とりあえず、一区切り…

シン(以下シ):もう5年か…早いものですね…
カイル(以下カ):ボクなんか、もう13年も前の話です…
シ:俺はともかく、カイルはやっぱり、後悔してる？
カ:そんなの、ずっとですよ…一時の感情で命を絶ったからこそ、むしろ…ずっと後悔の念で時々、イヤになる事もありますよ。シンは、どうです？
シ:俺はある意味、仕方がなかった事だと、今は思う様にしてるよ。そりゃ、悔しいよ…道半ばで、しかも自分の健康管理ができていなかった事が、結局家族を、そして同僚を悲しませたんだから。
カ:そんなモノなんですかね？
シ:カイルは、どうしたかったんだい？いつも思うんだけど、キミとヒデボーは、言ってみれば、人生を悲観して“捨てた”身だろ？
カ:…ヒドい言い草だなぁ。でも、そう言われても仕方ないか…実際問題、先行きの見えない地獄から逃げ出したくて、だけど、それ故に堕ちた身ですから…
シ:俺も…そういう事で言えば、そうなのかもしれないね。治療の為と言っても、ある意味薬漬けの毎日だし、それで痛みを抑える事はできても、体力は確実に落ちていく…もう現場には戻れないという不安がいつも頭の中を過って、それでも必ず戻るんだと信じて…
カ:そっか…でも、短くても充実した日々じゃなかった？
シ:苦労の連続ですよ、本当は。
カ:苦労の連続…か。そういう意味では、お互い、いろいろあったという事だね。
シ:ともかく、俺とカイルの“大切な日”としての企画は、ここで終了ですが、この後、お待ちかねの“炎十”予想、やりますよw
カ:うわ〜、それ、すっかり忘れてたw
シ:今回は、シンプルにチーム戦のみの予想で、オグりんにはその審判役になってもらいましょう。
カ:絶対モメるぞ、それw
シ:どうでしょうね？でも、面白い企画にはなりますよ。

カ:という訳で、今年もお付合い、ありがとうございました。
シ:この後も少しだけ続きますが、命日の企画分としては、この辺で失礼します。