迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

遊園地、潰す気?

神戸大(神戸市灘区)は9日、米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)で、文学部2年の男子学生(19)がアトラクションの運行中に危険な姿勢を取って一時休止させるなどの迷惑行為を繰り返していた、と発表した。
今後、処分を検討する。USJはこの学生に入園禁止を言い渡している。
(by:読売新聞 2013年4月9日 14:27配信分 抜粋)
まぁ…2ch掲示板では既に、この大学生の氏名が公開され絶賛大炎上中なんだが…問題は、他の共犯者…それもエエとこの私大に行っとる連中が、USJや大学の関係者からの電話を着信拒否してるらしいという報道もある。うん、自分達が犯した罪を“人身御供”で住まそうとする魂胆、正直、腐ってますなぁ…勉学は良くても、他者と自分の“関係性”をわかっていない振りは、マジで北朝鮮の“ガキ大将”と一緒で、真面目に叱ってるれる人がいなかったんですなぁ。大津のいじめ問題でも、その加害者の感覚もそうだが…

特にローラーコースター系のアトラクションでの事故は、かつてエキスポランドが死亡事故(安全装置に不備があって、走行中に乗客が投げ出され死亡)が因で閉鎖(廃業)になったり、後楽園遊園地では乗客が明らかに重量オーバーな上に強引に乗り込み、重加速度で吹っ飛ばされた挙げ句死亡した…というのがある。ま、前者は完全に経営者が利益ばかり追い求め、必要最低限の保安業務を怠った事が原因だが、後者の事故はまさに、今回のUSJでの騒動と一緒の部類である。つまり、常連(年間パス利用者)である事と、未成年である事を笠に着て破天荒な事をやった上に、他の利用客に多大な迷惑…それも人気アトラクションの“営業休止”を招いた事は、どれだけ罪が重いか。そして、それを理解してるからこそ、呼び出しに応答しないという連中は、叩かれてるヤツよりも卑怯であり、根性曲がってる。まして、自分がやった事を誇らしげにネット上でゲロってる神経は、とてもじゃないがバカを通り越えてめでたいヤツである。ったく、どんなカンニグをやって国立大学や有名私学に受かったのやら…
ただ…ネットの連中に対しても一言いっておくが、USJで迷惑行為を散々やらかした連中を、しかも実名で叩くのは良いが、ネット上でやってるそういった行為も、結局は“同じ穴の狢”である事を自覚した上でやっているか?言っちゃなんだが、こういうバカを叩くのも、そして自殺を煽ったり、大学へ処分としての退学を要求する行為は、正直、“匿名”でアシが付かないからと言ってやってる様では、FacebookPS4で検討されている“実名登録の義務化”が現実のモノになっちまう。そう、自分がやった行為は、いつでも何らかのカタチで、しかも突発的に降り掛かってくるってこった。
学会員流儀で御書のひとつでも引用して諭したいトコだが、今回はやめておく…本題から外れるし、第一、こういう“先人達の哲学”を用いたとしても、自分に“関係無いや”と思い込んでるモンには通じませんわw なんせ、自分自身の身にこういった事が起きない限り、理解不能ですからね、文言上の意味なんて。ただ…世界中の遊園地(テーマパーク)やアトラクションにも、こういうバカのせいで事故が起きて一時閉園(休止)に追い込まれたケースもあり、安全上、利用者が守らなければならないルールが増えれば増える程、こういう娯楽施設が廃れていく訳である。そう、単純な事なんだが、どんなアトラクションでも、絶対に利用者が怪我をしない様に、且つ、ちょっとした仕掛けによる効果を狙った“ハプニング”を体験できる様にしてある訳で、そこんトコのルールを守れない様では、いくら施設が万全の体勢で“安全運行”してても、そういうバカのせいで事故が起きるのは当たり前…そこんトコを踏まえてふざけてるのであれば、どれだけ悪質なのか、想像できるであろう。
海外の投稿サイトでは、自然公園の一角でロープの付いたアーチェリーの矢を放ち、それを使ってターザンロープしたり、雪山でワザと雪崩を起こしながら、その流れを波に見立てて滑るスノーボーダーの画像なんかがある。もちろん、やってる連中はそれ相応の腕を持ってるのはわかるが、なんの説明もなく、その映像を見て、真似ようとするバカは大概、自分の身体能力を舐めてる。もっと言えば、そういった危険を犯してまで極限のパフォーマンスを、スポンサーの前で披露するのと、一個人の自己満足行為は、まったくの“別モノ”である。そう、かつての“体当たりコント”や“弱者弄り”も、そこには出演者の安全と、演技後のフォローがあってこそであり、アドリブやバサラも、基礎となる話(楽譜)や振り付けがあってこそ意味がある訳で、そこんトコを履違えると、どんな“作品”でも“失敗”になる。つまり、ドリフのコントのオチである、たらい落しや爆発等も、やってる本人が怪我をする様な仕掛けだと、次の回からできなくなる(まして生放送だったから、流血は当然NGな訳で…)し、“モーレツしごき教室”なる関西芸人の体当たり系番組も、舞台上での安全を考慮した上での挑戦であって、“ボケ”に対して殴る時も、木刀や竹刀ではなくハリセンだったのも、本番中に怪我をするリスクを軽減できる上に音が派手だから視聴者に“痛そう”というパフォーマンスを演出したまでに過ぎない。そこが理解できないと、BPOが煩い…となるw
昨今の若者は、そういった想像力や洞察力、協調性等を廃した勉学しか経験がない。故にシステムの効率化を目指そうとしても、応用範囲や関連性を踏まえた思考が働かない。だから必然的に官庁は“縦割り”での管理しかできず、非常時には対応が遅れて大惨事を招く。どんなパフォーマンスも、日々の地道な精進と、深い思考を瞬時に使いこなせる頭脳がなければできない。それをバカにし、潰すのであれば、その報いはいずれ自分自身に降り掛かる。ま、この大学生は、もう隠遁生活しか残っていないと思うが…

教訓:どんなアトラクションも、利用上のルールを破れば、即廃止。