迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

Karl's Bar“グランシャリオ”2016 第七夜


カイル(以下カ):どーこーへ行くのも誰に逢うのも、大阪ー娘は〜今日も地下〜鉄〜w また、どっからこんな曲を見つけてきたんです、マスター?
(( >д<)、;’.・ ゲホガホゴホ…)
野暮なツッコミかもしれませんが、口に含んでた午後の紅茶おいしい無糖で、むせないでくださいよw
(急に振るからやろ、バカカイル!!)
あーあ、また画面と外付けHDDが犠牲に…
(カランコロン…)
…っと、いらっしゃい、グランシャリオへようこそ。
ごっちゃん(以下浩):あ、ここって、Shin's Barの姉妹店だったんだ…鉄道模型があるかどうかの違いだけで、こんだけ雰囲気変わるんだね。
潤平(以下潤):同じお酒を飲むのでも、こっちは馬が乱入することって、滅多にないからw
カ:おやおや、珍しいですね…競馬関係者がこっちに来るなんて。
潤:関係者って…w
浩:ま、否定しないけどねw ところで、カイルさんは駅弁とか好き?
カ:これまた珍しい質問ですねw ボク的にはあまり意識したことがないですが、全国各地のおいしい駅弁て、旅情を掻き立てますね。ただ…昨今では新幹線ができたことによって、高速移動が主流になったこともあって、また、従来型のホーム上の売店がコンビニへ移管していて、駅弁そのものが減ってるように感じるんですよ。
潤:そもそも、駅弁の文化って日本特有のモノじゃないのかな?海外じゃ、そういうの聞かないし…
日本の鉄道は、基本、食堂車を併結してる方が珍しい方であって、かつてのブルートレインや一部の長距離特急には確かに併結してても、利便性から言えば、お弁当の方が手軽だし、持ち帰りもできることがポイントだったとも言えるかと…
浩:あ、それは言えてる。列車に乗らなくても、コンビニで惣菜買う様な感覚で選べるモンね。
カ:海外の場合、長距離特急や観光列車には、食堂車や軽食を提供するブッフェが今でも現役ですが、日本でいうトコの“駅弁”は、向こうではあまりないですね…どっちかといえば、駅構内にあるカフェや食堂を利用するのが一般的ですし、そもそも“お弁当”の文化は、アジア圏ではともかく、その他の地域ではあまり存在しないと聞いてますね。
潤:欧米諸国の場合、野外で食事するケースって、だいたい大人数で食料を持ち寄って、それを分け合うスタイルですから…だから、生肉や野菜を持ち込んでそこで調理するか、手軽なサンドウィッチが殆どで、個別で弁当ってのは、本当に稀ですよね。
カ:食文化に関しては、マーグさんの方が詳しいからそっちで聞いた方がいいと思うけど、お酒に関する文化だって、日本と諸外国じゃ、根本的な部分で違うんだよね。
浩:え、そうなんですか?
潤:大きな違いといえば、海外のお酒は酵母で作るが、日本はコウジカビによる発酵が主流…ってことっすよね。
カ:そうそう…日本酒や焼酎は、コウジカビによって醸すことで、米や芋類などの炭水化物から蒸留することなくアルコール度数15%以上の原酒を作れるんだけど、海外のお酒は、ワイン以外はほぼ蒸留酒…ワインでも発酵の仕方次第でアルコール度数10%はイケるんだけど、ウィスキーやラム、テキーラなど、多くのお酒は連続蒸留でアルコール度数を高めてから樽詰めして、熟成させるのが主流だからね。
潤:限界まで水分を減らし、純度の高いアルコールだから、内側を焼き板にした木樽に詰めたり、香り付けに果物やハーブなどを浸けたりして、味や色をつけたのが一般的ですよね。
カ:特に寒い地域に人にとって、アルコールは身体の内側から温めてくれると考えるから、どうしても度数の高いお酒が多くなる訳で、でも、アルコールそのものって無味無臭なモンだから、それぞれの個性を出すために、製造方法に微妙な差が生まれ、今日に至る訳です。
浩:飲み過ぎは良くないけど、本来の酒の楽しみ方って、味だけじゃなく、色や香りも楽しんでこそ…ってことっすねw
カ:それじゃ、ちょっと早いけど、今日のサービスを供しますか…ソルティドッグの変形版で、ウォッカをりんごジュースで割った、その名もビッグアップルです。ちなみに、アメリカで“ビッグアップル”といえば、ニューヨーク市を意味する愛称として親しまれてる言葉です。
潤:あ、これは飲みやすいや。
浩:本当だ…むしろ、甲種焼酎でもできそうw








カ:さて、そろそろこっちは“店じまい”しますか。明日はシンのトコで今年の反省会です…やれやれw