迷馬の隠れ家 はてな本館

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道路渋滞の原因と対策w(一般道編)

さて、前回では高速道路の話をしたが、今回は一般道での話。ま、ド田舎の一本道ならともかく、地域や交通量によっては、その需要や感覚も違う。まして、交差点や施設の有無によって、その“危険度”も様々。(まして、主要幹線道路上で原発関連デモをやれらたら、その回数分道路が使えなくなる訳でw)という訳で、一般道での傾向と対策を…

渋滞の主だった原因…特に“自然発生”の傾向としては、半分は日本の道路の構造上の“欠陥”が招いている部分と言って良いかもしれない。てのも、基本的な主要幹線道路の場合、元々の街道を無理矢理整備してるんで、必然的に道路幅は軽四2台がギリギリ…というトコが、辺鄙なトコ以外でもあったりする。(奈良県内は、特にそういったトコが多いw)市街地に至っては、軽四が1台通るのもやっとな道路が、それも至る所にあったりする訳で、そこんトコを普通乗用車…しかも排気量が3ナンバークラスの厳ついのが通ろうとすれば、低速走行はもちろん、歩行者の動向を先読みしながら運転しないと、事故る事になる。
また、自治体単位で交通ルールそのものが微妙に違う為、例えば、大阪市内なら幹線道路上では60km/hで走ってても文句を言われないが、兵庫県内…特に神戸市内では、道路に関係無く全域40km/hの規制が掛かるんで、結果として20km/h速度超過で兵庫県警から青切符が…なんて事は、よくある話だったりするw この急激な速度規制や道路幅の加減が結果として、渋滞や事故を招いている事に気付いていない住民や自治体関係者が多いことw ついでを言えば、鉄道路線があるトコでは、立体交差(掘割or高架)できるトコはともかく、基本的には踏切で道路と交差してる訳だが、運行本数が少ない地方路線ならともかく1時間あたり30本以上も列車が通過する様なトコでの踏切は、ラッシュ時なんぞ、“開かずの踏切”と化す事で、大渋滞必至になる。ま、最近では高架にする事で踏切を減らしている大手私鉄が多いんだが、JR各線はというと…である。
そしてもうひとつの難儀なことは、道路に面した店舗での部分…そう、駐車場やドライブスルーで本線上に戻る時にも、そのタイミングが悪いと、10分以上待たされる可能性があるって事だ。車線が多いトコや、通行規制(一方通行)を掛けた脇道から入出庫できるトコならともかく、対面通行の道路では、交通量いかんによっては、入出庫が“命懸け”ってトコもしばしば…特に幹線国道の場合、コレが原因で渋滞するのは日常茶飯事である。
以上のことを踏まえると、一般道の場合、信号の有無よりも、各道路の“クセ”を見抜かないと厄介であり、それ故の対策をやっていないと、渋滞でうんざりすることになる。つまり、幹線国道だからと油断してると、山沿いや海岸沿いで“対面通行”で焦る事になり、地方路線の鉄道だからとバカにして警報機や遮断機のない踏切に突っ込むと、脱輪して列車と衝突する危険も出てくるって事。また、周辺住民が納得した上で道路拡張ができたトコならともかく、工事に反対し立ち退きを拒否ったヤツがいると、歩道すら設置してない危なっかしい道路で歩行者スレスレ状態で通行するハメになる。そこんトコを何とかしようと思うと、却って事故の素。だから、交通事情に合わせた運転が、トライバーに求められる事となる。
一番の対策としては、とにかく公共交通機関を使えって事になるけど、田舎じゃそれは無理。(自治体運営の路線バスすら、一日2本しか走って無い様なトコもあるからw)逆に、交通弱者の特性を考えれば、こういった問題の回避は可能になる。つまり、田舎には田舎故の事情があり、それを理解できない様な人は、事故っても自己責任…ってことでw