迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

主君と隷属…勘違いが多い主従関係の話。

昨今の日韓関係がおかしい…特に、韓国が官民挙げての“反日活動”を活発化してるという報道を見る度、韓国では、主従関係の理を全然理解できていない様に思えて仕方がない。主従関係…一見すると、主君に付き従う有能な奴隷と思われがちだが、主君と隷属には、それ相応の対等な関係が築けていないと、途端に破綻を来す事になる。ムスリルの事案を出すまでもなく、全ての為政者が、その臣下を養う自覚を持っていない様では、結果として庶民の蜂起によって倒されるという法則は、今も昔も変わらない。それを国家間でやろうというのだから、相当自惚れもいいトコであり、そして、よっぽど国民蜂起が怖くてカッコ付けをやってる様にしか思えない…それは、日本の改憲論もそうだし、中国の近隣諸国への侵攻や少数民族への弾圧、更にイスラエルパレスチナ地区への入植等も、完全に“他人事”ではない。つまり、国家が庶民との信頼関係を失っているからこそ、マスメディアを通じて嘘を付き続けなければいかなくなった訳であり、庶民もまた、政治に無関心であると同時に自分自身の不満をぶつける場所を間違えている事を意味してる。では、主従関係を修復する為には、何が必要なのか?

まず、主従関係の理をキチンと説明すると、主人たる者であるなら、従者に対してどれだけの施しを行えるかであり、従者も、自分が仕える主君に対して、与えられた使命をどこまで完遂できるで、その扱いが変わる事を意味する。つまりそれは、“等価交換の法則”であり、どんなに有能な従者がいても、それを使いこなせない者が上役であってはならない。つまり、君主と言えども隷属をバカにして見下せば、それ故に臣下に討たれる事を意味する…その反対もまた然りで、優れた君主に仕えても、自分の功績に自惚れて下克上を企てる者は、故に主君によって討たれる。これは、雇用でも同じで、社長が社員をコキ使って業績を上げても、それに似合う代償を払わなければ叩かれるのであり、社長が過労死寸前まで健全な操業しても、社員の不祥事で会社の信用を失えば、元も子もない。
つまり、これ以上国民に嘘を付き続ければ、それ故に国民の気持ちは戦争へと向かう…そう、戦争は、庶民が求める“リセットボタン”であり、ひとたびそれが押されると、誰も止める事はできない…過去における戦争の歴史は、言ってみれば“究極の娯楽”であり、自分に被害が及ばない、あるいは、利益が出れば出る程“楽しい”のであり、指導者が自分達の憤懣を吹き払ってくれる以上は、誰もがそれ故の条件を鵜呑みにできるのが、戦争の恐ろしさであり、そして、自分の手を汚さないモンだから、命の尊さや相手の気持ちをも無視して全てを破壊してる感覚すらない…だから、戦火に焼かれた途端に“戦争反対”を唱え出す。つまり、実害が出ないと、その愚かさに気付かずに、どんどんやってまう訳である…そう、いじめと体質的に“一緒”です。
自分が仕える主君がバカであるなら、それをどう修正し、正しい方向へ導けるか…その為に必要なのが、主君との信頼関係であり、従者を鬱陶しいと思われる様になれば、それは従者としての“引き際”です。つまり、主君の暴走を止める為に、刺し違える覚悟をもって、最後の仕事として諌める時です。逆に、臣下(隷属)を上手く扱うには、単純に要求を呑むだけでなく、それに似合うだけの条件を用意する事です。つまり、役割をキチンと決めておき、それに似合うだけの仕事をやったのであれば、その約束を果たす事です。子供と交わした約束を全て叶える必要はないですが、それに近い事をやれば、必ず子供も、それがどれだけ“無茶な事”だったのかを知るきっかけになります。つまり、どんな理不尽な事が起きたとしても、それには“理由”がある…その事に気付いた時、自分自身が、どう振る舞うべきかを悟る事ができます。そう、主従関係とは、親子の絆と一緒で、双方の信頼関係がキチンと構築されていないと、結果として悲劇を招く事になります。先程も述べましたが、戦争はその殆どが、庶民が求める“清算”です。為政者は、それを如何にして宥めるか…その為に必要な事が、真実を語る事と、それ故の理不尽さを示す事です。そこに、歴史認識や宗教概念なんてのは関係無い…重要なのは、どんな理念や思想であっても、それを笑って受け止める度量と、真摯に意見を述べる勇気です。我侭を言い過ぎれば、それ故に責任問題になった時、自分自身の首を絞める事になる。逆に、報酬や謝礼を断る者に対して、最大の施しは自分も追従する事…つまり、その責任を自らも引き受ける事です。つまり、部下を信用せずに冷遇したのであれば、その責任は上司である者が全て引き受けるのが正しい主従関係であり、貴族たる者、従者に対して、できる範囲での施しを行ってこそという理念も、正しい理です。真の意味での信頼関係とは、“待つ事”と、“守る事”です。それができないのであれば、何が起きたとしても、当然の結果です。もっと言えば、戦没者をバカにする人は、故に、同じ轍を踏む宿業を背負う事になります。そう、中国や韓国政府がいつまでも“過去”をネチネチ言っていると、やがて日本がやった事を、自らが踏襲する事になります。日本人が本当に大人しくしていられるのは、その“過去”をキチンと学んで来たからこそであり、それをバカにしてる様では、やがて自らの手で引き金を引く事になります。本物の平和主義は、故に武装するモノです。自らを律する為に…