迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

未曾有の災害に対する政府批判は、被災者をバカにするのと同じ行為…

放牧中ながら、今回はどうしても腹立たしい話が、ネット上で跋扈してるので、iPad Air2 から更新…西日本豪雨や、室戸台風以上の勢力で暴れた台風21号、そして…馬産地でもある北海道胆振大震災。こうも立て続けに自然災害が発生すれば、ライフライン関係や自衛隊、更に政府も疲弊するのは当たり前…なのに、対応が遅いと批判してる人達は、何様でしょうか?又、これ見よがしに東京五輪大阪万博誘致反対を声高に叫ぶ人って、どこを見て侮蔑してるんですか?それ、阪神大震災の時から、全然成長してないのと同じですよw

それはともかく、今、本当に重要なのは何か?一呼吸置いて考えるべき時ではなかろうか。被災地を助けろと叫ぶ気持ちは痛いぐらいに解るが、だからと言って、政府の対応が拙いと判断するのは時期尚早…こういう批判の多くは、経過と結果を、きちんと結び付けた上で語るべきであり、表面上の“情報”だけで判断すべきではない。そして、この期に及んで“何もしない”上に、政府批判や自衛隊、あるいは各自治体の警察、消防をこき下ろし嘲笑う連中こそ、被災者を、被災地域の“不幸”を待ち望み、愚弄したいだけの天邪鬼でしかない。

ライフラインや交通インフラの老朽化は、以前から指摘されてた部分であり、その補修や更新を行うにしても、“税の無駄遣い”と言って、バンバン中止や計画を廃案に追い込んだのは、言うまでもなく有権者の責任であり、情報弱者で法律に疎かったが故の弊害である。つまり、戦時下同様に、ごく一部のメディアが大事の様に騒いだデマに、まんまと引っかかった“結果”が今日に至る訳であり、特に北海道のブラックアウトは、直接の原因こそ震災による被害でも、日頃の備えとして、別系統の電源確保が遅れた事や、大出力発電所の“一極集中”が仇となっていて、更に、非常時でも最小限の被害で済む様に設計された原発を“放射性物質が漏れる危険が…”と言ってずっと止めたが為に、北海道内の電力供給力が、一瞬にして潰れた訳である。既存の火力や水力、更に“自然再生エネルギー”で、充分電気が賄えると脱原発至上主義者は声高に叫んでくれたが、それは平時の話であって、こういう未曾有の災害時は、公害や放射線被曝をピーキャー言ってる場合じゃない。それこそ“摂受折伏時による”という格言の如し…既存“だけ”では有事は対応しきれないし、“安定供給”を是とするにであれば、その為の“対価”をどこにどれだけ担ってもらうかを考えるべきであり、その為の機材や設備の更新は不可欠であり、そこにケチをつけた以上は、それ故の不便を受け入れなければいけない。

西日本豪雨や台風21号による被害も、政府批判を目にして来たが、これも結局は、阪神大震災の際に露呈したインフラの老朽化を“放置”した事で甚大な被害が出てるのであり、現政府が今までの“愚行に対する尻拭い”をやってる最中に愚弄するのは、お門違いもいいとこである。スーパー堤防にしろ、共同溝にしろ、地下遊水池にしろ、過去の“自然災害”からの教訓で、早急に整備すべき事案だったにも拘らず、それを阻んだのは言うまでもなく、目先の利害に囚われて騒ぎまくった“住民”である…しかも、そういう人々の多くは、災害ハザードマップの意図を無視してる上に、土地の評価額や築年数“だけ”で物事を推し量ってるトコがあるからタチが悪い。去年、台風で大和川大阪府内で氾濫した際にも指摘したが、スーパー堤防の整備計画を阻害した人々によって、本来であれば防ぐことができた(あるいは最小限の被害で済んだ)ハズの被害が出た訳であり、直の原因が“自然現象”であっても、その予防策や事前整備を怠った結果によって引き起こされた“人災”でもある。

ここんトコを踏まえた上で政治批判をするなら、災害対応に追われてパニック状態の政権に対して、協力するどころか、これを機に討伐すべきと叫んでるメディアや既存野党がやってるパフォーマンスこそ批判すべきであり、トンチンカンな行為を糾弾すべきである。つまり、余計な情報を垂れ流し、救援活動を阻害してる在京オールドメディアと、日本が壊滅する事を願って躍起になってる“革命家”気取りの連中こそ、この国の“害悪”であると悟り、責任を取らせるべきである…それができない連中だから、逃げ回るんです。卑怯であると同時に、どこまで民衆を愚弄すれば気がすむんでしょう?



遅ればせながら、台風21号で被災した関西の皆様、そして、愛すべき北の大地で起きた震災で困窮してる被災者の皆様に、お見舞い申し上げると同時に、犠牲となった方々に、哀悼の意を表します…今こそ、困難に立ち向かう為にスクラムを組む時、お互いに無理せず、頑張りましょう!