迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

本日開店…なのにいきなり乱闘モードなKail's Bar“グランシャリオ” 第一夜

カイル(以下カ):とりあえず、シンからいろいろとカクテルのレシピを教えてもらったけど…大丈夫かな?特に、この前購入したNゲージ、これは破壊されたくないしなぁ…そうだ、これは箱から出さずに、上部の棚に隠して…っと
(カランコロン…)
あ、ようこそ、グランシャリオへ…
アポロン(以下晃):おや…今年はShin’s Barではないのか。まぁいい、祝杯を挙げたくて来た。カイル、まずはビール…それもシルクヱビスをもらおうじゃないか。
ター坊(以下隆):おう、兄ちゃん、オレもマルティーニのプロセッコもらうで。
カ:おや、お二方とも上機嫌ですね…何かあったのですか?
チルト(以下筑):“何があった”じゃない!! 私が危惧した事が、とうとう現実のモノとなってしまったではないか。
晃:何を言う。これでやっと、日本は周辺国からの脅威と戦える準備ができたのだ。憲法9条と13条の矛盾、知らぬとは言わさぬぞ。
カ:え、えーっと…[六法全書]あ、日本国憲法の9条にある“戦争放棄”と、13条にある“国民の権利”ですか…で、何が問題なんです?
隆:オレが解説するわ。要は、いかなる戦争も起こさないとするのが9条。で、国民の幸福と自由を尊厳し、平和を守るのが13条の方針…ここで一つの矛盾が生じてやな、周辺国が侵略行為を行っても、それに“抗うべからず”としてるのが9条の文言で、逆に“国民の生命と自由を保障する”ってのが13条の文言で、それを確実に行うとなれば、憲法内において相反する事情が生じる訳や。
筑:だから、それがどうしたという?9条さえ守れば…
隆:最後まで、人の話聞かんかい、このアホンダラ!!
筑:なんだと、貴様!!
晃:じゃあ、なんだ?昨日の国会中継、何も見てなかったのか?
筑:あんな暴挙、許される訳ないだろ!!
晃:だよなw
筑:なんだ、その不愉快な笑みは?
隆:安保法制ってのは、アンタがしつこく言う“憲法9条に違憲”とされる自衛隊に対し、国際法に基づいた平和維持活動や、国際テロ組織による紛争の解決に、国連から、あるいは当該国からの依頼を受け、他の国連加盟国と共同で参加できるようにした訳や。それも、日本の存立危機に限っての話や。
晃:確かに、一見すれば“戦争法案”という意味合いもあるだろう。が、根本的に間違えちゃいかんのは、もう一つの憲法の意義…“国民生活における平和と自由、そして尊厳を守る”という観点から、国際協力を行う事ができるという事であり、ひいては、日本“だけ”が暴走して周辺国との紛争をやらないための“監視役”として、米軍やNATO軍等も協力するという事だ。
筑:だが、明らかにそれは、中国やロシアに対して…
晃:あのなぁ…挑発してるのは、向こうの方だ。まして、北朝鮮の軍事的挑発に対し、いつでも対応できる術を持っていなけりゃ、日本海側の住民の生存権を脅かす事になりかねんのだぞ。それがわからぬか?
筑:そんなモノ、憲法9条さえ守っていれば…
隆:人が死んでも構わないって事か?日本という“故郷”が潰れても良いって事か?昨日の国会審議、Web上で見てたが、ありゃなんだ?野党が参院議長を襲ったり、乱闘を避けようとした女性議員を投げ飛ばしたり、報道機関のマイクを破壊したり…あれが“国政議員”を名乗る者の態度かよ?
筑:それは、審議を…
隆:や〜かましぃ!!
筑:何が“やかましい”だ!!
カ:ここで乱闘されるのであれば、ボクにも考えがありますよ…
つ[大量の請求書]

筑:何…?!
晃:げっ…
カ:シンから預かっている、未清算の飲食代です。民法では、飲食代のツケに関して、3年で時効になりますが、それでも充分な食い逃げの事案があるため、詐欺罪と窃盗罪の適用が…
隆:ワハハハ…そういう事や。日本国内で通用する法律や条例、憲法が、必ずしも“平和と自由”を守ってる訳じゃなく、人間個々の感情や思考によって、そんなモノは“無意味”になるんや。そのための歯止めとしての法案であり、そもそも自衛隊は徴兵制ではなく、志願者のみで結成されとる防衛組織や。それに、昨今の軍事技術は、少数精鋭でマルチタスク化した、最前線の“無人化”に躍起になっとる。これも、軍人の“戦死傷者”を減らすためと、それに伴う人件費削減のためや。
カ:つまり、日本の場合は化石燃料等の資源を、海外からの輸入に頼ってる以上、その輸送ルートなどで“不具合”が起きた時、どうにもならなくなる危険性があるからこそ、利害が一致する国同士で共同戦線を展開し、そういった脅威を、国際社会上で払い除けるための法案…って事っすよね。
隆:一言で言えば、“中国、エエ加減にせい!!”っていう意見が、中国の周辺で湧き上がってるさかい、タイやフィリッピン、インド等の関係国やアメリカ、イギリス等の国連常任理事国(中国・ロシア以外なw)から、法案成立と共同戦線への参加を要望されとったんや。明確に、この法案に対して反発したんは中国と韓国のみで、ロシアはあくまで日和見状態や。そもそも、諸外国が日本の政治に対して文句を垂れる事自体、明らかな内政干渉であり、平和維持を叫ぶ者が、市民生活の障害となる様な行為をしてる時点で、条例や法律、ヘタしたら憲法そのものにも違反してるんや。“憲法守れ”と言っとるヤツが、真っ先に憲法を破ってるのは、滑稽にも程があるわい。
カ:国会内での暴力沙汰や議事進行の阻害も、与党側はあくまで“被害者”であり、やっているのは野党側でしたねw
隆:そや。自分でルール違反やってるのに、それを他のモンがやった途端批判し、いかにも“正義”を振りかざしとるけど、そら、道理がおかしいわw そやから、審議の場において自分の意見が否決された“理由”も聞かずに感情的になり、それで手を挙げたら、なんのための議会制民主主義や?って事になる。暴力でなんでも解決できるんやったら、民主主義なんてクソやんけ。それこそ、国民に対する冒涜や。
カ:あーあ…ター坊さんの説教で、二人とも沈黙しちゃいましたね。
隆:ま、アイツらは、考え方が極論すぎるからな…けど、ホンマに用心せなアカンのはこれからや。