迷馬の隠れ家 はてな本館

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シャア専用オーリスⅡコンセプトカー試乗会レポート 前編

いやぁ…あれはガチで有意義なイベントでしたw 昨日、お台場のMEGA WEB内にあるライドワン/ヒストリーガレージで行われた、ジオニックトヨタ(トヨタが“機動戦士ガンダム”とコラボした企画w)主催の招待イベント“シャア専用オーリスⅡ”コンセプトカー試乗会。応募総数1000人近くの中から選ばれた50名限定で、実物のコンセプトカーに試乗できるという、まさにクルマ好きなガノタ(特にジオンファン)にとって、まさに夢の企画でした。今回は、前後編(テキスト編と画像編w)でその内容をお伝えしますw
まぁ、集合時間が8時とめちゃくちゃ早い時間帯になった事を受け、遠方からの参加者はほぼ、前日から上京してイベントに臨んだ訳なんだが、主催者的に、それでは宿泊先(地元なら自宅、もしくは夜行バスでの直行)から朝食摂らずに参加するハメになるだろうと予測したのか、施設に併設されているカフェを待機場として確保し、朝食とフリードリンクが用意されていた…そう、“シャア大佐からの配慮”という設定である。しかも、用意されたドリンク類に、ブラッドオレンジジュースもあった…とことん“シャア専用”なのであるw そしてイベンと開始直前に、あの“シャア芸人”であるぬまっちが登場し、今回のイベントに関する説明を受け、いざスタート。
運が良いのか悪いのか、参加証の番号が1番だった事を受け、オイラが試乗のトップバッターとなっちまった訳で、しかも乗る事になったのは、件のシャア専用オーリスⅡ…この車両、実は10月頃に一般発売される事が決定してて、その“デモカー”として作られた、完全なる“特別仕様車”だった訳である。ま、開発メカニック(助手席で説明役をやってた人なんだが)曰く、実際に売り出す際は、騒音規制のためにマフラーの形状を変更するとの事だが、1.2L直噴ターボで、19インチタイヤを装備し、専用のモケットシートなど細部にまで拘り抜いたそれは、まさに“じゃじゃ馬”である。比較用として“量産型”オーリスⅡにも乗車(運転は別の人w)したが、感覚的に言えば、普通の(というより、面白味のない)感じがした…どうも車体の雰囲気からして、前回(2年前)の“シャア専用オーリス”に通常の装備を施したヤツだと思われる。そりゃ、断然今回の方が“いかにも”的な雰囲気の車体である事は言うまでもないが、それはそれとして、乗った感触から言えば、ガチで峠攻めたり、高速道で日本縦断したいなら、今回のシャア専用は、いろんな意味で“楽しめる”かと思う…まぁ、一つだけ不満点を挙げるとすれば、今回用意された車両は、どっちもAT車である事。これ、本気でクルマ好きが乗るんだったら、MT車の方が、更に“じゃじゃ馬”らしくて面白いと思うのだが…でも、オイラが運転してる際に、敢えて試乗コース上でフルスロットルにしてみたが、加速が結構力強いので、レンタル可能であれば、ぜひ名阪国道のΩカーブや非名阪のグラベル区間(採石所周辺)、国道309号の旧道(水越峠)あたりを攻めてみたいかも…(酷道308?あそこ道路幅狭いから、無理に通れば確実に車体のどっかを擦るってばw)
試乗終了後は、待機場のカフェで他の参加者の試乗が終わるまでうたた寝したり、会場であるヒストリーガレージを巡って“名車”の写真を撮ったり、朝食として供されたサンドイッチやお菓子をパクついたり…まぁ、施設があるMEGA WEBと、隣接するヴィーナスフォートの営業開始時刻前に行われてたイベントである事もあって、待機中は結構ヒマでしたw その“理由”は簡単な話で、単なる試乗会ではなく、メーカーが作るコンセプトカーというのは、通常であれば一般の人がおいそれと乗れる様な代物ではない事が多いからで、まして爆音立てて走るターボ車ゆえに、騒音が気になるのも事も予想されるんで、イベントとしてはかなりの早朝からのスタートとなったと考えられる。それにしても、本気でクルマ好きがここ来たら、暫く動かんぞ、これw (営業時間になった途端、場内がかなり混んでたからなぁ…w)
さて、一通り試乗が終わって昼食休憩…となるハズだったんだが、ここで急遽“ゲスト”が登場。そう、池田秀一氏が、予定よりも早くに到着されたのである。そこの部分に関しては、残念ながら“撮影NG”という事になってたんで、詳細に関しては“ガンダムエース”等の雑誌(10月頃に発刊される分で掲載予定)で確認してもらいたいのだが、今回のメインは、実は池田氏トークショーだったりする訳であるw トークショー開始時刻を30分“繰り上げ”にする為に昼食時間が短縮してしまったんだが、昼食自体は、これまた主催者からの“粋な計らい”として、指定された飲食店で使えるミールクーポンで摂る事ができるとあって、昼食代が浮きましたw (ちなみに、店舗とメニューのチョイスが微妙だった事は、ここでは伏せておくw)あ、そうそう…実はこの昼食休憩時、池田氏シャア専用オーリスⅡの試乗をやってたらしく、その感想をトークショーでも語ってたんだが、乗りやすいクルマであるという旨の話をしてましたよw
休憩明けのトークショー、参加者から事前に集めた質問の中から、MC役のぬまっちが適当にチョイスしたモノに池田氏が応じるという部分で、やってくれましたよ…

