迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

使用済みペン型注射針は“医療廃棄物”です!!

先に、こちらのTwitter投稿を見てもらおう…

結論から言えば、非常に“危険な行為”であり、血液感染の恐れがある疾患を抱えてるなら、不特定多数の感染をもたらしかねない。特に、ゴミ回収や場内清掃を担当する係員の、健康を害する行為に等しい話だ。

 

ま、オイラも糖尿病で毎朝インスリンの注射が欠かせない身分なのだが、昨今のペン型注射器は、針自体も極細で、腹部に打つ分には、そこまで痛くはないんだが、オイラの実家一族は非常に皮膚が薄いモンだから、繊細な注射針でも切れてしまう程すぐ出血する体質である…なんせ幼少期から、厚底な上履き履いた状態でも画鋲が刺さった感覚がわかるほどの鋭敏さがあって、幼稚園通園時は毎年、冬場になれば、かかと部分が血で真っ赤っかは日常茶飯事だったw(肌荒れじゃなくて、画鋲が刺さりまくった為…)

 

閑話休題、では…自分で薬剤を打つためのペン型注射器の針は、基本、どうやって処理してもらうのか?答えは至ってシンプル…処方箋薬局か、内科系医療機関(特に糖尿病専門の内科医)に、専用の回収容器に詰めて、窓口に提出すれば、その場で回収してくれます。通常、専用の回収容器自体は、処方箋薬局か総合病院の売店で100円程度で販売してるんだが、容器自体が一回きりの使い捨てなのと、意外と嵩張るモノなんで、携行できる代物ではない事が多い。そのため、インスリンや食品アレルギー持ちで緊急用の解毒剤としてエピペンを携行してる人は、出掛けた先での針の処理に難儀することになる訳である。で、競馬場などの鉄火場によく行く人で、高齢者ほどトイレの汚物入れとかに廃棄する訳である。これ…ガチで危ないからやめろって言っても、当人の“医学的感覚”では通用しないから頭が痛い。そこでどうしたらいいのか?結論を先に言えば、回収容器と同程度の強度があって、携行しやすいモノで“代用”したらいいのである。オイラ的にオススメしたいのは、ブラックコーヒーとかで一部出回っている“ボトル缶”ってヤツ。中身を飲んだ後、水道で軽く洗ってから使えば、蓋がスクリュー式だから密閉できて、液体じゃないからフタをきちんと閉めとけば、カバンの中で使用済み針が飛び散る心配もない。サイズによってはこの時季だと、コートの内ポケットに入れておけるんで、邪魔になりにくい…しかし、このボトル型の缶自体がレア物に近いトコがあるから難儀するかもしれない。そこでもう一つ提案するのは、350ml以下のペットボトル。特にお茶の入ってたモノが、意外と厚みがあることもあって、結構便利。逆に500ml以上のペットボトルは“エコパッケージ”の名の下に薄っぺらい事が多く、場合によっては針が貫通することもある。炭酸系のボトルもいいんだが、糖分のせいでベタベタなんで、きちんと洗ったモノじゃないと、夏場は破裂することもある。(高温に晒すと、ボトル内に残った口内雑菌と糖分が自然発酵して、そのガスでパンパンになるから…)

 

オイラ自身、実家とかで外泊する時に必ず、回収容器も携行するようにしてるんだが、検査キットも含めた一式を持って行くのって、結構荷物になる。しかし、場内で従事してる係員のことを考えると、自分自身がこういった厄介な病気に罹ってしまった事自体が悪いのであって、迷惑をかける分は、自分で最後まで処理するのがスジだと思ってる。だから、同じインスリン使用者として、ちゃんと“注射マナー”は守れと、声を大にして言いたい訳である。

で、大阪への万博誘致が成功した訳だが…

23日、フランスのパリで開かれたBIE(博覧会国際事務局)で、決選投票の末に、ロシアとアゼルバイジャンを抑え、大阪での開催が決まった…花博から35年後、そして熱狂の渦に包まれた大阪(千里)万博から実に55年後、今度は大阪市内のUSJにほど近い(本来ならオリンピック開催予定地だった)夢洲に、あの熱気が帰ってくることとなる。

 

