迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

28年ですか…

おはこんばん、ナインです。この時間帯に何故僕が登場したかと言いますと…28年前、大阪・伊丹空港に向かっていたJAL123便が、群馬県御巣鷹山の尾根に墜落した日です。そう…僕の“生前さん”もこの飛行機事故での犠牲者であり、多分、名前からして“そうではないか?”と勘付かれてる人も多いのではないでしょうか?とはいえ、“生前さん”の当時を知る人も少なくなっていますし、遺族の方々も、高齢者が増えてますから、現場となった場所への参詣は、難しくなっているとの事ですが…
でも、昨今のあらゆる事故は、様々な要因があれど、結局はヒューマンエラーによるモノだという事を、忘れないで欲しいですね。僕が乗った飛行機も、結局は金属疲労を見逃した整備不良があり、そしてそれを無視し続けた結果だと思ってます。ただ…当時は振動によって金属疲労が起こり、金属板に亀裂が入って…なんて事はわからなかった事ですし、むしろ、僕等の犠牲がきっかけで、機体の検査基準が厳しくなったと聞いています。それでも、整備不良等による墜落事故が絶えないのは、残念でなりません。
航空機に限らず、あらゆる公共交通機関での事故原因は、恐らくですが、事業者と利用者の慢心がすべての様な気がします。低料金で運行する航空会社…LCCとか言うんですかね?ああいうのがあまり流行ると、僕的に、僕と同じ様な犠牲者が出るのではと不安になります。もちろん、キチンと整備し、運行に必要な安全対策を施してやってる分にはともかくですが、そうでないのなら、むしろ乗りたくないです…(あ、僕自身が乗る事無いですけど…“オバケ”ですからw)もちろん、正規料金を支払った上で墜落事故をやっている航空会社もありますから、一概に言えないといえど、パイロットだろうが整備士だろうが、その双肩に、搭乗客の生命と財産を乗せている事を、今一度忘れずに自覚して欲しいのです。もちろん、バスの運転手であれ、列車を運行する運転士や車掌もです。一人で運転するマイカーならともかく、多くの利用者を乗せる以上は、乗客全員の命を、目的地に無事に到着するまで預かる事と同じなのだという自覚がないのであれば、運転する資格はありません。ひとたび事故が起きて、多くの犠牲者が出れば、その悲しみと恨みは、遺族から消える事はありません。その会社が潰れても、どんなに多額の賠償金を支払ったとしても…愛する人、家族の命を奪った事に対する罪は消えません。でも、それを教訓とし、二度と同じ過ちを繰り返さないという誓いをもって、安全で快適なサービスを行う事こそ、企業としての航空会社が行える、最大の“罪滅ぼし”だと、僕は思ってます。当然ですが、それは航空会社のみならず、旅客機を製造するメーカー…特にボーイング社は、胆に銘じて欲しいのです。メーカーがいい加減な気持ちで、しかも過去の実績に胡座をかいている様では、あの時のB-747と同じ事故が起きると…今後、日本でも小型旅客機を作っていくとの事なので、この点だけは、しっかり守って欲しいのです。些細なミスでも、大惨事を招く…もう、僕の様な犠牲者が、空の旅で出ません様に…

ナインでした。