迷馬の隠れ家 はてな本館

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あどランアーカイブ その17(番組内のコーラス隊?!)

ちょっとリクエストがあったんで、今日のネタは久々の“あどラン”ネタです。MBSのアナ達の中には、大変歌唱力のあるアナウンサーもいました。中には(クリスチャンだったんで)実際に、自宅近所の教会で“聖歌隊”に属して、休日はその美声を礼拝堂に響かせていた方もいたとか。そんな彼等にとって、その歌声を披露する場面は、番組内ではかなり規制(自己満足で終わるカラオケ大会等は厳禁)もあって、なかなか日の目を浴びる事はありませんでした。
しかし、ドラマのワンシーンや、チャレンジ企画の一環として披露する分には、特に規制がなかった為、そこでなら…と、ある企画が番組晩年期に実行されました。

ちょうど番組放送開始10周年とあって、過去に習ってムック本を出版する事は決定していたんですが、それだけじゃ面白くないから…といって、歌唱力に定評あるアナ達で、新しいあどランの“テーマソング”を歌ってみようという“企画”が立ち上がったのです。この企画に“オレも協力させて”と声をかけた(てか、アナ達が頼んだ)のが、もんたよしのりだったんです。で、彼はこの番組に一度だけ、“よってたかったインタビュー”のゲストとして登場した事があり、しかも関西在住とあって曲を提供してくれたのです。それが“OVER & OVER”という、ちょっとワールドミュージックテイストのサウンドでした。(ちなみにカップリングは、アナ達による“HUSH,HUSH,SWEET CHARLOTTE”で、関岡アナと武川アナのソロパートがあるヤツです。 )
この曲自身、歌詩の内容やサウンドには力強いメッセージ性のあるモノだったのですが、本来ならそのソロパートをアナ達から選んで歌ってもらうべきだったのに、完全にもんたよしのりの“ソロボーカル”にアナ達の“バックコーラス”という本末転倒な曲になってしまいました。(オイラ自身は、歌詩が結構気に入ってるんだが…w)そのせいか、あまり売れなかったらしく、発売から1年でのセールスは3000枚程度だったとか。また、この翌年にあの“阪神・淡路大震災”が発生して以降番組の勢いも止まり、いよいよ衰退の時期を迎えてしまった“きっかけ”となった訳である。
オイラの手元には、このCDシングル(当時は8cmシングルって、普通に発売していたんだよなぁ…)の実物があるんだが、このジャケットの背面には、当時使用していたセットの雛壇に、当時のアナ達全員を撮影した写真がある。コレを見て思うのは、放送開始時の覇気がなくなった虚ろな姿のアナと、調子に乗り過ぎて傲慢なオーラを放ってるアナが大半を占めてる様に映ってる点である。やはり、この時既に、番組の“寿命”が来ていたのだと、改めて感じた。今のメンツでやるとなると…う〜ん、新鮮味あるアナも増えたけど、マンネリ化は避けられないというか…。