ま、SNSでは毎度のことながら、ネガティブな意見が飛び交ってる様なんだが、先に結論を言えば、1秒先の“未来”すら予測不能なのにも関わらず、よくもまあ、7年後の答えをピーキャー言えるなと思えて仕方ない。予測ってのは、あくまで当たる様なモノじゃないからこそ、その“答え”は無尽蔵にある訳であり、それがたまたま、どう転んだかで“成功”とか“失敗”なんて言う方がナンセンス。やってみないとわからない事を、さも先に“失敗”ありきで語るのは、自分がそこに参加できないから故の僻みと、参加しても“楽しくない”と思うからこその妬みでしかない。自分の“思い通り”になる事だけが“楽しい”とは限らないし、本当に興味がないのであれば、まず話題にすら挙がらない。

 

実際、1970年の大阪(千里)万博の時でも、当時の大阪市交通局が地下鉄利用の需要を甘く見て、国からの打診で特例による御堂筋線延伸を蹴った訳だが、その後どうなったかはご存知の通り。今でも初乗りが安い北大阪急行の運営は、あの熱気から生まれた財産であり、それが今でも残ってるからこそ、箕面への延伸があっても、その赤字幅が最小で済むという試算が出てる。その教訓があったにも関わらず、花博の時、また利用者の数値を読み誤って、建設費をケチるために、長堀鶴見緑地線の車体規格を小さくしたが為に、混雑したのはいうまでもない。(ま、リニアモーターで作ったってのも、車体規格がコンパクト化した要因にもなってるんだが…)

 

そういう意味では、京阪の中之島線は思い切った“先行投資”であり、今後、会場付近までの延伸が見込まれる事を考えれば、確実にペイできる。もちろん、JR西日本や大阪メトロも、会場アクセスの路線としての延伸を行うだろうから、熾烈な争いになる事は予測されるが、それに似合うだけの収益は見込める。ここの部分を見誤って、新線計画や延伸工事を“無駄事業”と切り捨てるのであれば、関西の経済…特に土木関係の需要は、もっと落ちぶれる事になる。それを“望んでる”のであれば別に構わないが、日本の経済全般を考えると、災害復興も大事だが、それに見合うだけの資金を、いかにして調達するかって部分を踏まえた上で語るべきであって、単に富裕層…高額所得者相手に重税を課したり、国際的な大企業に無償奉仕を求める事自体、完全に本末転倒な話である。業績がいい企業は、それに似合うだけの収益…即ち、経済的に潤滑だって事であり、投資した以上の結果が、失敗の数以上にあったからこその話である。業績が悪くても参画する事を表明するのは、先行投資する事で、今後の収益回復を狙ってのことであって、何もせずにいたら、それこそ廃業待った無しである。

 

重要なのは“持続可能な開発”であり、そのために“できること”を何もせずにボーっと待ってるだけでは、結果として“時代遅れ”になるだけで、取り残されるだけになる。自分が取り残されて、ハブられるのが嫌なら、面倒でも参加して、話題について行くしかない。逆に、そんな事を気にしてないのであれば、わざわざ他人がやろうとしてる事に口を挟む必要もないし、不参加でも誰も文句言わない。自分の価値観が他人にブチ壊されるのが嫌だというなら、“他人の価値観”をどう取り扱ったかを考えた方がいい…他人を、“自分好み”に誘導したくて価値観を強引に押し付けてたなら、その反動は必ず、自分が望まなくてもやって来る。逆に互いの価値観を尊重し合えてるのであれば、想像以上の“幸福な結果”が舞い込んで来る。いかなる答えも、そこにあるのは、自分自身の“選択肢”によってもたらされたモノであり、望み通りの結果だけを求めるのであれば、時として形振り構わず動くしかない。それによって周囲が不幸になっても、決して後悔してはいけない…まだ開催までに7年も時間がある。この間に何があったとしても、進むべき道が定まった以上は、そこを目標にして進めばいいだけ。それが嫌なら、勝手にドロップアウトしても、誰も止めないから心配すんなw

GQの健・康・第・イチ! 2018年11月号(ヘルプマークは勇気のしるし)

