迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

“子供の言動”に戸惑うな。

SNSで、結構“気持ち悪い”映像が拡散されている…子供に安倍政権批判をやらせてるヤツだ。もちろん、子供の意思によるかどうかの真贋は別として、それをいちいち動画に挙げたり、“子供に言われて恥ずかしくないか?”と問う大人の方が、寧ろ“頭大丈夫?としか言い様がない…市民運動とか言ってる人々に多いのが、こういった“純粋な子供心”を利用して、自分の主張こそが“正しい”とする概念を一般に“押し付ける”行為である。しかし、ちょっと考え方を変えると、そこに映ってる子供達に“本物の笑顔”がないのはなんでだろう?

その“答え”を一発でいえば、歪な正義に酔いしれた大人に抑圧されているからであり、その“文言”を言わないと“褒めてもらえない”からである。子供ってのは、その成長過程において、確固たる自我を持つまでの間に、周囲の大人が“褒める”事と“叱る”事によって人格形成が行われる訳であり、その影響が一番色濃く残るのが、小学5年から中学2年までの間…いわゆる“中二病”ってヤツである。ここの部分より若いと、理解してない分覚えてないから影響が少ないし、褒められた事より叱られた事を覚えてる方が多いw また、これより年上世代は、余程の英才教育でも受けてない限りは、自我によって様々な情報からの判断ができるようになってるし、大人の“言い訳”に関しても疑念を抱いてるから、まともに信じたりはしない…しかし、この“人格形成”の時期において、一定の情報を遮断し、指導者と名乗る大人の言い分だけで物事の判断をすべきと教育されると、それこそ、それ以外の価値すら自分で否定する“生体CPU”状態になる。つまり、大人によって“捨て駒”にされることがわからないまま、事を起こしてしまうのである。

この話は、実は学生運動世代のジジババ…てか、今から半世紀前の大学生に多い思考であり、その根本原因は、日本の敗戦後の教育指導に、社会共産主義の思考を指導することもアリとしたGHQの“教育改革”が一つに挙げられる訳である。つまり、GHQとしては、とにかく日本の“無力化”に心血を注いでたトコがあり、その背景にあるのは、日本人の“報復”を恐れたがためである。だが、ちょっと考え方を巡れば解る話だが、日本が太平洋戦争に踏み切ったのは、日本のマスメディアが煽った事と、プラスして当時の国際連盟が日本をはじめとしたアジア各国やアフリカの主張を無視し続けた事、そして、アメリカで未だに燻っている白人至上主義が“正義”という概念が蔓延したことによるモノであり、ある意味世界中の人々の“自業自得”である。そして、日本は最初から“敗戦”する事が解ってた上での真珠湾攻撃を敢行した訳であり、本来であれば、数ヶ月の戦闘で和平の交渉に欧米諸国と共産主義者、そして日本が対等に話し合えるお膳立てをする“腹積もり”で計画してたんだが…ここで何も知らない陸軍派と、慎重に事を進めるべきとした海軍派が対立してしまい、更に、満州を手掛かりに“領土拡大”を是とした陸軍の意見“だけ”をメディアが挙って拡散した訳である。だから、情報統制が行われた際に、一番躍起になって民衆を煽ったのが、皮肉にも夏の高校野球の“主催者”であり、それを誰も止められなかった事で、事態が悪化したのである。故に、昭和天皇は“臣民の犯した行為は自分の責任”としてGHQに対して死刑をも厭わない姿勢を示した訳であり、それに対して“即刻首撥ねろ”と言ったのは、戦争に直接関わらず、むしろ終戦のドタバタを“利用”して“領土拡大”をやったソ連であり、“戦争は全部日本のせい”にしたかった中国共産党の連中であり、そして欧米の左翼系政治団体であった…しかし、それに対して反発したのが、同じ立憲君主制を行なっているイギリスであり、アジアや中東諸国の大多数だった事を受け、結果的に“戦争責任”に関しては“軍部の暴走”って事で片付けたのが“東京裁判”の本質…と考えて良い訳で、その“代案”として教育現場において“天皇・皇族批判”もやって良いとした訳である。コレがのちに、様々な“問題”を起こしてると言っても良い訳である。

つまり、今の65歳以上の世代ってのは、中卒や高卒でも“職業選択の自由”の名の下に上京・上阪して、大手企業からも“金の卵”として扱われた世代であり、中でも大卒は“高給エリート”として見做された反面、受験勉強で余計な情報を遮断してたが故に“世間知らず”なままで、所属する学部の教授の言葉を鵜呑みにする純粋無垢な青年が多かった訳である。そして、先輩の中には戦地での経験者がいるモンだから、国に対する不信感から反抗的な輩もいた訳であり、若者ゆえの好奇心が仇となり、その“知性”をあらぬ方へと使わされるハメになる訳である。だから、大卒“だけ”が就職難に陥った訳であり、それを拾い上げまくったのが、実はマスメディア関連の企業だった訳である…ここで察してもらえた人、鋭いですw 今のメディアが偏向報道をやりまくってるのは、そういう事なんですよね。

戦争を知らない子供たち”というフォークソングの名曲があるが、ここでいう“戦争を知らない”世代ってのは、実は昭和20年(1945年)以降…というよりも、正確にいえば、その1〜2年前に生まれた人々を含めた世代であり、オイラの感覚で言えば、努兄以降の世代で大学まで進学した人々が、世間を知った風に歌いまくったのがコレである。平和であることの尊さを、戦争の本当の惨さを、感覚的に“知らない”世代だからこそ、経験がある上の世代から直に教わることもできた世代であると同時に、そういう経験談を“話したくない”と言って墓場に持ってった人々も多かったが故に、本当の意味での“平和”ってのが、いかなる“犠牲”とともにあるかを学ぼうとしなかった人が多いのも、学生運動をやってる連中には多い訳である…もっと言えば戦争そのものに“憧れ”ているのは、平和を訴える市民運動家に多いのであり、自分達が、実際の戦地で“命懸け”で戦うことができない事を嘆いてるのである…自分の言動によって、いかに子供達を危険に曝しているのか、それが全然理解できていないのが、市民運動家に多いのは、自分自身が“世間知らずなガキ”だからである。だからこそ、惑わされてはいけない…“子供”が大人を批判したからと言っても、その“真実”を聞き入れられずに否定してるなら、それは無視して叱ってやるべき行為である。今の“自分”があるのは、多くの先人達の“犠牲”の上に成り立ってるんだと…