迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

今年も開店、Shin's Barへようこそ 2014 一杯目

シン(以下シ):もうG1トライアルの季節ですか…しかし、12年ぶりに中山改装に伴う代替開催で、新潟がこの時期まであるのは、ちょっと違和感がありますね。
カイル(以下カ):そんなモンなのか?ボクは競馬に詳しくないからよくわからないけど…
シ:俺がこんな風になってから、いろいろと日程やレース形態が変更になっているから、余計なんですよ。迷馬さんが競馬に関する情報を、結婚後も細々と仕入れているからなんとか把握できるのですが、これが全く情報ナシで…となると、もうついていけない。
カ:そっか…スキー場に関する情報にしても、マスターが興味を示さないと、全くわからないのと一緒ってことか。
シ:カイルだと、やっぱりそっちの方がわかりやすいですか?
カ:鉄ネタでも良いけど、基本、冬場はスキー三昧だったからね。それにしても、なんかスキー場の数が年々減ってる様に思うんだけど、気のせいかなぁ…
(カランコロン…)
シ:おっと…ようこそ、Shin's Barへ。
ノブ(以下ノ):まいど…シン、哲ちゃんが引退してもうてん。
シ:え、佐藤哲三騎手がですか?
カ:え、誰っすか?
ノ:(ノ暢`)アチャー カイルおるから、話やりにくいなぁ…
シ:先にカイル向けに説明すると、今では珍しくなった“勝負師”系のジョッキーで、緻密な戦略を信条とする乗り方をされていたのですが…そうですか、やはり、2年前の落馬事故からの復帰は叶わなかったという事ですね。
ノ:共同記者会見の音声を聞いたけど、身体的に、左腕の状態が良くなかった事…リハビリで日常生活には支障がない程度には戻ってるらしいんやけど、騎手として動かすには、全く対応できないという事が、そいで、精神的には、大山ヒルズで休養中のキズナを見て“カワイイ”と思えた事が、勝負師としての闘志が消えてもうた…そう自覚してもうたさかい、鞭を置く事にしたんやって。
シ:内ラチに騎乗馬の馬体と挟まれる様な体勢で落馬し、命に別状が無かったと言えど、後遺症が残ったのは、騎手として致命傷を負ったのと同じですからね。
カ:((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル スキーで何度も転倒して骨折した経験があるけど、競馬の落馬事故って、それの比じゃないってことか。
ノ:何言うてまんねん、スキーでも、今年早々に元F1レーサー、ミヒャエル=シューマッハがスキーで転倒して、頭部陥没骨折を伴う大怪我をしてもうて、エラい事になってもうてるやん。どんなスポーツでも、時によって、生命に及ぶ様な危機を抱えとるモンやで。競馬の場合は、人間だけやのうて、競走馬も怪我する事あるさかい、他のと単純比較できひん。けどなぁ、今でこそ少のうなったけど、調教中やレース中の事故が因で、死亡する騎手もおるんや。命だけでも助かったら儲けモンやと言われるけどな、脳に障害を負ってもうて、復帰が叶わんかった騎手も多いんやで。
シ:公式の情報によると、10月12日に免許を返上し、そこで引退って事になるようですね。今後については、競馬解説者になる予定との事です。
ノ:ほな、須貝四郎はんと同じ道に行かはるんやな。あの人も、騎手としての経験を基に、競馬の解説をやってはったからなぁ。
カ:え、騎手をやめると厩務員や調教助手とかになるんじゃないの?
シ:(;´審`)=3厩舎関係者になる人もいますが、中には競馬から足を洗って、別の道に進む人もいますよ。地方競馬のとある騎手は引退後、場内の食堂で調理師になってますし、佐伯清久さんは騎手時代からのレザークラフトを趣味にしてたのを活かして、今では栗東市内で本格的な革職人として独立してますからね。ちなみに、中央の騎手が使っている馬具の一部には、佐伯さんが制作したモノもありますよ。
カ:で、競馬解説者って道もアリって事か…
シ:現在だと、細江純子さん(元・JRA)や吉岡牧子さん(元・益田競馬所属)といった女性騎手経験者が目立ちますが、中央や地方というこだわりが無ければ、どこでも仕事できるかと思いますね。という訳で、今日の一杯は、ウオッカベースのフルーティなカクテル、ガルフストリーム…名の由来としては“メキシコ湾流”を模した色との事ですが、どっちかといえば、ここではアメリカ・フロリダ州にあるガルフストリームパーク競馬場にかけて供する事にしましょう。ウオッカとピーチリキュールを同量で合わせ、色づけとしてブルーキュラソーを用い、グレープフルーツとパイナップルジューツを加えてシェークして、氷が入ったロックグラスに注ぐ…緑に近い青い色が、荒々しい潮流をイメージした一杯です。
カ:あ、ブルーキュラソーを少なめにしてるから、グレフルとパインの色が、いい感じになるんだ。
ノ:女性向けってなっとるけど、思い出を語り合いながら飲むんやったら、これ、丁度エエと思うで。