マーティ(以下テ):ども、マーティです。
シン(以下シ):皆様こんにちは、シンです。
テ:さて、今月はSNSで時折話が挙がる、“ヘルプマーク”という、身障者…特に内臓疾患や脳疾患等で、外見上健常者と間違われがちな人が付けてるタグに関する解説をやっていこうかと思います。
シ:同じく、初期妊娠期の女性が付けてるマタニティマークについても、参考までに取り上げておきます。
テ:ま、マスター経由での情報ではあるんだけど、昨今、ヘルプマークやマタニティマークを付けた人に対する偏見が横行してるようで、これは完全に、本末転倒な状況になってるように思うんですよ。
シ:確かに…敢えてあのタグを付けてる人相手に暴力を振るったり、逆に意図的に主張して傲慢な態度を取る人がいたり…コレって本当に考えモノですよね。
テ:ま、背景には、このマークを掲示することに関しての説明が不十分であることと、中途半端な知識のみが世間に浸透してしまったという部分があると思うね。ここの部分も含めて、改めて妊婦や身障者が付けてるマークの本意について、きちんとやっておきましょう。

シ:さてさて…では“ヘルプマーク”っていかなるモノでしたっけ?
テ:2012年に東京都で使用され始めたのをきっかけに普及してきたんだけど、元々はその前年に、“見えない障害”バッジってのが発案されたことから始まってるんだよ。ただ…大きさやデザインがイマイチで、気付いてもらえないこともあって、東京都議会でこの件が取り上げられ、目立つ上に解りやすいデザインとして作られたのが、赤地に白十字とハートマークが施された、現行のヘルプマークが考案、採用されたことから、現在に至るって訳だよ。これより先に、2006年に厚労省で、初期妊娠の女性向けに公表されたのが、ピンクのハートに母子が描かれた、マタニティマークってモノなんだけど、共通している部分は、外見上では解り辛い、人工関節や義肢を装着してる身障者や、妊婦の存在に気付いて欲しいという意図が込められてるんだよ。
シ:でも…なんでそれを付けてることを批判する人が多いのでしょうか?
テ:背景にあるのは、日本人の“健常者至上主義”な社会構成が根幹にあって、そこからはみ出てる時点で…しかも、女性は妊娠・出産で一時的に仕事ができいない時期があることを踏まえると、女性に対しても軽視する傾向にあるんだ。だから、30年以上も前だと、結婚を機に職場を離脱して専業主婦になる事が一般的な事だったし、再就職も、正社員は難しくてパート職で低賃金が普通の事だったんだ。当然、事故や病気が因で身障者となれば、排斥対象として社会で嫌われたんだ…特に精神疾患だと、もうその時点で“人生オワタ”な訳で、だからみんな、それ故の嘘をつかざる得なかったんだ。
シ:つまり、誰かに手助けして欲しくても、それを煩わしいと感じる人が多いから、自分の意思で“助けて”と言えない弱者が、泣く泣く現状に耐える必要があったって訳ですね…
テ:ボクの“生前さん”もそうだったけど、糖尿病が因で、食事制限やインスリン投与で、通常の人よりも血糖値が乱高下しやすく、それによる体調不良が頻発しやすいから、激しい運動の後とかは、低血糖で意識混濁することもあるんだよね。だから常に、緊急用の糖分補給として飴やキャラメルをポケットに忍ばせてたりするんだよ。本当なら、ブドウ糖が手元にある方がいいんだけど、アレって、手に入りにくいモノだから、代替品として飴や炭酸飲料を口にする事で対応してるんだよね。
シ:そういえば迷馬さんも、ウォーキングの際にポケットにパインアメやはちみつ飴を持って行きますよね…あれもそういう意味ですか。
テ:とは言え、マスターの場合は、それで倒れるってことはないと思うな…なんせ、血糖値が高過ぎて身動きが取れない事はあっても、低くて…ってのは…
(マーティ、後で体育館裏な。)

((((;゚政゚)))))))…地雷、踏んじゃった…
シ:┐(´審`)┌多分、やるとは思いました…


テ:話が中途半端になりましたが、ヘルプマークを付けてる人は、人工関節や透析患者である事が多く、また、心臓ペースメーカー装着者であることも考えられるため、体調異変に気が付いたら、迷わず救援を呼んでください。公共交通機関を利用してるのであれば、優先席云々に関わらず、席を譲って下さい。また、初期妊娠は当人ですら気付いてないことも多いので、顔色が優れない女性がいたら、一声かけて駅係員や乗務員に救援を求めてください。
シ:特に妊婦さんの場合、その身に新たな命を宿しています…無事に出産できるように、周囲の協力を求めてきたのであれば、邪見に扱わず、助けてあげて下さい。高齢者であっても、相手がどんな事情があって、そこで蹲っているかを察して下さい。体調不良は、当人の努力だけでは避けられません。まして、風疹が再び流行の兆しがあるとされてますから、予防医学の観点からも、ワクチン接種とマスク着用は、自分自身を守るためにも行って下さい。
テ:それではまた…お相手はマーティと、
シ:シンでした…それではこれで、失礼します。

組織票で何が悪い?

