迷馬の隠れ家 はてな本館

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気怠い時に飲む紅茶

いよいよ寒さも増して、風邪のシーズン到来。今年は厄介なことに、変異型鳥インフルエンザが蔓延する恐れがあると、世界中で騒がれてますね。ま、こういう“疫病”の蔓延には、ちょっとした慢心が関係してるって知ってるかな?詳しいことは、後日“哲学独り言”で触れるとして、今日は風邪や鬱になった時に飲む“紅茶”の作り方について。
そもそも“紅茶”は、その昔インドやスリランカからイギリスへ輸送中に発酵して変色した茶葉を、イギリスの水で抽出したら、とても美味しかったんで欧米各国で飲まれる様になったとか。その際にミルクと一緒に煮立てる方法が“ロイヤルミルクティー”で、その変形版で生産地インドでは、昼下がりに飲む炊き出し紅茶が“チャイ”である。また、チベットやネパールでは、“グルグルティー”(別名:紅茶のポタージュ)なるバター茶がある。これは山岳地帯での貴重な“栄養源”であり、塩分も補給する為に考え出された飲み方である。
今回はオイラ流の体が温まる“チャイ”の作り方である。

基本的な材料は紅茶(フレーバーティー以外なら、ティーバックで充分)、牛乳(できれば低温殺菌のモノが良いが、普通のでも対応可能)、水、生姜(生に限る!!チューブ入りは邪道)、蜂蜜(初心者はスーパーでも購入できるアレでもいいが、オイラ的には純粋アカシアがベスト。クセがあるが、菩提樹やコーヒーの蜂蜜も面白いかも?!専門店で好みの味の蜂蜜を探してみて)
1:生姜は皮を剥き、できるだけ細かくみじん切りにして、だしパック(パルプとかでできた袋、“茶がらパック”等の名前で売られてるんでひとつは用意しておこう)に詰めておく。
2:ミルクパン(小型の片手鍋)に水を入れ、火にかけて、沸騰したら紅茶と1を入れて煮る。(時間にしておよそ5分くらい)
3:2に牛乳をたっぷり入れて(水と牛乳の割合は、1:3ぐらい。)一煮立ち。最後に蜂蜜を加えて溶け込んだら火を止め、あらかじめ温めておいたカップに注ぐ。
ハイ、これだけ。好みで、シナモンやカルダモン、クローブ等を生姜と一緒に入れて、コレで煮込んでもOK。ちなみに本場インドでは、水はいっさい使わずに牛乳だけ(!!)で紅茶を煮込むんだとか。また、生姜を刻むのがどうしても苦手な方は、紅茶用のスパイス(ティーマサラ)があるんで、コレを活用しましょう。また、蜂蜜が苦手だという方は、砂糖でも作れます。ただし、蜂蜜で作るより紅茶の味がかなりヘボくなる(甘ったるくなる)んで、使う時は注意。また、リーフティー(本格的な缶入り茶葉)しかない場合は、生姜と一緒にだしパックに入れてもかまいません。ただし、オイラの経験上、高級なリーフティーやアールグレイ等の“フレーバーティー”(香りや味を楽しむ紅茶)にはこの方法は向いてないんで、おススメできない。産地としては、セイロンウパ(一般的なティーバッグの茶葉。クセはそんなにないが、スバイスや蜂蜜の相性によって、味が変わる)やニルギル(クセのある苦みが特徴、スパイスとの相性がバツグン)が向いているが、ダージリン(別名:紅茶のシャンパン。鮮やかな水色[すいしょく]でクセが少なく、そのまま飲む方が旨い)はあんまし向いてない。紅茶の専門店では、チャイ専用の茶葉も扱っている店もあるんで、そこで購入されることをおススメします。