迷馬の隠れ家 はてな本館

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あどランアーカイブ その2(覚えているかい?“コワイライトゾーン”)

あどランの中で放映されたドラマ(含む時代劇スペシャル)の中で、なんだかんだ言って放送されまくったのが、短編ホラーシリーズ、“コワイライトゾーン”である。ま、ぶっちゃけな話、“世にも奇妙な物語”のあどラン版だと思っていただければ説明が簡単なんだが、1989年の8月に放送されて以来、90年夏、91年春先と計10話放映された。普通なら考えにくい話の展開と、アナとしての通常業務をこなしながら、“大根役者”と言えども白熱した演技(?!)が見物だった。全10話の中で、オイラが覚えているストーリーをちょこっと紹介していこう。

第一話と第二話をトバして悪いが、第三話。“おさきどんの猫の手は白い”…夏休みシーズンに海水浴を楽しもうと、とある民宿を予約したグループがいた。しかしそこは、本来かき入れ時のこの時期には、なぜか宿泊を断っていた。しかしどうしてもというこのグループだけ受け入れたのだが…。
最後のオチで三上アナの“化け猫”姿がインパクトあり過ぎて、以来彼女が琉球朝日放送へ移籍するまで、“バケ猫智恵”なんて呼ばれてた事も…。それ以上にインパクトあり過ぎだったのが、話の合間に脱線しまくるじーさん役を演じた藤本アナ。とにかく本気で“ボケ”てました。(いや、本人は現在も矍鑠とした方ですが…。)
第四話、“扉の向こう側”…主人公は働き盛りのサラリーマン、でも彼は家庭から、あるいは職場から過度のストレスを受けて心身共にボロボロだった。そんなある日、職場にある“開かずの扉”の向こう側が気になって…。
ある意味、現代社会の影の部分が描かれたこのストーリー。鬱で人生に疲れた人は、案外この“扉”を探しているのかもしれません。
第五話、“クレジットカード”…ギャンブルにめっぽう弱い男が、ある日パチンコ店で奇妙なカードを拾った。それからというものこれまで何やってもダメだった事が全部思い通りになっていき、浮かれ捲っていたのだが…。
オチの部分で“カード”の残数がゼロになってて、次の瞬間に恐ろしい事が待ってる、本格的なカルトネタ。
第六話、“バーゲン”…結婚適齢期を迎えた娘。でも自分の理想が高いのか、それともここんとこの両親の不仲を見ていて結婚に嫌気が差したのか、複雑な思いをしていたある日、友人に誘われあるバーゲン会場へ。その“バーゲン”とは…。
二つのオチがあって、世の殿方が“ゾ〜ッ”とする様な結果が待っている。しかし、女性の要求に応えられないからって、“返品”された男性は、かなり“哀れ”だよな…。
第七話をトバして第八話、“招待状”…賑やかな街を彷徨う一人のホームレス、彼の手には差出し人不明の“招待状”があった。しかし、その招待状に書かれた場所は、既に閉館した劇場だった…。
今までと違って、かなり泣ける話。そのホームレスの素性が判明する場面では、関岡アナが済んだ歌声を聞かせてくれます。
第九話、“思い出が変わるとき”…幸せな夫婦生活を満喫する、ある男性。その男性の後を追いかける、一人の不振な男性がいた。その二人が偶然出逢って、お互いの話をしていくうちに…。
夫婦の様子を見ていた近所のオバハン役の水野アナの表情で、ある程度予測がつく。オチの部分で写真が変わっているのに、嫁さんは何にも気付かないってのが不気味。
第十話、“パスポート”…天の声は、ある“女性”に対し、自由への“パスポート”を手に入れる為の“最終試験”を行う事を告げる。その試験に合格すれば、“彼女”は新たな人生を歩める事が約束されていた、しかし…。
一部かっこ囲みしている理由は、オチがあんまりにも意外な展開を見せる為。なんせ“彼女”と思った主人公は、とんでもない存在だったりするからだ。
もしもあどランのアーカイブDVDが発売されるなら、こういうのをまとめて編集してもらいたいモンです。種類毎にまとめて作ってくれたら、けっこう面白そうなんだけどなぁ…。