今年も何かと大騒動な状態だった“ゆるキャラグランプリ”ではあったが、結果に関して言えば、ま、順当というか、不正行為云々より、現地での投票を優位にした結果、一応、この手のイベントでは常連であるカパルが優勝ってことになったw が、今回の結果に関してより、インターネット投票での“不正”行為として叩かれた、四日市のこにゅうどうくんは、ちょい気の毒である。なぜなら、四日市市だけでなく、存在を知ってた一部のマニア…特に旧街道巡りや各地の祭りを巡ってるマニアにとって、結構有名なゆるキャラでして、見た目は確かにキモいんだが、モデルになってるモノを知ってると、これでもかなり“カワイイ”部類になるw

 

それはさておき、こういう人気投票ってモノは、実際の選挙同様に“組織票”というモノが必ず存在してる。今回、ここまで大騒動になったのは、その“組織票”が自治体職員だったということである。しかし…ここでちょっと考え方を変えると、本来の国政選挙や地方選挙だと、公職法で公務員が、職場の“業務命令”として特定の政党や候補者に肩入れする事は禁じられているけど、コレは、公選法適用の“選挙”でしょうか?仮にコレを48グループの総選挙だとして、自分の推しメンをトップに据えたいが為に有り金叩いて投票券付きCDを大量に購入することに対して、不正行為だと批判するのって、何様でしょう?つまり、四日市市泉佐野市がやった行為は、そういうことです。官民一体で、あるいは、市職員が一丸となって、自分達のゆるキャラを“全国区”に押し上げたいからこその行為であって、地道に地元イベントに参加するだけじゃ知名度が上がらないから、こういう日本中が注目してくれそうなイベントでバカ騒ぎして、次の機会に更に知名度を上げる為の下地を作っただけに過ぎません。ここで目くじら立ててる人は、こういった人気投票系のイベントは、公営競技と違って、組織票がモノをいう話であることを、更には、どこまでいっても“地域活性”という名目があってこその話だってことに気付いてもらわないと、話になりません。

 

ゆるキャラ”の多くは、本来は子供相手に企業・組織の名前や存在意義を、自治体なら地元地域の文化や歴史を、理解しやすくする為に存在してる訳であり、故に、イベント主催者として名を連ねる際に、交流のきっかけとして登場する訳です。ここの部分では、欧米諸国のスポーツチームや企業が持っているイメージキャラと一緒で、子供が見ても、それが何の組織や団体であるかを認識するのに、大いに役立ってるのです。当然ながら、識字率が低い新興国においても、こういったキャラクターを表記してある組織や企業に対して、相手の言葉が理解できなくても、認識する事ができる訳です。つまり、キャラクターの認知度が上がれば、その分の説明が省ける訳であり、当然ながら自治体や企業にすれば、その分の広告費を抑えることもできるのです。

 

しかし…くまもんやふなっしーのように、既に存在そのものが“本末転倒”な方向に行ったゆるキャラも存在してる訳で、地域振興という名目から外れて、むしろ知名度があり過ぎて意味不明になってるきらいがある。一応、くまもんは熊本県の公式キャラであり、ふなっしー船橋市ご当地キャラではあるが、行政公認のキャラじゃないから、自由奔放に暴れられる訳である。ここの部分を誤解してる人が結構多く、イベントで登場するのは、帰属する地域の現状を訴えたり、観光誘致のためのPRが主眼である。キャラの肖像権や著作権も、基本として、地元住民がイベント告知などで使う分に関してはフリーでも、他の企業や広告媒体として使うとなると、分相応のギャランティが発生する。つまり、ここの部分が曖昧だと、それ故の勘違いが多発する訳であり、その数だけ“偽物”が跋扈することになる。

 

