迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

ちょっと贅沢な“お好み焼き”

関西のお好み焼きは、小麦粉生地に山芋を少量混ぜてフワフワに焼き上げるのが特徴だが、小麦アレルギーには“死を呼ぶ食事”とも言える食べ物でもある。しかし、諦めるべからず。この小麦粉生地から主である“小麦粉”を抜いて焼いたら…。それはそれは、なんとも贅沢でヘルシーな一品に早変わりするんですね。つまり、生地を山芋と卵“だけ”で作れば、ちょっとした酒の肴としてもイケる、粋な“鉄板料理”になるんです。

材料は山芋と卵、粉末だし、刻みネギ、お好みの具材(豚肉やイカ等)、そしてお好みのソース(ポン酢、マヨネーズ、とんかつソースetc…)と、実にシンプル。(生地一枚分の山芋と卵の目安配分は、山芋の太さや形状にもよるが、一般的な“長芋”なら、使用する卵の大きさと同じ長さで充分。)
1:山芋はすりおろしでも細かく刻んでも使えるから、好みの方法で下準備して、ボウルに入れる。
2:1の中に卵と粉末だし、刻みネギを入れてよく混ぜる。
3:よく熱したフライパンに薄く油をまわしたら2を流し込み、その上に好みの具材をのせて、フタをして軽く蒸し焼きにする。
4:少し焦げ目が付いた頃を見計らい、ヘラで裏返して反対側も焼く。
5:両面とも焼き色が付いたら皿に盛り、好みのソースをかけて出来上がり。
生地に小麦粉が入ってない分、かなり柔らかい感じがするが、焼き過ぎると山芋のおいしさを損ないかねないので、焼き加減に注意。ちなみにオイラんちでは、豚バラ肉薄切りが“定番”具材だが、ボッカケ(神戸・長田区では定番のメニュー。牛すじ肉と蒟蒻を、砂糖と醤油、味醂で甘辛く炊いた物。青ネギと相性がいい。)でも充分おいしくできる。(この場合、できればポン酢でいただきたい。)
応用としては、山芋の代わりにジャガイモをすりおろして、片栗粉(又は餅粉)をつなぎに加え、キャベツも入れて焼けば、洋風にも対応できる。(けっこう、冷蔵庫の掃除料理としても活用可能であると同時に、通常のお好み焼きより食物繊維が豊富なんで、野菜が苦手な家庭でも手軽に摂取可能になる。カロリーも、小麦粉を省いた分セーブ可能。)一度お試しあれ。