植物由来でパンを練るw

さっき、クックパッドに投稿した、パンのレシピ。実は、ちょっとあそこでは書き損ねた部分もあり、こっちの方で詳しくやっておこうと思う。パンを作る時の要点は、如何にイースト菌を発酵させるかと、如何に美味しく小麦粉を食べさせるか…の２点である。つまり、水分と油分、塩分、糖分のバランスが良くないと、美味しくない訳である。で、いつもだと水分を牛乳、油分をバターにしてたんだけど…コレだと、ただでさえメタボで生活習慣病予備軍(てか、既になってる可能性大w)なオイラん家の家族だから、コレステロール値がヤバくなるw そこで考えたのが、“材料は全て植物性”というレシピ。逆に言えば、動物性蛋白質＆油脂にアレルギーがあっても、美味しいパンを…という概念こそが、このレシピのポイントとも言えるだろう。

材料と調理手順に関しては、上記のリンクを参考にしてもらうとして、どうすれば、食物アレルギー持ちでも“美味しいパン”を食べる事ができるか…を真剣に考えると、必然的に、使える食材が限られてくる。逆に言えば、疾患が原因で偏食せざる得ない苦労は、単なる好き嫌いで偏食になったのとは違うが、共通する部分は大いにあるって事。つまり、“食べられない食品”の代替を、どう設定するかで違ってくるだけの話であって、根本的な部分は同じって事。だから、牛乳が苦手で独特の匂いが…って思うなら、豆乳か水を使えば済む話であり、卵がダメなら最初から使わなかったら良いだけの話である。小麦がダメなら餅米をパン用に製粉したモノを使えばいいし…とにかく、工夫次第で対策を練る事ができる。
食に関する我侭が増えれば、その分だけ作り手もアイディアを生み出して、世の中に発表する…そうして、情報を共有する事で、あらゆる事態に備える事ができるのが、インターネットのいいトコであり、レシピサイトが流行るのも、そういう研究心と好奇心があるからこそである。