迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

北欧料理も捨て難い?!

先日、ちょっくらIKEAポートアイランドまで行ってきた。で、組み立て式の回転式デスクチェア(¥2990也w)とともに、なぜかスウェーデン料理の本まで買ってきた。何でも、スウェーデンを含む北欧料理ってのは、他のヨーロッパよりもロシアや日本(というより、アイヌの食文化)に近い感覚がある。で、興味があったんで、買ってきた次第である。
本の中身は基本的に、IKEAの店舗で手に入る食材で作れる様に書かれているが、アレンジひとつでは普通のスーパーで手に入る食材でも作れそうな料理もある。特に鮭を使った料理は、流石“本場”とあって、結構参考になる。元々海洋民族だけあって、魚介類…特に鮭の扱いは飽きがこない。また、非常に甘エビとニシンが好きらしく、コレを使った料理もハデw また、日本でいうトコの“飛び子(魚卵)”らしきモンも、向こうでは“赤キャビア”として通用するらしい。
ただ、とにかく大雑把な作り方をしてる感もある。特に野菜に関しては、あまりにも冷感地帯なモンだから、葉野菜系が少なく、根菜類でも玉ネギかジャガイモがメイン。良くてビーツ(いわゆる赤かぶ)ぐらい。でも、ハーブやスパイスを上手く使って調理してるから、見た目よりもクセがなくさっぱりしてる。ただ、いわゆる“ウオッカベルト”地域なモンで、基本的にはウオッカ片手に食すのが慣例らしい。
意外なのは“パン”の定義で、主流はドイツやフランスの様なイースト菌発酵で作るバケットやバンズよりも、トルコやインドのパン(ピタやチャパティ)に近い形状が好まれてるようである。
ただ、肉料理に関しては、残念ながらトナカイのスモークかミートボール、またはソーセージってのが…。ま、土地柄、通常の家畜が飼えない様な地域が多いモンだから、必然的にそうなるらしいんだが。

デザートに関しても、基本的に“生果実”は期間が限られてるのと、通常はジャムを使うのが流儀っぽい。しかもジャム自身は、通常のスーパーで売ってるジャムよりも糖度が低い(オカン曰くw)為、料理のソース用にも転用可能。だから、チーズ好きにはチャレンジして欲しい“酒の肴”がある。
使う材料はカマンベールチーズ(できれば、賞味期限に余裕がある様なモンが良い)、小麦粉、玉子、パン粉、揚げ油、クィーンズブレンドジャム(要するに、ブルーベリーとラズベリーのミックスジャムw)あ、一応、ジャムは好みで苺ジャムやマ―マレードに変更しても可。
作り方は至ってシンプル。カマンベールを適当な幅でいちょう切りして、小麦粉、玉子、パン粉の順でまぶして、180℃程度の揚げ油に投入。表面がきつね色になったら油を切って、皿に盛りつけたら、あとは上からジャムを掛ける!!ただこれだけw
恐らく、スウェーデン製のジャムだったら、甘いのが苦手な方でも充分食べられると思いますよ。