迷馬の隠れ家 はてな本館

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“マスコット”は、“中性”が良い訳?

ここんトコ、観光協会自治体の広報ポスターデザインの件で、豊満な胸を強調する女性キャラを採用した事で、一部のレイシストな連中から抗議を受け、デザインの変更やキャラクターデザインの公認撤回が相次いでいる。しかしまぁ…ちっさいですなw デザインしたのが男性なら、その性欲がデザインに出るのはオトコの性(さが)であり、女性がデザインした場合でも、それは自身の憧れであり、それを性的侮辱だとか、如何わしいとか批判してる時点で、作者やデザイナーはおろか、地元の経済や地域振興をもバカにしてるのと同じだって事に気づかない方が、よっぽど“頭涌いてる”としか言い様がない。第一、興味を持ってもらうには、なんらかの“きっかけ”が必要なのであって、その“きっかけ”がニッチなモノだと誰得な訳であり、せっかくのアイディアも、批判ばっかで採用する気がないなら、最初から公募したり、デザイナーなどに依頼する必要はない。もっと言えば、“なんの魅力もない”トコに集客力は生まれない訳で、没落したって良いのであれば、とにかく事を起こさず、完璧な隠遁生活を送る様、立ち振る舞うのがスジである。(そう、ついこないだまで死去した事すら知らせなかった、原節子みたいにねw)
で、本題は、いわゆる“ゆるキャラ”に関して、どうしてデザイン上、男児か中性(というより、性別不詳)が多いのか?その一番の答えは、“性別なんてのはどうでも良い”って事である。むしろ、女児(あるいは女性)をイメージしたキャラクターがいても、作者や関係者が口外しなかったら分からんキャラが多いのも、結局は事を拗らせるバカを避けるため…ってのがほとんどのケースだと思う。
サンリオのキャラで、古くからメジャーなハローキティマイメロディーのデザインも、キャラ設定は“女の子”であっても、女性としての身体的特徴は、ほとんどデザインされていない。辛うじて、リボンや装束がそれっぽいから認識できる訳であり、説明ナシでジェンダーフリーな人が見たら、初見だとおそらく“男性かな?”という認識を示す可能性がある。ぶっちゃけ論で言えば、“リボン=女児のシンボル”という概念がある人にとって常識でも、そうじゃない人にとっちゃ、逆の場合だってある訳で、スカートを身につけてるから“女性”という認識でスコットランドに行ったら、民族衣装のタイトスカートは、実は“男性の装束”という事実にカルチャーショックを受ける事になるし、歌舞伎俳優やタカラジェンヌは演目の役柄上、どうしても実際の性別とは真逆の事を演じる訳で、これとて、初歩的な予備知識ナシで見たら、勘違いするのは当然の事。(ま、お芝居ですから、実際の男性的な仕草、女性的な所作に、若干の違和感があるんだが…w)つまり、単純に“胸デカい”とか、“露出が露骨”というクレームをつけた女性人権団体を称する連中は、完全に自惚れて僻みを言ってるだけで、事の前後を見てないどころか、話題性を生み出すきっかけを、実情を知らずにイメージだけで語る“余所者”に出し抜かれたから騒ぐんです。で、それはそれで、第三者…つまりはポスターを見てない人やメディアから見れば滑稽な話であり、そしてそれゆえの“話題”となる訳です。それをプラスにするかマイナスにするかは、当事者自身の胸算用ですw
よく考えて欲しいのだが、はばタンくまモンひこにゃん等の動物系ゆるキャラは、総じて見た目だけで性別がわかりますか?人物系ゆるキャラで人気があるのは、総じて男児です。(女児系は絶対数自体が少ない&一部を除くと総じてブサいw)つまり、そういう事です。デザインの仕様で男児にも女児にも変形できるからこそ、多くのゆるキャラは動物がモチーフであったり、建造物や無機質な物体等を擬人化した、“人間の性的な要素がない”中性的なデザインになるのです。逆を言えば、性的な表現を盛り込んだ場合、可愛らしさや愛くるしい感じが出てこなくなるだけでなく、かなりグロくなりますw まして、人間同様に二足歩行を前提としてデザインした場合、実際の動物にある生殖器が露骨に見える状態になる訳で、それを和らげたいから衣装をつけるケースもある訳で、そこを勘違いしてエロいだグロいだと騒ぐのは、想像力が豊か過ぎて自滅してるのと同じですw 要するに、イメージがどうしても性的な方へ向く人は、どんなデザインでもエロいんですw