迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

競馬旅館“天松楼”2015 五泊目

ノブ(以下ノ):いや〜、昨日はホンマに、東日本大震災関連のネタばっかやったな。ボクの場合、阪神の時はわかるんやけど、こっちはマスター経由やないと、チンプンカンプンやしなぁ…
ジャスティ(以下ジ):ちなみに今日は、栄村地震が発生した日です…東日本の翌日で、しかも発生が深夜だった事もあって、あまり取り上げられないことですが。
ノ:あら…今日はジャスティはんかいな?
ジ:僕の方が“生前さん”がその時までいたから、よくわかってますw とはいえ、気象庁などのデータによると、関連性がなかったとは言えない地震だったようで、規模こそ違えど、伊豆半島でも同じような地震が起きてましたからね。
ノ:いわゆる“誘発地震”って類のヤツやろ?
ジ:そうですね。三陸沖が震源となった本震の衝撃が起因となって、長野県や静岡県茨城県の内陸部にある活断層も連動してしまったことで、東北3県とプラスして被害が出たんです。あと、原発事故に関して言えば、津波による全電源遮断という事態になったことと、放射能漏れを最小限に防ぐためのドレン作業を戸惑ったことなど、複数の要因が重なって起きたことであるのに、さも、東京電力が悪いとか国が悪いとか言ってる人達がいること自体、非常識だと思いますね。
ノ:そもそも論を言えば、マスターが昨日書いたネタとカブるんやけど、経済的に貧困な自治体やったからこそ、国の打診に基づいて原発を受け入れた経緯があり、同じ理屈は、福井県新潟県など、原発保有する自治体全てに言えた話やねん。それを今更、原発を止めろと言っても、その“代償”を誰がやるねんってことや。そやさかい、本当に福島県をダメにしたのは、東電でも国でもなく、利用者である首都圏の住民であり、ほんで、当時の政権に対して信任を下した国民全員なんや。その自覚があらへん人ほど、とんでもないこと言ってくれるさかい、みんなが迷惑を被るねん。
ジ:確かに、そうですね…
(ウィーン…)
ノ:お、こういう話にすぐ首ツッコむモンが来たで…
チルト(以下筑):…そういう言い草、やめてもらえないか?
ジ:お久しぶりです、築…じゃなくて、チルトさん。
筑:ん…何処かでお会いしたかな?
ジ:あ、そうか…チルトさんは、僕とは直接、逢ってなかったんだっけ?
筑:ああ…“生前さん”でのことか。それだと多分、同じ局社内にいたとしても、担当番組の放送時間などが違うと、すれ違うことすらないからね。
ノ:チルはんが機嫌を損ねるような情報が、マスター経由で入っとるんやけど、どう思うよ?
筑:うーん、確かに私的には気に喰わない内容のニュースが飛び交ってるようだな。特に鳩山元首相の行動…どう見ても軽率すぎるとしか言えないんだが、クリミア訪問に関してだけ言えば、考えようによっては、ロシアを揺さぶる術になる可能性があったんだが…
ジ:強引にロシアが“住民投票”という口実で、ウクライナから奪ったトコですよね?
筑:しかも、再三にわたって外務省がクリミア訪問を止めたのに、それを聞かなかったどころか、ロシア政府の行動を“正しい”とミスリードしてる上に、責任を現政権になすりつけている民主党の態度は、見苦しいを通り越えて、こんなことしている場合かと説教したくなる。
ジ:でもさっき、“考えようによっては”っておっしゃったのは…
筑:北方領土に関する交渉で、有利になる可能性を見出そうと思ったんだが…それが“裏目”に出る発言をやってるな。これでは、むしろロシアの言いなりになってしまうだけで、日本が余計に不利になる。
ノ:まぁ…ボンボン議員やからこその、弊害やろうね。もちろん、まっとうな意見や思想を持っとる世襲議員もおるんやろうけど、この人だけはなぁ…どうも祖父がなまじ、戦前の国際交渉で功績を残した存在やったから、それを踏襲しようとして、意固地になっとるんやろうな。これでは、選挙区の有権者が不憫でしゃあないわ。
筑:そこの部分に関しては、さすがにノブの言う通りかもしれん。まして、“責任”を他人のせいにしてる時点で、こんな情けない政党だったのかと、罵りたい気分だよ。
ジ:民主党に対して…ですね。
筑:そう…小沢氏を排除した時点でこうなる事は予見できたのだが、今更“元・自民党の人だろw”としてる時点で、よっぽど自分の政策が薄っぺらい上に、他人を罵倒ぐらいしかできないのは、詐欺以外の何者でもない。共産党でもそうだが、本当の“国民の目線”で政策を述べるのであれば、単に与党の政策批判や、人気取りを目的とした政権公約を書き連ねるだけでは、何の意味もなさない。公約を実現させるには、どれだけの犠牲や負担を、有権者が正しく理解し、受け入れられるモノでなければ、結果として、世界を巻き込んだ戦争が起きる事になる。
ジ:つまり、どんな戦争も結局は、庶民が政府に、そして国そのものに対して不信感を募らせた挙句、その憤懣があらぬ方へと向かったからだと言いたいのですね。
ノ:わからんでもないわ、そういうのは。確かに、ボクらが少年時代の頃でも、本当に命の危険を感じたんは、終戦する1年ほど前ぐらいで、危機感っちゅうモノ自体、あんま感じへんかったからなぁ。そら、金属類の強制回収を行うようなってきて、なんとなく察しとったけど、それでも日本は欧米烈国に勝てると信じとった…ドコで引き際を間違うたんかはわからへんけど、少なからずとも、一矢報いたと思てる。それと引き換えに、多大な負の遺産を抱え込んでもうた…それも、どさくさ紛れで事実無根な話を、さも“事実”として報じたり、それを口実にした賠償を求めとる。それを延々とやり続けてきたこと自体、どれだけ子供達を傷つけとる?ボク、それ思うと、ホンマに情けない気持ちになるんや。
筑:全て自己責任…たとえ自分のせいでなかったとしても、連帯で負わなければならない様な事案なのか、それとも、いい加減に清算してこれ以上事を拗らせないようにけじめをつけるか…そこの見極めをできないまま、今日まで来てしまったことこそ、我々自身の責任ではなかろうか。
ジ:だけど僕達は既に鬼籍の者…結論を次世代に委ねるしかないのは、本当に歯痒い話ですね。
筑:我々自身…いや、我々の“生前さん”自身に、若者に“真実”を語る勇気があったなら、止められたのかもしれない…私としては、それが一番悔しいのだよ。
ノ:そやからこそ、マスターの力が必要やねん。マスターは、そこんトコを理解した上で、ボクらが言いたい事を、Blog上で書き起こしてくれはる…そやから、これからもマスターの苦労は絶えないやろうけど、ボクらの代わりに、ボクらが言いたかったことを伝えて欲しいねん。