本題から逸れたので元に戻すと、人気投票である以上は、自分が好きなキャラを推したくても、現場で(あるいは、ネットによる事前登録で)参加しなければ、蚊帳の外で話にならないのであり、また、組織的な力が盤石なトコと真っ向から勝負したトコで、犬死するのがオチである。いかなる反則をやっても“知名度を上げる”という当初の目的から外れていない以上は、文句を言う筋合いはない…但し、いい意味での知名度だったらともかく、形振り構わずでやった以上は、ダークなイメージがつきまとっても、それ故の代償であるから仕方ない。それでも、自分自身を世間に知ってほしいと願うからこそ、それこそ形振り構わずな方へ向く訳です。それは、ハローキティがサンリオのキャラクターの中で“仕事を選ばない”と言われるのと一緒。あそこまでの知名度になると、もはや悪ふざけではなく、イメージ戦略として世界共通の“合言葉”になるため、どう考えても場違いなトコで用いても、誰も文句言えないのです。そこんトコを狙っているなら、むしろ四日市市泉佐野市のやった事は“正しい”のです。

“ベリカード”って何だ?ラジオマニアの豆知識

ま、まずはこのネタの元となるつぶやきを読んでくれ…

早い話が、“ベリカード”という、あらゆる放送局が番組等関係なくリスナーに配布してる特別なノベルティーグッズで、受信証明書とも言われる、およそ葉書サイズのカードである。これを取得する為には、受信した放送局に対して、いつ・どこで・どんな状況で受信できたかを、送信元の放送局に報告する、“電波受信報告書”という書類を郵送で提出することが条件となる。

 

実はこれ、国際的な“約束事”として定められているモノで、特に放送免許で定められた区域“以外”で放送電波…主にラジオの電波を、受信機で捉えることができたかを、受信したリスナーは放送局に報告することができる訳で、この情報を基に、地球上のどこまで電波が届いてるのかを確認する訳である。言い方を変えると、各国の放送局…それこそ民営も国営も関係なく、“正しく電波を利用”してるかを、国際的な監視の下でやっている訳である。故に、この報告書が一般リスナーから放送局に届くということは、二つの意味で賞賛することができるのである。一つは“正しく放送電波が届いてる”という意味、もう一つは、“遠方まで放送電波が飛んでいた”という意味だ。

 

では、件の“電波受信報告書”とはどういう書類なのか?これはリスナーが記載する書面ではあるが、用紙に関する規制はない。ま、ぶっちゃけ、A4ノートの切れ端で充分な訳だが、基本的に“何を報告すべき”かってのが重要であって、特に“SINPOコード”という略称で記載される評価がないと、ただ“受信したw”では意味がないのである。で、この“SINPO”ってのは、

 

S…信号の強さ、要は安定した受信ができる電波が出てるかを示すポイント

 

I…混信、他の放送局との干渉がないかどうかを見極める目安。

 

N…ノイズ、変な雑音や他の電子機器の影響を受けてないか。

 

P…伝播障害、明瞭に音声情報が受信者(リスナー)に届いてるかどうか。

 

O…総合評価、全体的に受信状況が良好だったかどうかの判断。

 

の、それぞれで、いずれも5段階評価で表記する訳である。一部ではフェーシング(衰調ともいう、電波の変調)周期や質、深度の報告も追加されてるらしいのだが、基本的にはそこまで細かいことを記載することは不要なんだが、これの評価自体、実はリスナーの聴覚次第であって、意外といい加減w しかし、これが遠方から届くとなれば、放送局…特にローカルラジオ局にとっては、いろんな意味で励みにもなってる訳である。

 

特に、80年代から90年代前半は、コアなラジオリスナーが、挙って全国の中波(AM)ラジオ局の遠距離受信をやってた訳で、この時から全国のラジオマニアの間で“四天王”と称され担がれた局アナがいた…今でも第一線でラジオで、(一部はテレビで)活躍してるのが、西から順に紹介すると、KBC九州朝日放送の沢田幸二アナ、CBC中部日本放送小堀勝啓アナ、ニッポン放送の上柳昌彦アナ、STV札幌テレビラジオの明石英一郎アナが、それぞれの放送局の枠を超えて、人気を博してた訳である。(ま、文化放送吉田照美アナも人気してたんだけどね…時代的には“バキボキンスキー”もだけどなw)で、彼ら以上に番組そのものが注目され、今でも愛されている番組が、CRKの看板番組の一つにして、アニソンラジオの元祖こと、“青春ラジメニア”である。関西圏のラジオ番組で、全国的に有名な番組は数あれど、radikoの普及によって、更なるリスナー獲得ができた番組としては、老舗のキラーコンテンツと評してもおかしくない。が、80年代の時点で、既に首都圏で人気を博してた上に、放送免許の都合で、一部地域では受信できない(随分以前にも“我ラジ”枠で解説したが、CRKは、地上波での放送は志向性アンテナを用いて番組送信を行なってる為、高知県や南九州では受信できない。)リスナーも聞けるようになったから、更なるリスナー開拓ができたことで、放送前の準備に結構てんてこまいしてるとのことw

