迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

大衆食堂“ふらっとりばー”2014 二皿目

マーグ(以下グ):さて、今日は“だまっこラーメン”でもすっか。作り方は簡単なんだが、その下準備が結構重要なんだぜ。てのも、“だまっこ”ってのは、要するに“きりたんぽ”のボール版みたいなヤツで、ご飯を半搗き状態にして、これを小さく丸めたモノが“だまっこ”なんだぜ。ついでに言えば、それを割り箸や細い竹筒に巻いて焼けばたんぽ餅、平らにしたら五平餅…って訳だ。ちなみに、マスターはボール状にせずにパンケーキみたいにして焼いてたけどなw
(ガラガラ…)
っと、いらっしゃい。
チセ(以下チ):ご無沙汰…あら、この場所では“はじめまして”ですわねw あたしは“シネマビーツ”所属のチセっていうの、よろしくね。
グ:…昨日の連中は、挨拶ひとつもしなかったからなぁw
チ:あらら…
グ:ま、以前のトコからデータを丸ごと移管してるから、気にしなくても良いんだろうけどな。
チ:それにしても、穏やかじゃないですわね…靖国参拝問題。
グ:ああ、安倍晋三総理大臣が12月26日に公式参拝した事だろ?中国や韓国のいちゃもんについては、いつも通りの感があるが…
チ:謝罪と賠償を…ですか。
グ:重要な事はそこじゃないってこった。
チ:え、どういう事?
グ:確かに、靖国神社戦没者を奉っている神社だが、そこには合祀されていない、他国の犠牲者を奉っている場所があって、そこにも参詣されているんだ。
チ:それ、報道では一切触れられていない事ですわね。
グ:そらそうさ…マスメディア…特に日本の政治に不満がある連中や、皇室の存在を忌み嫌う連中には、安倍総理の参詣の“真の目的”を報じる事は、自分達の主張が間違っている事を示す“敗北宣言”の様なモンだからね。
チ:でも、なんでそんな事を?
グ:一番重要なのは、A級戦犯を合祀してる事でも、総理大臣が公式参拝をした事でもない…敗戦国というレッテルの下で、名も亡き戦没者…中には国を憂いで反乱を起こし“国賊”となっちまった連中に対してまでも、真の意味での“恒久平和”を実現したいと願い、誓う事が、諸外国では許されないのかって事だ。
チ:考えてみれば…確かにそうよね。戦没者と言っても、敵だけじゃなくて味方の方もいる訳でし、著名な軍人だけじゃないわ。戦地で巻き込まれた人々も、捕虜として収監され獄死した人も、戦争の名の下で命を絶たれた者は、どんなにあたし達が弔いの言葉を投げ掛けようとも、祈りを捧げようとも、報われない存在として扱うのであれば、それこそ、今の時代にい切る者として不敬過ぎるわ。
グ:そう、そこなんだよ…まして、韓国では恩を仇で返すのが“当たり前”らしい…と、一部のメディアが報じてるな。これもどうかしてると思うぜ。自分が他人に対して施しを行い、その報いとして殺されるなんて、バカバカしい話じゃねぇか。
チ:どうして…そこまで日本の事を嫌うのかしら?
グ:オレ…というよりも、マスターの推論だけど、中国にしろ、韓国にしろ、戦後教育の中で、日本を“敵視する”事を強要し過ぎた事が全てじゃねぇかな。
チ:そんな…
グ:日韓併合を恨んでいるなら、とんだお門違い。そもそも、日本がインフラ整備をやっていなかったら、中国の東北部にしろ、北朝鮮や韓国の主要都市にしろ、遅々として進まなかった…だが、その“真実”を今更打ち明けたとしても、信じる事ができない…何故なら、それこそ“屈辱”の歴史だからさ…自分では何もできなかったという“真実”を持って、今まで築き上げた民族としての誇りを壊される事が、どれだけ痛い話か…
チ:…マスターが言う“虚勢”が、結局、物事を狂わせているって事?
グ:ぶっちゃけ論だけどな。だが、オレは、それを否定はしないぜ…そういう考えもあるってこった。本当に怖いのは、そういう先人達の“憂い”の上に、今の社会があるって事に、世間が縛られ過ぎて、若者の身動きが取れなくなる事だ。
チ:…そうよね、過去の因縁や宿業に捉われ、今を生きる者の幸福や平和な世界を邪魔する事程、重い禍根はないわ。
グ:いつまでも、過去の出来事に目を向けずぎて、自分が同じ過ちを犯していないなんて、言える訳ねぇじゃん。あくまで過去は“過去”であって、今の世代…直接戦地に行って、殺し合いに興じていない連中に関係ある話か?その為の話し合いをすべきなのに、未だに“過去の遺恨”を言い続けるのであれば、それがめぐって、同じ轍を踏む事になるぜ。過去を清算できないのであれば、その“清算”の為に戦争をやるのかってこった。それを、先人達は望んだか?
チ:少なからずとも、あたし達は望んでいないわ。
グ:そういうこった。だからこそ、そのけじめを付けに、安倍総理靖国に行ったまでであり、そこに付属する鎮霊社と呼ばれる特殊な場所…一部の取材した者がいうには、明らかに殺伐とした、別の意味で悪寒がする場所だというトコにまで参詣したんだ。そこまで批判するのであれば、自分の先祖の墓を、自分の手で破壊しろよ。本当の不敬とは、先人に対して誓願と謝罪を一切行わず、その恩恵をも食い潰す事だ。
チ:あたしも…そう思います。真意はともかく、これ以上、先の戦争の事で,いつまでも傲慢な態度でこの問題を取扱う事は、未来を不幸にさせる行為ですわ。その権利は、何人たりとも有してはならないこと…憎むべき相手を間違えてはいけませんわ。