迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

余り物の蜂蜜でジャムを作る方法?!

昨日オイラの家の掃除をしていたら、この冬に食べきれなかったリンゴがちょっと残ってるのを発見した。流石に殆ど腐ってるヤツもあったが、生はダメでも火を通して加工すれば、まだ食べられる状態のがいくつかあった。で、ここんとこヨーグルトを食べるヒマがなかったんで、お気に入りのアカシア蜂蜜が有り余ってるときた。そこで、その両方を一気に“処理”してしまおうと、ヨーグルトのトッピングとの兼用のジャムを作ってみたら、かなり美味しいのができた。蜂蜜を使用してるんで、1歳未満には食べさせられないが、砂糖の甘さが苦手な方や、ジャム作りに失敗しやすい不器用な方専用の“オイラ流バーモントジャム”の作り方を、紹介しようと思う。
ちなみに“バーモント”とは、アメリカで古くから伝わっている健康法で、本来は蜂蜜とリンゴ酢のサワーである。

材料はいたってシンプル、リンゴと好みの蜂蜜だけ。(酸味が欲しいなら、レモン汁適量で)リンゴの味を活かしたいならアカシア、蜂蜜の甘さを優先したいなら、今が旬のレンゲ・クローバーを、なければ普通の百華蜜(通常スーパーや薬局で売ってるのはコレ)で充分。ただ百華蜜は、どんな花の蜂蜜がブレンドされてるかわからないんで、アレルギー体質(特に蕎麦)は、できれば原材料の花が判明している蜂蜜を使用する方が安全かと思う。(かなり値は張るが…。)
1:リンゴは皮と芯(種の入ってる部分)を取り除き、できるだけ薄くスライスする。
2:鍋(できればテフロン加工のミルクパン程度の小鍋で)に1と蜂蜜を入れて火にかける。分量の目安としては、リンゴ3:蜂蜜1ぐらいで。(この時に一緒にレモン汁を少量入れても良い)
3:ただひたすら煮る。最初は強火でリンゴの水分が出てくるまで、水分が出てグツグツ煮えてきたら木ベラで混ぜながら弱火で、水分が殆ど蒸発するまで煮続ける。
4:火を止めるタイミングは、残った水分にとろみが出て、全体にツヤがでてきたらOK!!後は冷ましてから煮沸消毒済みの広口保存瓶に入れて出来上がり。
使い方は、朝食時にヨーグルトに混ぜてみたり、トーストした食パンにバター(マーガリン)を塗った後に乗っけたり、カレーを作る時の“隠し味”に…と、結構活躍してくれます。
応用編として、“ハニーシトラスマーマレード”にしたいなら、柑橘類の皮と果肉に合わせて、使う蜂蜜も柑橘系から穫ったのにすると、風味が豊かになりますよ。(案外知られてないが、柑橘系の花から穫った蜂蜜は口に含むと、ほのかに果実の香りがします。)イチゴジャムなら、おそらくアカシア蜜よりレンゲ蜜の方が相性が良いかと思う。
また、蜂蜜だと砂糖みたいに調理中に焦げ付いて、味が苦くなる心配もないし仕上がりもキレイで、しかも高い殺菌力のおかげで長期保存が可能。(常温で3ヶ月、砂糖だと分量次第で1ヶ月程度しか保たない事も…。)砂糖はちょっと…て方でも安心して食べられますよ。但し、所詮はコレも“甘味”なんで、食べ過ぎて太っても知りませんが…w