迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

大衆食堂“FLAT RIVER”2017 四皿目

マーグ(以下グ):今日のジャンク飯は、和歌山県民…てか、御坊市周辺で愛されている“粉モン”の一つ、セチ焼きのアレンジだ。セチ焼きってのは、焼きそばを卵でまとめたお好み焼き風のモノで、一般的な“オムそば”じゃねぇのが特色で、元々せっかちな性格の地元漁師などが焼きそばを卵に絡めて焼いてくれと注文したのが始まりとされている。で、“卵に絡めて焼く”ことを“せち殺す”と地元では言うらしく、それが転じて“せち焼き”ってなったらしいw 基本は、普通にソース焼きそばを作って、その上から卵2個ほど落として、鉄板上で混ぜ合わせながら丸いお好み焼き風に纏めて、表面がこんがりしたトコでお好みソースとマヨネーズ、削り節と青海苔を振れば完成…って訳だ。で、その“アレンジ”ってのは、神戸・長田のソウルフード、そばめしを使って作る方法w 手間を省くために、市販の冷凍そばめしを使うが、追加で青ネギとぼっかけ(牛すじコンニャクの煮物)を入れると、食感と腹持ちのいいジャンク飯になるぜ。関西の“粉モン”ってヤツは、味の足し算をやることで進化する面白い性質がある…ま、食文化の地域的な差を埋め合わせてるのが“粉モン’の本質かもな…
(ガラ…バキンw)
オ〜グ〜り〜ん…毎っ回、入り口潰してんじゃねぇよ!!
オグりん(以下栗):ブルヒン、毎回のことだけど、人間と同等のサイズの出入口から入りたいだけだおw
グ:サイズ考えろ、このバカ馬!!
潤平(以下潤):あちゃー…またドア破壊っすかw
グ:おい、潤…コイツどうにかしろよ。
潤:え…怒りの矛先、僕っすか?
グ:言いたくもなるさ…シンやノブにも言ってんだけど、どうにかなんねぇか、コイツの性格…
潤:そう言われても…
ノブ(以下ノ):もう、ここまで来ると、ある意味での“お約束”って言うか“様式美”っちゅうか…w
グ:ノ〜ブ〜〜〜〜〜〜!!
ノ:あ…いや、カンニンカンニンw
グ:ったく…シンやマーティんトコが“馬専用”作ってても破壊されるって言ってるから、カイルんトコみたいに“下級霊除け”の結界でも張ろうか…
潤:あ、それは無意味だと思いますよ、マーグさんトコだと。
グ:どういうこった?
ノ:カイルんトコは、店先に着くまでに踏切があるやん。ほんで、四六時中鉄道模型が走っとるさかい、入るまでがやかましい上に、店内も鉄道関連のガラクタが多いやん…アレで居心地がいいって感じないモンが、ゆっくり酒飲んでられると思うか?
グ:まぁ…確かにそうだなw
潤:シンさんのトコは、元々競馬好きの社交場的なトコだし、そういう意味では、馬も人も関係なく入れる店構えじゃないっすか。
ノ:ま、ボクんトコもそやけどなw
潤:あ、そうっすよね。
ノ:ボクんトコは競馬場直結の宿泊施設というコンセプトやさかい、どっちか言えば、飲食店やのうて“あっち”でいうトコのテーマパークとかリゾート施設に近いやん。なんや、“あっち”ではIRとかいうのを作るみたいなことを審議してる様やねんけど、競馬に特化してるっちゅうんやったら、ドバイほどでなぁても、ボクんトコもそいういうモンやで。
栗:あそこいいよねぇ…ムスリムの戒律に従ってるから、現地では馬券発売はやらないけど、レースの賞金が協賛企業の出資でやってるのは、面白いと思うだお。
ノ:いやいや…日本ぐらいやで、企業や馬主が資金出し合って競馬を行うことを禁じてるんは。
グ:あ、刑法の関係で…だろ?
ノ:せや。“胴元”となる主催者が国の機関か自治体に限るという縛りがあるさかい、しかも、収入は中央競馬やと国庫財源として取り扱われるさかい、その売り上げ如何で防衛費や社会保障の財源も乱高下しよるんや。
グ:なるほど…つまり、ギャンブルを“社会悪”にしてきた連中にとっちゃ、ごく一部の精神疾患者やマナーレスのせいにして潰したかったのは、公営競技の収益は税金とほぼ同じだから、それが気にくわねぇんだな。
ノ:社会に対して利益を公共事業や社会福祉費などに“還元”してることを踏まえると、どこぞの“脱法カジノ”よりも、公営競技の方が遥かにマシやと思うで。