見せてもらおうか、連邦が開発したモビルスーツの性能とやらを

そう、生でシャアのセリフをやってほしいというリクエストが飛び出し、それに応えてくれたんです。これはトリハダ…いや、まさに池田氏の姿にシャアの影がオーバーラップして見えましたよ、マジで。(別のセリフは、流石にぬまっちに振りましたけどねw)このトークショーの中で、他にもWeb限定になるかと思うが、販促用で、ララァとシャアがオーリスの話をするオリジナルショートアニメが制作されていて、コレのアテレコをやるとか、市販されるシャア専用オーリスⅡに搭載されるナビにも、ララァ(当然、潘恵子さんです)とシャア(池田氏本人)の声が使われるとか…そういう話も出てきましたよ。これはある意味、シャアのファンはもとより、ララァのファンも必見かもしれませんねw あ、そういえば、Facebookの公式垢で連載されているネタの方にも、ララァが登場するトコがあるんで、これ、フラグが立ちまくってますねぇw(なんのだ?)
すべてのイベントが終了したのは13時頃…2台のオーリスと参加者、そしてぬまっちが試乗コースのスタート地点に集まって、みんなで敬礼のポーズをとって記念撮影をして、解散となりました。で、最後に参加者全員に“ジオニックトヨタ社員章”という名目のピンバッジと、ガンダム名セリフクッキー(シャアバージョンw)がお土産として配布されました。ある意味、これでお土産代まで浮いた訳で、オイラ的に、帰りの飛行機まで時間が予定よりも1時間以上空いたんで、ついでにラジニケ本社が入ってる虎ノ門琴平タワーまで行ったのは、言うまでもないw 他の参加者は、イベント終了後も、2台のオーリスの写真を撮ったり、運転席に座ったりしてましたよ。
オーリスの開発スタッフ曰く、どうもオーリス自体は、欧州のドライブ事情に特化したトコがあるため、日本でのウケが悪いからこそ、こういう企画が必要になるとのことです。確かに、陸続きで国境超える様なドライブが多い欧州の事情を考えれば、モケットシートと頑丈な足回り、長時間でも疲れにくい車内の快適さは、クルマ作りには必須な要素と言えるかもしれないが、日本のユーザーからすれば、どっちかいえば“街乗り”としての機能の方が重要であって、ターボでブイブイとか、空気抵抗がどうとかってのは、ある意味無視されがちなトコがあるかと思う。しかし、内陸の僻地だと、むしろこういうクルマの方が使い勝手がいいのは確かで、問題は価格の面だと思うw(僻地住まいほど、収入低いからなぁ…)ま、これでまた、あの歌舞いた感じのクルマが日本のドコかで走ると思うと、それはそれで面白いかと…w