迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

競馬旅館“天松楼”2015 六泊目

ノブ(以下ノ):むむ…なにやらマスターはんが、ボクらのパロディ版イラストを作成してはるようやけど…
オグりん(以下栗):でもねぇ…今回のはボクちんは“発走除外”扱いだお。なんでも、今回は馬ネタではなく“オバケネタ”でイラストをLINEスタンプとして販売する計画をしてるんだお。
ノ:多分、需要がなくて頓挫しそうやなw
(悪かったな…w)
あ、いや…いつものヤツで勝負せぇへんさかい、知らん人見たら、勘違いされるんちゃいますか?
(相手は世界中…ちょっとでもweb上での“仕事”を作らんと、オイラの収入が…)
せやけどなぁ…
(ウィーン…)
ティーラ(以下ラ):おや、イラストの話ぞな?
ノ:おお、ティーラはんか。そういや、“生前さん”はプロの絵描きやったな。どない思う?
ラ:…プロと言っても、ワイはどっちか言うたら風刺画が専門やけん、いわゆるポップな感じのキャラクターで勝負することに関しては、イマイチわからんぜよ。けど…イラストや漫画で生計を立てるというなら、それこそ冗談抜きで茨の道ぞな。軽い気持ちで制作することは、あまり薦めんぞな。
ノ:せやろ。
栗:んでも、ボクちん達のことを知ってもらったり、いろんなカタチで触れ合ってもらうのであれば、そういうのもアリじゃないだおか?
ラ:それなら、ニコニコ静画ジオシティーズに展開してるイラスト専用サイトで充分じゃろて。プロでもないモンが、安易な気持ちで…
ギィ(以下ギ):なら訊ねるが、おぬしは最初からプロだったのか?
ラ:そら…
ギ:生まれた時からか?
ラ:げっ…意地悪やのう。
ギ:誰かて最初は素人で、しかも商売かてヘタレや。しかし、その失敗や屈辱を味わいながら芸に磨きをかけ、切磋琢磨してくから、世間に認められてくんや。漫画家だろうが、落語家だろうが、芸事とは、その才能に自分自身の生命賭けて、精進し続けるモン以外大成できへんもんやろ?ボクかて、“生前さん”は一応、小説家であり放送作家やったけど、ティーラでもそやったと思うが、どっちか言うたらメディアに出て喋るタレント活動の方が有名すぎて、本職の方が疎かになってへんかったか?
ラ:…
ノ:これはギィはん、手厳しい事言いはるなぁ。
ギ:なに、プロだからといって後塵を舐めとる様な態度をとるのは、あまりに大人気ないと思うからな。
ラ:しかし…
ギ:本来、ヘタレであろうが達者であろうが、客層に合わせた仕事をするがプロであって、どんなに優れた技術や才能があっても、それを“本職”とせぇへんのがアマチュアや。その労苦に対して金銭で応えるか、あるいは別のカタチにするかは、作成者ではなく利用者の胸算用や。そやから、著作権で商売するんやったら、メディアに顔出しする仕事は、本来であれば断るのがスジ…けどな、それだけでは食ってけないと悟ったから、ボクはメディアを通じて、自分を売ったんやんか。
ノ:…いろんな意味で、“言い得て妙”やな。確かに、ボクの“生前さん”の場合は、民間放送局のサラリーマンやったから、別にテレビやラジオに出なくても、それ相応の賃金を得られたけど、ティーラはんやギィはんは、会社員やないさかい、いろんな意味で安定収入を得ようと思うたら、それこそ年中無休で24時間営業でないと難しいんとちゃいまっか。
ラ:それで体調を崩したのであれば、それぐらいの必死さがなければ成し得なかったという事ぞな。
栗:そんな過酷な事したら、ボクちん壊れるだお…ああ、ボクちん、家畜馬でよかっただおw
ノ:(ノ暢`)アチャー 今ので、一気に緊迫感が薄れてもうたがなw
ギ:…馬に言われちゃ、しゃーないなw
ラ:なんや…つまらんことで熱論したワイがアホみたいぞな…ギィ殿、ちょっと飲みに行くぞな、付き合うてくんぞ。
ギ:ノブさん、すまんがシンの店に出向くわ。連絡つけといて。