迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

一日遅れながら…

ご無沙汰してます、ナインです…そうですか、昨日でもう30年、経過しちゃったのですね。
ボクの“生前さん”に関しては、あまりに有名すぎる人なんで、マスター自身は多くを語りませんが、この時期(と言っても、今回は1日遅れですが‥)にボクが出てくるって事は、そういう事です。いってみれば、ボク自身、あの事故‥日航機墜落事故の犠牲者を代表して、このブロク(えっと、はてダだっけ?)に時折出没してる訳です。
それにしても、この1年間で、相当キナ臭い状況になってますね…もちろん、原発の再稼働という話もそうですが、日本の国防に関わる話を、なんで安直に戦争に結びつけるのでしょうか?正直、安保理反対運動を見てる気分で気持ち悪いです。自分の正義に酔いしれるのは良いでしょうが、相手あってこその話である事と、自分の言い分を通したいのであれば、相手の言い分も耳に入れ考える事はやるべきでしょう。肝心なのは、本気で国の未来を現時点で憂うのではなく、次世代に可能性を託していく事を考えるべきです。それはおそらく、今の日航社員の人達も同じだと思います。あの事故を教訓に、より安全で、かつ、信頼してもらえる航空会社であるべきと精進する事は、ボクらにとっても一番の“供養”だと信じてます。
戦後70年という節目でしょうが、いつまでも己の正義に酔い、甘えているようであれば、それはいずれ自分の身を滅ぼします。ボク的に、一番訴えたいのは、あの当時の戦争を知っている人はごく少数派にして、いずれ消滅するでしょう。なのに、いつまでも、その“子孫”に対して“先祖の悪行に対して謝罪せよ”と言ってる人の方が、一番、戦争勃発を望んでいるのではないでしょうか?ボクも戦争は“反対”です。ですが、だからと言って、周辺国に黙って蹂躙され続けるのを見てるのは、もっと許せません。だって自分が生まれ育った故郷が、火の海に包まれて消えるのは、耐えがたい屈辱ですから。だけどボクは、すでに生身を持たぬ存在です…自分自身でどうする事もできないからこそ、今を生きている人達に託すしかないのです。それはおそらく、戦地で亡くなられた、兵役に赴いた若者達も同じだと思います。それをバカにしてるのであれば、それこそ極悪です。愛国心といっても、自分の命を賭して守りたい場所だからこそ掲げる“正義”であって、そういう気持ちがないのであれば、なおさら、相手に対しその正義に敬意を払ってこそ、初めて“正義”を糾す事が出来るのです。一方的な感情に任せ、相手を侮辱する行為は、どんな理由があっても“悪”でしかありません。
話が逸れちゃしましたが、要するに、話が平行線を辿るのは、双方に自分の主張以外の正義を認めないトコがあるからです。互いを信頼しあうのであれば、肝心なのは寛容性です。双方の言い分に、利もあれば非もあるモノです。そして、それぞれが、社会を、そして世界を動かす重要な役割を持っている事に気付き、尊敬しあってこそ平和は保たれるのです。どんな理不尽な事があっても、そこにはそれゆえの理由が存在し、それに依存する事で維持できるという事実も存在します。どうか、ボクの存在が無駄にならないよう、空の安全が維持されますように‥そう願ってるそばから、調布での事故やマレーシア機の残骸(と思われる物体)等を見て、居た堪れない気持ちになります。どうかくれぐれも、航空機による事故が少しでも減る事を願います。では…