 

話が脱線したんで元に戻すと、“SINPOコード”と、その計測で聴いたラジオ番組の視聴時間と場所、番組の内容を記載して、受信した放送局に送ると、しばらくして確認が取れたことを証明する為に、報告をくれたリスナーに発給される訳なのです。特にラジニケは世界で唯一の民間運営での短波ラジオ局ということもあって、それこそ報告を受ける先は全世界…かつて、南極越冬隊を対象にした番組を放送したという歴史があるだけに、そりゃそうな訳でw 

 

ただ…最近はこういうベリカードの発給をやめた放送局…特にFMラジオ局では、開局当時から発給してないトコも増えた為、結構レアな代物になってしまった訳で…w

一部の韓国人が勘違いしてる、歴史的な悲劇の話…

何やら、某音楽番組に出演予定だった韓流アイドルグループが“ある問題”を理由に、出演キャンセルした件について、たった一言で言えば、いくら教育現場で“反日”を是とする概念を教えられても、原爆投下に関して“ザマァw”な発言をしたり、不幸を喜ぶ様な表現をしたTシャツを着て走り回る行為は、日本人のみならず、核廃絶を真面目に訴えてる人々から、顰蹙を買うのは当然であり、それでもそれを“正義”として掲げるのであれば、それこそ第三国の思うツボである。特にアメリカやロシアにとって、日韓で戦争が勃発すれば、損益が甚大になる上に、中国の侵攻を止められなくなる…今の韓国は、北朝鮮よりも中国に近い発想と、反日感情に隠れた反米感情が露骨であり、その背景にあるのが、北朝鮮アメリカが直で交渉の席に着いてる事であり、ある意味“蚊帳の外”な状態に焦っているからと推測できる。

 

本来、“原爆バンザイ”な発言は、アメリカ本土であれば、その“理由”と他所ではやってはいけないモラルの部分で教育現場では取り扱われる範囲であり、故に、日本人を侮辱する行為と見做され、場合によっては名誉毀損で裁判沙汰になりかねない。同じヘイトスピーチでも、一番やってはいけない部分をやった場合、それこそ物理的実害がなくても刑務所に数ヶ月放り込まれる事態にもなりかねん話なのである。なぜなら、原爆を“実戦投入”したのはアメリカであり、その原因は日本が真珠湾を襲った事に対する“報復”と、白人至上主義者にあった日本人を含めた東アジアの民族に対する軽視からの“大規模人体実験”の意味合いが強い…一説には、旧ソ連を牽制する為の“みせしめ”として、軍需工場が集中して、且つ、重要な拠点基地だった広島と長崎に、タイプ違いの原爆をそれぞれ投下したとされる話もある。それこそ、ここに徴工員として朝鮮半島から来てた人々もいて、そこで被爆してる訳であり、朝鮮2国の人々も、他人事で済ませてはいけない話である。

 

にも関わらず、“反日ならなんでも正義”という発想が強くなり過ぎて、今回の件に至った訳だが、どうしてそれなら、被爆者団体や核兵器廃絶運動団体が、この件に関して“無視”したか?やはりそこにも、“反日正義”で誤魔化そうとした態度が見え隠れしてる訳であり、こういう団体こそ、しっかりと歴史上の事件に対して、きちんと教育すべき部分を疎かにしてきたツケである。“相手”を間違えていることを指摘できない程、過去から続く因縁に囚われ、惑わされた結果だ。原爆を作ったのは、そもそもはドイツが化学兵器で戦争を優位に戦っていた事に対する、フランスやアメリカといった“連合軍”の報復であって、日本はドイツと同盟結んで“枢軸国”だったが為に、ドイツの代わりに核兵器使用の“実験場”になった訳であり、故に、アメリカにしたら“連合軍”の一員として旧ソ連中国共産党(当時の中国政府は共産党独裁ではなく、ある意味で民主国家だった)に対する“捨て駒”として日本と朝鮮半島を事実上支配したかった…という訳である。

