迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

マーティの真面目にプライオリティー 2014年12月号(支え合って、一つになれる…様々な“慈善活動”について)

マーティ(以下テ):ども、マーティです。1日更新が遅れました事を、深くお詫びします…さて、今月は…
ジャスティ(以下ジ):あの〜、すいません。僕も参加していいですか?
テ:おや…キミは。
ジ:あ、挨拶が遅れましたね。このブロク読者、および、SNS経由でご覧の皆様、はじめまして。ジャスティと申します…今年、いろいろありまして、ここで厄介になる事となりましたw 以後、お見知り置きを…
テ:えっと…“生前さん”は、ボクらと同じ職種だったという事だね?
ジ:はい、世代的にはカイルくんと同じですが、専門はマーティさんと変わらないかと…
テ:[履歴書]ふむふむ…なるほど。いろいろと苦労してる様だね。ま、詳しい事は来月、ボクの企画の方で聞くとして、今回はボクの手伝いをしてくれるという事でいいかな?
ジ:ハイ。
テ:O.K.じゃあ、今月は“世界エイズデー”にちなんで、グローバル企業が積極的にやっている、世界規模の慈善活動について解説したいんだけど、どうかな?
ジ:わかりました。要するに、(RED)プロジェクト等の話ですね。
テ:ぶっちゃけ、そういうことw で、ジャスティは、どういうのを知ってるかな?
ジ:一般的な事で言えば、赤十字や赤い羽根といった、財団法人の募金活動や、国境なき医師団等のボランティア活動に対する支援でしょうか。
テ:確かに、メジャーな事を言えば、そうなるよね。でも、慈善活動には様々な思惑があるから、そこも含めた部分で見極めないと、自分自身を苦しめる事にもなりかねないよ。
ジ:それって、どういうことですか?
テ:例えば、自然保護団体を謳っているグリーンピースシーシェパード。彼らの“理念”は確かに、崇高かつ賛同できる部分もあるけど、問題は、彼らが“敵視”してるのが、日本の漁業(捕鯨)であったり、企業活動だったりする点。肝心な問題点を言えば、反日感情を抱く人々から支援を受け、自分たちの理念を押し付けるための“自然破壊”を行っている事なんだ。
ジ:と、言いますと?
テ:シーシェパードに限って言えば、捕鯨をやめさせようとして、捕鯨船に向かって火炎瓶を投げつけたり、和歌山県太地町で“監視”という名の不法滞在を行ったり…
ジ:日本の漁業関係者から見れば、本当に迷惑極まりないですね…でも、世界規模で言えば、どうなるんです?
テ:海洋民族や北欧…特に商業捕鯨を事実上解禁しているノルウェーでは、日本を支持してるけど、それ以外はむしろ“日本が悪い”って事になってるね。だけど、その理由も、単に“海を知らない”というトコがあるからアレなんだよね…グリーンピースの保護活動の一環にも、アザラシやラッコ等の海獣の狩猟に関して、結構エグい事してるしね。
ジ:つまり、自然保護を訴えておきながら、その“中身”は、民族差別が含まれている…ってことですか。
テ:そこ、一番大事なことだよ。もちろん、BAND AIDの“Do They Know It's Christmas?”みたいに、純粋な気持ちで飢餓や疫病で苦しむアフリカ諸国を救済しようと思い立って、自主的にやっているのもあるから、すべての慈善活動を批判する事はできないよ。ただ…本質を知った上で活動に参加するかどうか、考えて欲しいんだ。
ジ:つまり、なんのための“慈善活動”なのか…ってことですね。
テ:欧米諸国では、企業の税金対策として、慈善活動をやってる事を母国にアピールする事があるんだ。日本で言えば、宗教法人を利用して税金逃れをやるようなモンで…その“理由”付けに、環境保護を訴えながらヘイト(人種差別)を容認するから、本当に何が何だか…ってなるんだ。でも、純粋な気持ちで“支え合う”心は信じてやってもいいと思うね。だからこそ、支援の方法も、単に募金などの“現金取引”ではなく、技術指導や経済活動としての、その地域に根ざした開発も含まれて良い訳であって、慈善活動のカタチは、どういうモノでもいいって事だよ。今回、(RED)プロジェクトの件を取り上げようと思ったのも、主にアメリカの企業が中心になってるけど、その“目的”が、世界規模で問題になっている疫病…特にエイズに関して、先天的な感染で、命を落としてる子供が、少しでも減る事を願って、行っているからなんだ。当然だけど、BAND AIDも、活動30周年という事もあり、また、エボラウイルスの感染が世界規模で問題になっている事を受けて、“Do They Know It's Christmas?”を再リリースしたんだよ。
ジ:じゃ、本当の意味で人類救済を行おうと思ったら、時として、あらぬ差別や批判があることも込みで考えないといけないってことですか。
テ:その通り…相手を見ずに“支援”をやったところで、何の意味にもならない。だからこそ、現実から目を逸らさず、純粋に疑問を訴え、そして考えた上で、自分にできる支援を施す事が、本物の慈善活動と言えるんだ。だけど、絶対やってはいけないのは、自分の“正義”を振りかざすことばかりに気を取られ、相手を見ずに批判する事だよ。何をもって“真の正義”かなんて、誰にもわからないし、自分の理念が相手にとっての“憎悪”でしかない場合もある。そこを踏まえた上で、何が“最善”なのかを自分に問いかけ、実行することに意味がある。たとえそれが“最悪の結末”になったとしても、その責任は、自分自身にある…それが、本来の“慈善活動”の基本的理念だよ。
ジ:そう考えると、安易な気持ちだけで…自分が“良かれ”と思った行動が、無茶苦茶に責任重大なことになり得るんですね…
テ:でも、無関心を装うことの方が、もっと罪深いよ。
ジ:そうですよね…衆院選がある様ですが、政治家だけの責任じゃないのに、まるで“他人事”にしてる有権者が多い事も、いろんな意味で罪深い話ですね。
テ:だからこそ、本質を見抜き、自分自身が負える範囲で、慈善活動を支援する事が、現時点では最善の策と言っていい…単に批判するのではなく、自分は何らかの行動を起こせたか…そこを問い質した上で、相手にモノ申すなら、誰も嫌な思いをせずに済む。
ジ:それって、本当に難しい話ですね。

テ:という訳で、中途半端になりますが、今月はこの辺で…ちなみに、(RED)プロジェクト協賛企業では、関連グッズなどの売上の一部を、世界エイズ結核マラリア対策基金に寄付されます。Appleでは、商品の一部にプロジェクト賛同の記念グッズも発売されています。ご興味がある人は、参考にしてください。お相手はボク、マーティ…そして
ジ:お邪魔様でした、ジャスティでした。