迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

深夜食堂“FLAT RIVER”2016 四皿目

マーグ(以下グ):今日は一日中飛び回ってた様だが、大丈夫か?マスター。
(厄介事も片付いたし、月イチの会合も初日に出たから、これで終了…しばらくは仕事に専念できるってモンよw)
でも、風邪だけは気をつけろよ…体力がヘロヘロだと、後が保たねぇぞ。
(はいはい…)
ったく、年末にブッ倒れてエラい目に遭ってるんだから、ちっとは労われよ…
(ブァサ…)
っと、いらっしゃい。
ハルトラ(以下ハ):よう、マーグ…熱燗頼めるか?ついでにアテで鯛のぶつ切り山葵ぼっかけで。
グ:オイオイ、上方落語の“酒の粕”かよ?つーか、ハルトラの“生前さん”は、落語家だったなw
ハ:いやな…ワイの師匠が、こないだ亡くなりはったということらしいんや。どうも、一昨日の倅がやってるラジオの冒頭、普段なら調子ようしゃべるのに、何やら重たい感じやったから、ひょっとしてとは思たんやけど…
グ:…マジかよ?ということは、“こっち”の住人になったってことか。
ハ:ワイからしたら、戦々恐々やで。久々に逢うんはエエけど、いろいろボロカス言われそうで…
グ:それはそれでいいじゃんか。恩師に会えるんだろ?何言われても、それはそれ。もう一度逢いたいと思う者に“逢える”ということほど、“こっち”の世界において、一番喜ばしいことはないぜ。むしろ、逢えないまま転生したり、その思いが却って邪念となって化物に変化したり…そういうのがあるからな。オレたちの場合は、マスターの気分次第なトコがある反面、マスター経由で“向こう”に話しかけることもできるからな。
ハ:ま…言われりゃそやけど、上方落語四天王揃い踏みになってもうた以上、何らかのカタチで定席作らんと、申し訳が立たんというか…その…
(ブァサ…)
グ:お、話がわかるのが来たぜ。
ギィ(以下ギ):何や、ここにおったんか。さっき、重鎮会でもやろかって…
ハ:わー、早速かいな?! ギィはん、ワイがここで飲んでるなんてことは…
ギ:まだそこまではしゃべってへんし、挨拶しただけやw あ、マーグ、悪いけど、トリスハイボールとおでん…大根とちくわ、玉子でエエわ。
グ:へいへい…珍しいな、安酒でおでん頼むなんて。
ギ:そら…僕かて、そういうので一杯って思うことかてあるよ。いつも白州や山崎、余市、宮城峡などをロックとかで飲んでる訳やないし…
グ:エラいサントリーとニッカ推しだな、それw
ギ:日本のウイスキーの祖は、現在のサントリーの山崎蒸留所だけど、その技術者が北海道・余市に移り住んで作ったんがニッカや。そやから、日本のウイスキーに敬意を払うのであれば、ニッカかサントリーの国産ウイスキーを飲んでやるのが礼儀やろ?
ハ:そういう話やったら、シンのトコでやりゃエエやん。あっちの方が、酒専門やさかい。
ギ:それはともかく…定席を作るとなると、江戸落語の重鎮どもも煩くなるで。あの人らも、上方の重鎮が揃い踏みとなれば、うかうかしてられんからな。
グ:言えてるな…寛馬とか克ちゃんあたりが、キャッキャウフフと言いながら作ってるかもなw
ハ:うわ、それはマズい…ちょ、定席にエエとこ探してくるわ!!
ギ:慌てんでもエエやん、今日は飲んで憂さを晴らし…付き合うたるさかい。
グ:そうそう、飲んでるうちに、向こうから来ると思うぜw
ハ:…酔うに酔えんわw