を抑えるか”が主体で、必然的に炭水化物中心の食事が普通でした。だから、糖尿病や高血圧症と言った“生活習慣病”に関しては、医師も単純にカロリー制限や塩分調整をやる指示しか出せなかったトコもあります。
グ:つまり、栄養バランス云々よりも“とにかくお腹いっぱい”ってのが、まかり通ってたって事だな。だから、必然的にダイエット方法も、バランス感覚に欠いた危険なヤツばっかが流行ったって事だよな。
ホ:ボクサーや競馬の騎手の様なダイエットは、普通の人がやるにはあまりにも危険ですね。以前、ここのマスターさんが指摘した様に、騎手の減量術は、ミネラル分(特にカルシウム)を過剰に体外に排出する可能性があります。また、“あしたのジョー”のライバルがやった過剰な水分規制も、腎機能の都合で医師から指示されている方以外は、非常に危険です。こういった事から、正しい食生活を学ぶ必要性が、現代社会では求められています。
グ:そうそう…他にも、運動後に水やスポドリを摂らずに、いきなりビールってのも危ねぇんだよな。ビールは大麦麦芽を使って作ってるし、アルコールが入ってるから、麦茶以上に利尿効果が高いんだ。だから、喉が渇いてるからと言ってビールを一気飲みするのは、却って通風や血栓症の原因になる事があるんだ。もちろん、大量に飲む事は、急性アルコール中毒の危険も出るw
テ:確かに、昔のカロリー制限は、兎角“食事制限”というイメージがありましたが、現在では甘味料や代替食材が登場した事によって、普通に食べてても、栄養価を落とす事無くカロリーセーブを可能にしています。また、最近の飲食チェーン店では、メニューにカロリーと塩分表示が義務付けされていて、コレを参考にバランスよく注文すれば、なんとかなる様になってますね。
ホ:しかし、そのような食材の中には、人工的に作られているが故の弊害もあります。いくら“ゼロカロリーだからw”とか“燃焼系アミノ酸含有食材だから”とか言って大量摂取すると、必要以上に体内に蓄積されるのです。
テ:特に人工甘味料の殆どは、摂取過剰すると、却って肝臓や大腸の機能を低下させる危険性があります。
グ:それと…食べてたらわかるけどよう、砂糖や蜂蜜等といった天然の甘味料と違って、人工甘味料ってのは、若干薬品臭いんだよなぁ。コーラみたいな元々“薬品臭い”炭酸飲料ならともかく、普通のジューツや菓子類にそれが混じってると、素材本来の味が死んでいる時があるんだ。どっちにしても、過剰摂取は身体に良くはねぇけど、単純にカロリーだけで考えるなら、食事の全体カロリーを考慮して選ぶならともかく、普段飲みとして摂取するのは、避けた方がいいと思うぜ。
テ:普段からの水分摂取を考えれば、むしろ緑茶や麦茶の方が理に適っています。が、緑茶もカフェインが含まれている以上、コーヒーとまでとは言いませんが、過剰摂取は脱水症状を引き起こします。
ホ:赤ワインも、ポリフェノールがあるからといって、ガブガブ飲むのはいただけませんね。アルコール飲料である以上、肝臓に過大な負担が掛かりますから、食事と一緒に、あるいは寝る前のひと時に嗜む程度に留めておかないと、却って健康を害しますよ。
グ:要するに、アレコレと“健康法”があるけどよう、それらは個人差があって、誰でも通用するとは限らないし、いくら“健康食材”と言っても、食物アレルギーを持ってる場合、摂取によるアナフィラキシーショックで死ぬ事もあるってこった。で、こういった事を気にし過ぎても、結局は精神的に疲れて癌を発症する事もあるってこった。
テ:そうなんですよね。実んトコを言えば、こういった“健康情報”に振り回されて、アレコレやるのはいいですが、それが却って身体に過剰なストレスを溜め込んでしまっている可能性があるんです。ですから、健康を維持する事に主眼をおく場合、食生活を見直す事において、自分に“本当に必要な事”を知った上で、医師や栄養士の指示を仰ぐ方が、健全だと思うんです。よく“一日一食ダイエット”とか“低GIダイエット”とかが流行っている様ですが、コレも体質によっては無意味なケースがあります。あくまで、そういうデータがあっても、自分が当てはまるかどうかは、別問題です。
ホ:その為にも、定期健康診断を受診する事と、その際に健康相談をやってみる事が、健康促進に役に立ちます。その一環として、家族で“食”を考える事こそ、真の“食育”ではないでしょうか。
グ:うわ、オイしいトコ、全部ホクティに持って行かれた…
テ:(ノ政-)それ、全部ボクのセリフだよ、マーグ…
グ:Σ(o厳О;|||) あ…今日はオマエの番だったな、悪りぃw

テ:結局、話そのものが脱線したまま進行しましたが、いかがだったでしょうか?それではまた、次回もお付合いくださいね…お相手はボク、マーティと、
グ:オレ、マーグ。そして…
ホ:お邪魔しました、ホクティでした。