 

ここまで説明すると、いかに件の韓流アイドルが世界史…特に現代史において、何も学んでこなかったかがよくわかるし、故に気の毒でしかない。斬新なデザインで、しかも“反日正義”だったといって選んだTシャツが、結果として、世界中のファンから嫌われて目の前から去って行く人々を、自分達で止める事は、最早できないのだから。

“自作”ってのはタダじゃねぇんだよ!!

言葉を荒げて言わせてもらうが、如何なる“自作物”にも、著作権は存在するし、製作技術を習得するために、たとえ我流であっても修練のために結構な費用を注ぎ込んでやってる訳である。当然だが、制作費の中には原材料費や、機材のレンタル料等も含まれる訳であり、コレにプラスして手間賃を取るのは、業者じゃなくても通常は常識の範疇の話だ。

 

しかし…とあるテレビ番組でとんでもない情報を流したが為に、今、コミケなどで自作小物を制作・販売を行ってる作家が悲鳴を上げているという話を、SNSで散見される事態になっている。忘れちゃ困るが、材料費以外支払わないっていうなら、同じ素材をくれてやるから作ってみなって話であり、さっきも指摘した通り、如何なる物品も材料費以外のコストが上乗せされた状態で販売するのは、その“技術料”を利用者に対して徴収してるのであり、それは次回作を用意するための研究費として使われる部分である。言い方を変えれば、レストランに入って注文した料理を“安く食べたい”が為に、無断で厨房に入って、自分でその店の味を、そのまま再現できるかって話だ。

 

例えば、衣料品とて、家庭科で習う範疇の技術のみで簡単なモノなら作れるかもしれんが、その制作に使用する布地や型紙を“自作”で取り揃えられるのであれば、著作権無視して制作もできるだろうけど、そこまでの手間は素人では無理…だから手芸店で布地や毛糸玉を、あるいは縫製型紙の本を買ってきて、そこからカスタマイズするのが普通である以上は、そこに掛かる費用がどんなモノであるかを理解した上で文句を言うべきだろう。“消費税を取らない”と明言してる店舗でも、実際の価格には、材料費等に掛かった消費税が含まれている訳であり、勝手にそんな事(消費税徴収しない)をやれば、税務署がすっ飛んできますわw(もちろん、例外事案は存在するが、基本的に売上が一定額を超えた時点で、消費税分は、収益分に掛かる直接税とは別で徴収される。)

 

オイラが自作イラスト以外の壁紙やアイコンを使わないのも、著作権問題で他の作家とトラブルになることを避けたいからであり、完全なオリジナルとして自前で作った作品である以上は、どんな使い方をしようが、自分が“作者”である以上は、誰にも文句は言わせない…という姿勢でやってる訳である。これは同人作品でも一緒で、作者自身が“自分自身で使う分”であれば、どこで何に使うかってのは“作者の勝手”であり、もしそれに対して第三者が、あるいは知人が“欲しい”というのであれば、それこそ、分相応の制作費用を工面してやるのがスジであり、現金以外での取引であっても、それは“成立”する訳である。

 

6年ほど前に、御来光様がオイラのイラストを使用したいという連絡を受けた際に、相手が相手だから無償での利用を許可し、SNSの公式垢プロフィール画面のプヘッダとしておよそ1年間使われてたことがあったんだが、こん時の“使用料”は、直筆サインで納得している…これは、どこまでも“個人使用”という範疇だからこその話であり、企業として取引するような話であったなら、それはそれで話が別である。

 

作者・作家である以上、金銭的な取引が伴う契約の場合、相手側が値踏みした時点で“依頼を断る”のも一つの考えであり、それが因で仕事依頼が全く途絶えたとしても、気にする必要はない。“タダで仕事しろ”というオーダーを出してる時点で、制作現場をバカにしてる態度であり、自分で“作れない”から依頼してるのである以上、分相応の代償を払うのは、当然の話にならないといけないのであって、むしろ技術を無償でやるべきという日本人気質な風潮こそ、本気で改めなければいけない話ではなかろうか。